平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

JIN-仁- 第4話~意地を張っていてはロクなことはない。

2011年05月09日 | 大河ドラマ・時代劇
★手術あり、恋愛あり、歴史あり、謎・ミステリー(あのホルマリン・ベイビーは何か?)あり、SF(タイムスリップ・神の意思)あり、何とぜいたくな内容なのだろう。
 しかもこれらが見事に融合している。
 次に何が起こるのか、予想できないのも楽しい。
 かくして我々は次回を期待して1週間を過ごすことになる。

★さて、今回は<血>の話。
 川越藩主の恵姫(緒川たまき)の松平の血。これを残さなければならないという思い。
 輸血。他の血統の血が混じること。
 これに関係して、咲(綾瀬はるか)の橘家の血統の話→仁(大沢たかお)と咲の恋愛話。
 <血統>というテーマで統一されていて、実に上手い。
 仁先生は相変わらず女性の気持ちのわからない朴念仁ですが……。そこが仁先生らしい(笑)。

★あとは龍馬(内野聖陽)。
 薩長同盟。
 薩摩も長州も<この国を何とかしたい>という思いがいっしょなら、意地を張り合ったり、面子にこだわったりすることはないはずなんですよね。
 それは医学界の対立もそう。
 <患者を救いたい>という思いを持っていたら、足の引っ張り合いをすることなどない。
 仁と仁友堂の仲間たちは、そのことをペニシリンを<架け橋>にして伝えようとしている。

 「意地を張っていてはロクなことはない」

 恵姫が咲に語った言葉だが、この点でも物語が統一されていた。


※追記
 龍馬が寺田屋で銃を発砲するシーン、カッコ良かった。
 映像的にも凝っていた。
 「必殺仕事人」などでもそうだが、障子は映像効果を高める。
 
 
コメント (6)
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