平成エンタメ研究所

最近は政治ブログのようになって来ました。世を憂う日々。悪くなっていく社会にひと言。

「推しの子」最終話~見事なストーリーテリング! 圧巻のライブの後は有馬かなと黒川あかねのバチバチ!

2023年06月29日 | コミック・アニメ・特撮
「推しの子」最終話。見事なストーリーテリングだった。

 冒頭はJIF(ジャパン・アイドル・フェスティバル)でのB小町のライブ。
 メインステージの人気ライバルが「かわいい子がいた」と言ってB小町に触れ、
 3人のドルオタがB小町を語る。
 視聴者ははやくB小町のライブを見合いのに見事な焦らし方だ。

 そしてライブ。
 視点は有馬かな(CV潘めぐみ)。
 かなは、会場がMEMちょ(CV大久保瑠美)のサイリュームカラーの黄色一色で、
 観客が人気インフルエンサーのMEMちょ目当てで来ていることを分析する。
 パフォーマンスが進むにつれ、観客がルビー(CV伊駒ゆりえ)に気づくのを見て、
 かなはルビーが「天性のアイドル」であることを認識する。
 では自分は?
 自分を見てくれる人はいない。応援してくれる人はいない。
 このステージにいることの違和感でかなは引き裂かれる。
 しかし──
 会場にかなのサイリュームカラーの「ホワイト」が!!
 そのサイリュームを振っているのはアクア(CV大塚剛央)だった!!

 僕は何らかの形で、アクアがかなのために出て来るだろうなと予想していたが、
 まさかこんな形で登場するとは!
 これを見て、かなはアクアを夢中にさせてやる! と決意。
 パフォーマンスの質も変わって、観客はかなにも注目し始める。

 いやあ、実に見事な作劇だ。
 ルビーに続いて、ついにかなもドルオタに見つかってしまった。
 B小町がエース級のメンバーを揃えていることをファンに認知されてしまった。
 …………………………………………

 ライブ終わりは、面倒くさい女・かなとツンデレ・アクアのラブコメ。
 かなは、アクアと黒川あかね(CV石見舞菜香)の交際が仕事上のものだと知って大喜び!
 翌日、自分と話をするためにアクアがぴえよんになったことを弄って、またまた大喜び!
 落ち込んだり、怒ったり、喜んだり、デレたり──感情の起伏が大きいところが、かなの魅力だ!

 ふたりを見つめるMEMちょは黒川あかねの友だちでもあり、
 この恋愛で、あかねとかなのどちらを応援していいか、困惑している。笑
 ルビーは、かなの恋愛には気づいていないが、
 心のねじくれたアクアと面倒くさくい有馬かなが合っていることは直感でわかっている。
 ああ見えて、ルビーは結構、人の本質を理解しているのだ。
 …………………………………………

 そして物語は、『東京ブレード』という2.5次元の舞台の話へ。
 これにはアクア、かな、あかねが出演する。
 かなとあかねは子役時代からのライバル同士だったこともあってバチバチ!
 これにアクアへの思いも加わって、バチバチはエスカレート!
 特にあかね。
 かなの口が悪いのはみんなが知っている所だが、あかねが豹変。
 上から目線のかなに対して、
「もう役者、やめたのかと思ってたけど」
「そう言えばアイドルやってるんだっけ」←ここまで言うか?
 有馬かなと仲よくやろうと諭すアクアには、
「仲よくなれるわけないでしょう?」
「有馬かながピーマン体操やってる時、わたしは必死に努力して来たの」
「積年の恨み晴らしてやる……!」←恐っ!
 黒川あかねの魅力って、この二面性なんですよね。
 普段はおっとりしているのに狂気を秘めている。

 というわけで第1シリーズはここで終了。
 番組最後で、第2シリーズの製作も発表された。
 次のシリーズがこんなに楽しみな作品はない。


※関連動画
 YOASOBI「アイドル」埼玉スーパーアリーナ(YouTube)
 ※会場、メチャクチャ盛り上がってる!

コメント (6)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どうする家康 第24回「築山へ集え!」~瀬名、理想を説く。日本がひとつの慈愛の国になるのです!

