次回は、2008年!?に予定されている横浜トリエンナーレのプレス発表に行きました。
二回目のは、磯崎新さんが途中降板し、アーティストの川俣さんがアーティストならではの発想で、市民ボランティアの人も巻き込んだ形でなんとかやりこなしたトリエンナーレですが、いよいよ三回目です。
次回の総合ディレクターは神奈川県立近代美術館の企画課長でもある水沢勉さん。テーマは「Time Crevasse」(時間のクレヴァス)国際展のクォリティは保ちつつ、多くの人にアートが伝える時間を越えるメッセージの強さと深さと魅惑を感じてもらえたら、ということ。
今年韓国の光州・釜山や、中国の上海や、シンガポールで開催されたビエンナーレも二年後にあたります。ちょうど同じ年に開催される予定なので、他の国際展との連携も深めていくとのこと。
キュレトリアル・アドバイザーは今のところ、外国の人3人。
ドイツのダニエル・バーンバーム。
ビタミン・クリェイティブスペースのフー・ファン、私がむかーし会った時は、パリ市立美術館にいたハンス・オブリストら三十代後半の世界で活躍しているキュレータたち。実際にキュレーションを行うメンバーは今後増える可能性があるそうです。
質疑応答で、水沢さんは一度目のトリエンナーレの四人のディレクターのうち、河本さんティストに・・みたいなことを言ってました。
河本さんのコーディネーターをさせていただていた私は、内心ヒヤヒヤ。河本さんはバッタのキュレーターでもあり、同時に担当していた、赤煉瓦会場の狭間にあって、予算が足りなくてどちらか捨てようかとすら(冗談でしょうけど)悩んでたし。なんとなくですが、ハンスと水沢さんは色があわないよーな気がするし。水沢さんじしんは学究肌の人だから「後2年じっくり時間をかけて」と言ってましたが、2年しかない上、場所もまだ決まってなければ、だいたい生きたアーテイストの欲望と、あのドサクサに耐えられるのだろうか・・・と。心配になったりしました。
一度目にかかわっている人たちが何人か会場に来ていて、だから「組織委員会のその組織をしっかり作ろう」とあれほど言ったのにねぇ・・・。国際交流基金の担当、伊藤さん小山さんは一度目から実働隊なのではありますけれど、いかんせん、みんな年もとっていくわけですし、結局コアの組織がしっかりしていなければ、なんだか最後のドタバタがひどくなるのに。
一度目は、最終的には半年で組織を作って、夜中も昼も無く働いていたので、みんなからそういう意見が出たのですが・・・。
二回目は、丸投げしようとして失敗して、今回はどうするんだろうか。まぁ、内容的にはオーソドックスな落ち着いたものになるでしょうが、多分。
そうなると、二回目で盛り上がった浜ことりなど市民ボランティアとの連携をどうとるかなど色々ありそうです。
私は、三回目は市民に任せる横トリとかにするんかと思ってましたが・・。
まぁ、水沢さんは東博の「仏像展が・・」てなことも口にしてましたから、日本独自の国際展ということでいっそのこと日本人アーティテストのみで会場構成しちゃうとか。
彫刻は仏像からでもはじめていいから、障壁画ももってきて近代の日本画から洋画や現代にいたる日本のアートの現在までひっぱって来たらこの際どうでしょうか。
海外の有名なアーティストと仕事をすることは、楽しいことでもあるのですが。だって、他の国際展でも作品見られるしなぁと思えば、純粋にアートに使える予算は四億しかないわけだから。。。
私的には、今回のテーマがなんか一番好きです。
水沢さんならではの、渋い、いい味の国際展を期待しています!!
二回目のは、磯崎新さんが途中降板し、アーティストの川俣さんがアーティストならではの発想で、市民ボランティアの人も巻き込んだ形でなんとかやりこなしたトリエンナーレですが、いよいよ三回目です。
次回の総合ディレクターは神奈川県立近代美術館の企画課長でもある水沢勉さん。テーマは「Time Crevasse」(時間のクレヴァス)国際展のクォリティは保ちつつ、多くの人にアートが伝える時間を越えるメッセージの強さと深さと魅惑を感じてもらえたら、ということ。
今年韓国の光州・釜山や、中国の上海や、シンガポールで開催されたビエンナーレも二年後にあたります。ちょうど同じ年に開催される予定なので、他の国際展との連携も深めていくとのこと。
キュレトリアル・アドバイザーは今のところ、外国の人3人。
ドイツのダニエル・バーンバーム。
ビタミン・クリェイティブスペースのフー・ファン、私がむかーし会った時は、パリ市立美術館にいたハンス・オブリストら三十代後半の世界で活躍しているキュレータたち。実際にキュレーションを行うメンバーは今後増える可能性があるそうです。
質疑応答で、水沢さんは一度目のトリエンナーレの四人のディレクターのうち、河本さんティストに・・みたいなことを言ってました。
河本さんのコーディネーターをさせていただていた私は、内心ヒヤヒヤ。河本さんはバッタのキュレーターでもあり、同時に担当していた、赤煉瓦会場の狭間にあって、予算が足りなくてどちらか捨てようかとすら(冗談でしょうけど)悩んでたし。なんとなくですが、ハンスと水沢さんは色があわないよーな気がするし。水沢さんじしんは学究肌の人だから「後2年じっくり時間をかけて」と言ってましたが、2年しかない上、場所もまだ決まってなければ、だいたい生きたアーテイストの欲望と、あのドサクサに耐えられるのだろうか・・・と。心配になったりしました。
一度目にかかわっている人たちが何人か会場に来ていて、だから「組織委員会のその組織をしっかり作ろう」とあれほど言ったのにねぇ・・・。国際交流基金の担当、伊藤さん小山さんは一度目から実働隊なのではありますけれど、いかんせん、みんな年もとっていくわけですし、結局コアの組織がしっかりしていなければ、なんだか最後のドタバタがひどくなるのに。
一度目は、最終的には半年で組織を作って、夜中も昼も無く働いていたので、みんなからそういう意見が出たのですが・・・。
二回目は、丸投げしようとして失敗して、今回はどうするんだろうか。まぁ、内容的にはオーソドックスな落ち着いたものになるでしょうが、多分。
そうなると、二回目で盛り上がった浜ことりなど市民ボランティアとの連携をどうとるかなど色々ありそうです。
私は、三回目は市民に任せる横トリとかにするんかと思ってましたが・・。
まぁ、水沢さんは東博の「仏像展が・・」てなことも口にしてましたから、日本独自の国際展ということでいっそのこと日本人アーティテストのみで会場構成しちゃうとか。
彫刻は仏像からでもはじめていいから、障壁画ももってきて近代の日本画から洋画や現代にいたる日本のアートの現在までひっぱって来たらこの際どうでしょうか。
海外の有名なアーティストと仕事をすることは、楽しいことでもあるのですが。だって、他の国際展でも作品見られるしなぁと思えば、純粋にアートに使える予算は四億しかないわけだから。。。
私的には、今回のテーマがなんか一番好きです。
水沢さんならではの、渋い、いい味の国際展を期待しています!!