2023年06月26日 | 大河ドラマ・時代劇
 瀬名(有村架純)が考え、意見交換していた「世のこと」「国のこと」「この先のこと」。
 それは──
 三河・駿河・遠江・甲斐・信濃・相模・越後・奥州の大きな国を作ること。
 統一された銭で人と物が盛んに往来する経済圏を作ること。
 慈愛の心で結びついた国を作ること。
 当座は信長(岡田准一)と対立するだろうが、いずれは信長も参加して、
 日本はひとつの慈愛の国になる。

 瀬名は家康(松本潤)に説く。
「奪い合うのではなく与え合うのです」
「憎しみを捨てるのです」
「これはあなた様(家康)の中にもあったもの」
「ひとつの夢を見て下さいませ」

 しかし、武田勝頼(真栄田郷敦)は──
「よい頃合いだ」
「おなごの謀には乗れん」
「わしは戦って死にたい。父・武田信玄を超えたい」
「築山の謀、世に打ち上げよ」
 ………………………………………………………………………

 瀬名の構想は正論なんですよね。
 戦争なんかより豊かな経済圏を作る方が人の生活にとって、よほど有効だ。

 しかし、理想論でもある。
 これが成立するには、人が皆「慈愛に満ちた善良な存在」である必要がある。
 だが、現実には武田勝頼のような考えをする者もいる。
 北条、上杉、伊達らも瀬名の構想をどう考えたのだろう?
 人間は欲のかたまりであり、いびつな自我を抱えているのだ。
 愚かでもあり、経済の繁栄の方が幸せをもたらすことがわかっていても戦争を起こしてしまう。
 宗教は「慈愛に満ちた存在になれ」と説くが、人はなかなかそこに到達できない。

 瀬名の理想に共感した人たち。
 久松長家(リリー・フランキー)、於大の方(松島菜々子)。
 今川氏真(溝端淳平)、糸(志田未来)。
 千代(古川琴音)、穴山信君(田辺誠一)。
 家康、信康(細田佳央太)、五徳(久保史緒里)、徳川の家臣たち。

 しかし、彼らの理想もたったひとりの権力者の存在(武田勝頼)で壊れてしまう……。

 これが人の世であり、人の歴史である。
 ……………………………………………………………………

 築山事件をどう描くか、楽しみだったが、
 逃げずに正面から突っ込んだ内容で、なかなかよかった。

 瀬名を「大きな構想力をもった女性」と描いたこともよかった。
 これが単に「武田に乗せられた女性」「感情的な平和論者」として描かれたら、
 瀬名はおバカさんで終わってしまっただろう。

 でも……。
 理想主義に走りすぎた点では「おバカさん」になってしまうかな?
 人間というものを知らなさすぎる。
 かつて鳩山由紀夫は東シナ海を「慈愛の海」にすると発言して「ルーピー」と揶揄されたが、
 それに似たものがある。
 結果、鳩山由起夫はアメリカの逆鱗に触れた。
 でも、「大賢は大愚に似たり」。
 こういう理想を説くおバカさんがいないと、世の中は悪くなるばかり。
 理想の炎を消してはならない。


※追記
 そう言えば、遠藤周作もキリストを「おバカさん」と表現していた。
・瀬名=キリスト
・勝頼=キリストを裏切ったユダ
・信長=キリストを磔刑にしたローマ皇帝
 と例えられるかもしれない。

コメント (15)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

ロシアで軍事クーデター~ワグネル、モスクワに進軍。ロシア軍、ワグネルに合流? プーチン大統領、サンクトペテルブルクに移動?

2023年06月24日 | 事件・出来事
 ロシアで軍事クーデター。兵数2万5000人。
 ワグネルのプリゴジン氏「武装蜂起」を宣言。
 モスクワは厳戒態勢。

 以下は、CNN、BBC、ツイッター、独立系メディアなどで報じられているロシア情勢のまとめです。
 不確かな情報も入っている可能性があります。
 ……………………………………………………………

・米高官「ワグネルとロシアとの情勢を注視している。これは現実だ」

・英・国防省
「モスクワを目指しているのはほぼ間違いない。ワグネルとロシアの治安部隊との間で戦闘があった形跡はほとんどないため、一部の部隊はワグネルに屈服か」

・ロイター通信
「ロシアの民間軍事会社“ワグネル”は、ヴォロネジの全ての軍事施設を占拠」

・ワグネルはモスクワに向け急速に進軍中。
 ロストフ→ヴォロネジ→モスクワ。

・ワグネル・プリゴジン氏
「露軍上層部がもたらす悪を止め、正義を回復すると決めた。戦闘員や何万もの露軍兵の命を奪った者は罰せられる。抵抗する者は破壊する」

・プーチン大統領、緊急演説。
「われわれの団結を分裂させる行動は前線で戦っている戦友への背信であり、わが国と国民に対する裏切りだ」
「内部の裏切りも含め あらゆる脅威から国民と国家を守る」
「この犯罪に巻き込まれようとしている人々が致命的で悲劇的な過ちを犯さぬよう、唯一の正しい選択を、つまり犯罪行為に加担しないことを強く求める」

・ロシア軍がどんどんワグネルに寝返ってモスクワを目指している様子。

・ワグネル、モスクワまで300km地点に到達。

・モスクワ~ヴォロネジ~ロストフ・ナ・ドヌを結ぶM-4高速道路でワグネルの車列が空爆。

・ヴォロネジの燃料施設、ロシアのヘリコプターにより空爆。

・モスクワ80km地点で防衛陣地を構築。

・モスクワでワグネルの看板の撤去がはじまる 。

・必要に応じてインターネットが切断されるとロシア当局。

・ワグネルがモスクワに近づいた場合、ロシア軍はオカ川にかかる橋を全て爆破すると警告。

・モスクワのヴォードニク拘置所で大規模な暴動が起きた模様。

・ロシアの大統領専用機1機がモスクワから離れた。

・プーチン大統領はサンクトペテルブルクに移動との情報。

・大統領専用機がモスクワから飛び立ったものの、ぺスコフ報道官は「大統領はまだクレムリンにいる」とコメント。

・目的地が示されない、もしくはトルコ行きのプライベートジェットがモスクワから次々離陸。
 ロシアの富裕層の脱出?

・モスクワを飛び立ったロシア政府専用機がレーダーから消えた,との報道。
 プーチンが乗っていたか否かは不明。

・露軍の参謀本部筋の情報
 プーチンはプリゴジンのみの罪を問い、一般のワグネル隊員には恩赦を与える方針。

・G7外相は電話会談し、ロシア情勢について緊密な連携を確認。

                               (23時30分現在の情報)

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

推しの子~ルビー、ドルオタの喜びを熱弁する! 胸の中が好きって気持ちで満たされて、推しのいる生活っていいよ!

2023年06月24日 | コミック・アニメ・特撮
 有馬かな(CV潘めぐみ)、アクア(CV大塚剛央)をディスりまくり!笑

「好きになる要素1個もないわよ。
 デリカシーと常識ないし、クールぶってるけどムッツリ。
 兄妹そろって年上に対する態度がヤバいし、一度も敬語使われたことないわ」


「あ~あ、子供の頃はまだ可愛げがあったのにねえ。
(小さい頃、撮影現場で出会って)昔からずっと脳裏にいたのよ。
 あの頃は天使みたいだと思っていたのに、あんなに憎たらしく育っちゃって。
 わたしの思い出汚さないでほしいんだけど!」


 でも、かなはアクアのことが好きなんだよな~。笑
 言葉の端々から「好き」が溢れ出ている。
 嫌いは好きの裏返し。
 言葉は時として反対のことを言う。

 しっかり者だけど、流されやすくて。
 口が悪いけど、それは自分を守る手段で、実は寂しがり屋で。
 強がっているけれど、劣等感のかたまりで。
 有馬かなは最高のヒロインだ!
 ………………………………………………………

 今回(10話)で、ルビー(CV伊駒ゆりえ)はこんなことを言った。
 病気で生きることに絶望していた彼女はアイドルを推す効用を語る。

「でもドルオタになってから毎日が楽しくて、胸の中が好きって気持ちで満たされて、
 推しのいる生活っていいよ!
 アイドルを好きになったことがないなんて、先輩、人生を損している」


 ルビー、よくぞ言ってくれた!
 これぞすべてのドルオタが共感する言葉だ!
 僕もアイドルがいなかったら、毎日が退屈で色褪せたものになっていただろう。
 推しのいる生活って素晴らしい!

 さて次回は最終回。
 B小町がJIF(ジャパン・アイドル・フェスティバル)のステージに立つ!

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

竹中平蔵、「日本人は辛抱強さがなくなった」と発言して炎上! 要は「もっと奴隷になれ」ってことか……

2023年06月22日 | 事件・出来事
 新自由主義の経済学者・竹中平蔵が『辛抱強さがなくなった日本人』と題して、こんな発言をした。

 日本はとても便利な国になりました。
 夜中にお腹がすいたら近くのコンビニが空いていますし、一人くらしの人は好きな時間にシャワーが浴びられます。
 私の幼少期など、家でトイレにいくたって順番待ちだったりと、夏は家が暑かったりと、さまざまな我慢が日常生活の中にありました。
 しかし、昔は当然だった我慢が、今ではなくなりました。
 それは「いいこと」である一方で、かつて日本人にあった「辛抱強さ」というものがなくなってしまったように思います。
 その結果、すぐに文句を言ってしまう国民になってしまったと感じています。

 失われた30年といわれる経済停滞期から日本は抜け出しておりません。
 それは端的にいえば日本の生産性が上がらなかったからです。
 これは、岩盤規制で経済成長を阻害した政府、現状に甘んじてビジネスモデルの変革に対応できなかった企業・経営者の問題と認識されがちですが、日本人(個人)の問題もありました。

 不自由さを感じなくなった日本人から上昇志向がなくなりました。
 もちろん、全員がそうといっていることを言っているわけではありません。
 しかし、日本人をマスでとらえればそういわざるを得ません。
 それは学生を見ていても明らかです。

 今の学生のトップ層は私が学生時代に比べれば遥かに優秀でアグレッシブです。
 しかし平均的な学生をみると、私たちの時に比べると明らかに力が低下しています。
 ハングリーさもなければ、頭のキレもないように感じます。
 何不自由なく育った彼らは現状に満足しています。
 つまり今いる自分の場所から更に上を目指す理由もないのです。

 これは何も若者だけはありません。
 高齢者にいたっても現状に満足しています。
 ただ、現状に満足しているのにも関わらず、何か気に食わないことがあればすぐに文句を言ってしまう。
 なぜか。
 文句を言えば、自分が頑張らなくても誰かがも解決してくる世の中に日本はなったからです。

 …………………………………………………………

 グダグダ言っているが、
 要は、文句を言わず、もっと奴隷になれ ということである。

 典型的な新自由主義の考え方でもある。

 竹中平蔵、自分が「非正規社員」という制度を作っておいてよく言うよ。
 非正規社員という立場になったら、どんなにがんばったって上に行けるわけがないだろう。
 安い給料でこき使われて、ヘトヘトになって帰って来るのが現状だ。
 だったら富の配分をしろ。
 上の連中が独占している富を配分して、下の者ががんばろうって気にさせろ。
 仮に意欲のある人間が起業したとしても既得権が立ちふさがって、そのままフェイドアウトしてしまうのが現状だ。

 確かに竹中平蔵は古い既得権を壊した。
 だが、壊した後に生まれた新しい利権で甘い汁を吸っているのが竹中平蔵だ。

 竹中平蔵は「我慢が足りない」「すぐに文句を言う」と言うが、
 文句の本質は、
「富の独占をするな」
「上の連中だけで分け合うな」
 ってことだ。
 ……………………………………………………………………………

 以下はネット掲示板の言葉。

・具体的に何を辛抱するべきだ、って言ってんの?
 サビ残は我慢して!
 パワハラは我慢して!
 カスハラは我慢して!
 有給消化は我慢して!
 退職金は我慢して!
 終身雇用は我慢して!
 結婚は我慢して!
 子育ても我慢して!
 年金受給も我慢して!
 健保医療も我慢して!
 介護も我慢して!
 そういう話?
 かりにも学者名乗ってたんだから、主張は明確に表現しときなさいよ

・和訳すると
 奴隷の質が落ちてきた

・支配する側からしたら扱いにくいって言いたいのか

・先代貴乃花が
 人間辛抱だってCMやってたな

・おま言う。国にたかるのをやめてから言って

・東京五輪の大会費も返してね
 何だあのスッカスカの大会は

・清廉潔白な奴が言うならまだしもなw

・さとう珠緒以来の自ら嫌われにいく芸風。見事だな。

・「竹中さんは愛国者ですから」発言者:安倍晋三

・やっぱり竹中顧問の維新ないわー

・竹中平蔵を批判しながら維新を支持するアホな日本人

・デジタル化に全く対応できず、世界から置いていかれ生産性は最低
 サボり癖が酷く、怠惰な癖、コンプライアンス意識は低くすぐに横領等犯罪に走る
 メンタルは弱くすぐにカルトや自殺に走る
 頭が非常に弱く、経済の知識がないくせに欲だけは高いため簡単に騙されて詐欺集団が大儲け
 子供を作ろうとはしないが性欲だけは一人前で、パパ活などの売春産業だけは大隆盛
 これが現代の日本人
 この現実を見ても、竹中先生の言ってることを否定できるかねぇ

・実際政治家・官僚目線だとゴミみたいな国民にしか見えんだろうな
 大半が馬鹿なんだから

・闇バイトだの強盗だの窃盗だの底辺が生きていけない社会に誰がした

・生き物は生命の危機に直面すると攻撃的になる。
 国民が我慢出来なくなったのは、搾取されまくって限界に達したから。

・底辺氷河期は、ネオリベ小泉・安倍と黒幕竹中の犠牲者。
 支配層がもっとも恐れるのは、持たざるものたちの捨て身の蜂起。

・マクロ経済で指数だけしか追いかけなくなった弊害
 1/1億2千万の不満が貯まる

・中抜きで私腹を肥やしてる連中に
 文句も言わず増税にも賛成
 これが模範的な日本人です

・資産税で金持ちを貧乏にすると、
 貧乏人は少し金持ちになって消費が増え経済成長
 江戸時代でも徳政令やってる
 近代でも農地改革やってる

・日本人は世界的に見ても文句を言わず
 勤勉に働く民族です。
 でも先進国の中で経済成長が止まっている
 バブル崩壊後、マイナス成長です。
 日本人が働いたお金はユダ金に流れている。
 ユダ金が日本企業の株主だからです。
 そりゃいくら勤勉に働いても
 実質給与は落ち続ける。


※参照サイト 
 竹中平蔵が絶望「辛抱強さが無くなり文句ばかりで自分のことしか考えられない国民」(ニュー速)

コメント (10)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

山本太郎、懲罰動議を取り下げられて荒ぶる!~戦わない野党とマスコミを徹底批判!

2023年06月20日 | 事件・出来事
 入管法改正の強行採決をダイブして阻止しようとした山本太郎。
 懲罰動議を出されていたが、結局、見送り。
 何だ、引っ込めたのか。
 情けないな、自民党を始めとする、国会議員の皆さん。
 こちらとしては、山本太郎の弁明演説を聴きたかったのに。
 おそらく弁明演説では、国会の欺瞞を15分にわたって話してくれただろう。

 たとえば、
・入管でおこなわれている暴力は問題にしないで、山本太郎だけを問題にする欺瞞。
・あれが暴力か否かを検証しない欺瞞。誰の手が当たったかを検証しない欺瞞。
・人の命に関わる法案をきれいごとで通してしまう野党の欺瞞。
 立憲はお行儀が良すぎる。
 そんなことをしているから維新が勢いづくんだよ。
・議会の品格? そんなものが今の国会にあるのか?
 セクハラ細田衆議院議長はいまだ健在なんだが。

 というわけで山本太郎、怒っています。
 以下は、山本太郎の言葉。
 
 各紙、各局しっかりした取材もせず
 カジュアルに記事にしていただき
 毎度、有難うございます!

 私は当初から暴力は振るっておらず、
 揉み合いで手などが当たったなら申し訳ない、
 暴力というなら是非懲罰を、というスタンスであり、それは今も変わりません。

 一方的な情報を報道で垂れ流し、
 レッテルを貼り印象操作が成功したので幕引き。
 弁明などさせて好き勝手発言させれば
 ややこしい、との判断でしょうが、
 私にとってはリンチ以外の何ものでもありません。

 国民の負託を受けた国会議員に関わる懲罰は、
 慎重に丁寧に扱わなければならないところ、
 懲罰動議を出したり引っ込めたり、
 ずいぶんと恣意的に運用している自民党と立憲民主党には特に猛省を促したいです。

 他方、党内で懲罰は不当である、
 と主張下さった方は自民党にもそれ以外の政党にもいらっしゃったと聞いています。
 議会制民主主義を守る気概に頭が下がります。

 増税や負担増、命に関わる法案に至るまで、数の力で押し切られそうな状況で、
 物理的抵抗含め徹底抗戦してきた過去の気概ある野党はいまは存在せず、
 大政翼賛状態にあるのが国会です。

 ベルトコンベア状態を、スマートな国会と置き換え
 腰の引けた執行部(与党に対して物分かりの良すぎる)による
 国会運営・対策では、悪法は通り放題、国民への周知もままなりません。
 その繰り返しで
 この国は壊され続けてきたのです。

 懲罰にあたらず、と声を上げてくださった皆様に感謝申し上げます。

 これからも必要あれば、
 例え1人であっても出来る行動をやるのみです。


 がんばれ、山本太郎!
 立憲民主党よ、本気で戦ってくれ!

コメント (4)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

どうする家康 第23回「瀬名、覚醒」~瀬名、織田についていくことの危うさを感じる

2023年06月19日 | 大河ドラマ・時代劇
 決心した瀬名(有村架純)は木彫りのウサギを握りしめていた。
 木彫りのウサギ──家康(松本潤)の心のやさしさの象徴だ。
 家康はいくさに明け暮れ、瀬名に預けたまま、これを取りに来ていない。

 瀬名は家康から心の優しさが失われていくのを怖れているのだろう。
 信長(岡田准一)について行くというのは、そういうことだ。

 実際、家康は信長の命を受け、水野信元(寺島進)を殺害した。
 その行為に家康は苦しんだが、いずれ麻痺して平気になるのは時間の問題かもしれない。

 信康(細田佳央太)は無理をして、壊れつつある。
 荒ぶる信康は不安の裏返し。
 信康のやさしい心は悲鳴をあげている、
「悪いのは父上じゃ!」
「父上は織田の犬じゃ!」
「皆が強くなれと言うから私は強くなりました。
 しかし、私は私でなくなりました。
 いつまで戦えばいいのですか? いつまで人を殺すのですか?」

 消耗した信康や麻痺している家康を見て、瀬名はこのまま織田について行くのは危ういと考えた。
「畏れ多い謀(はかりごと)」をすることにした。
 木彫りのウサギをもう一度、思い出してほしいと考えた。
 これは命がけの訴えだ。
 口で言っただけでは家康に一蹴されてしまうだろうから、
 瀬名は命を懸けて歌照ることにした。
 幸い、亀(當真あみ)も嫁いで母から離れた人生を歩もうとしている。
 新しい家康の心の拠り所として、お愛(広瀬アリス)も来てくれた。

 次回、瀬名は信長に何を語るのだろう。
 瀬名の言葉は家康の心に何を刻むのだろう。

 家康は鈍い。
 信康があんなに苦しんでいるのに「血気盛んな頼もしい武者」としか見ていない。
 瀬名がこんなにいろいろなことを考えているのに、
 瀬名を「草花が好きなたおやかな妻」としかみていない。
 ただ、漠とした不安や葛藤はあるのだろう。
 だから、お愛を求めた。
 ………………………………………………

 お愛を瀬名は家康の新しい心の拠り所としてふさわしいと考えたようだ。
 まずウソをつかない。
 自分を平気でなまけ者と言える。
 得意なことは食べることと寝ること。
 おおらか。
 良い笑顔。
 笛を吹くと笑いが起きる。笑
 普通の人間としての理想型だ。
「愛や、殿のことよろしくお願いします」
 瀬名は家康に、食べて寝て、なまけて、笑顔で、笑って過ごす生活を送ってもらいたかったのだろう。

コメント (2)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

推しの子~なんと不知火フリルはオタクだった! イケメン、美少女で視力が0.5良くなったと発言!

2023年06月18日 | コミック・アニメ・特撮
 速報!!
 若手トップ女優の不知火フリルさん(CV瀬戸麻沙美)、実はオタクだった!

 芸能科の教室でルビー(CV伊駒ゆりえ)とグラドル寿みなみ(CV羊宮妃那)が恋愛リアリティショー「今ガチ」について話していた時のことだ。
 いきなり会話に入って来て、
「今ガチの話? 知り合いが出ているわけだし面白かったわよ。
 イケメン、美少女だけで目の保養だった」
「顔がいい人を嫌いな人なんていないでしょう?
 本当に目に良かった。多分、視力0.5くらい良くなったと思う」

 不知火さん、ルビーとみなみに「言うことオモロ!」とツッコまれていたけど、
 実は面白い人だった。
「イケメン、美少女だけで目の保養だった」
 不知火さん、男だけでなく女性もイケるんだ……!
 実際、こんな発言も。
「個人的にはmemちょの乙女ヅラがよかった。
 私が男子サイドで出ていたら絶対押し倒してた。
 もっと気合い入れて落とせって思ったよね」

 不知火さん、ストーカー役で出ていたアクア(CV大塚剛央)のことも知ってたし、
 メチャクチャ、テレビ見てるんだろうな。
 冷静に分析しつつ、ツッコミも入れながらテレビを見ている姿が目に浮かぶ。
 全国のオタクたちは不知火さんに共感したことだろう。
 ……………………………………………………………………

『推しの子』が面白いのは、こういうキャラのバックボーンがしっかり設定されていること。
 不知火さんで言えば、イケメン・美少女を追いかけて目を輝かせてテレビを見ている姿が想像できる。

 有馬かな(CV潘めぐみ)もしっかり設定が出来ていて、たとえば、これ。

 

 有馬かなは人気子役時代『ピーマン体操』でCDを出し、オリコン1位を取っていた!
 カラオケで「有馬かな」を検索すると、かなの曲がズラズラ出て来るなんて描写も心憎い。
 神はディティールに宿る。
 こういうふうにディティールがしっかりしていると物語にリアリティが出て来るんですね。

 有馬かな『ピーマン体操』の動画はこちら。

 【推しの子】ピーマン体操/有馬かな(YouTube)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

おっさん、遅ればせながらNiziUにハマる!~プレ・デビュー曲『Make you happy』を実況してみた!

2023年06月16日 | アイドル
 遅ればせながらNiziUにハマってしまった!
 huluでNiziプロジェクトのオーディション過程は全部見た。
 今はこの失われた3年間を取り戻すため、YouTubeの動画を見まくっている。
 悔やまれる! リアルタイムで同じ時間を過ごしていたら、もっと楽しかったのに。
 7月から始まるライブのチケットは取れないだろうな。
 ……………………………………………………

 全20回のオーディション番組・Niziプロジェクトは面白かった。
 プロデューサーのJ.Y.パークさんはパフォマンスを終えるたびにコメントする。

「歌は話すように歌って下さい。私に歌詞を伝えようとしていますか?」
「歌う時、体に力が入っています。喉が締まっています」
「表情が硬いです。もっと愉しんで下さい」
「ダンスの動きが小さいです。ダンスは関節から踊って下さい」
「それは誰かのモノマネです」
「歌とダンスは自分自身を表現するものです」
「大切なのは人間性です」
「あなたには素質があるのに活かしきれていません」
「あなたはまったく成長していません」

 厳しい言葉がオーディション参加者に次々と飛ぶ。
 しかし、良いパフォーマンスをした候補生には──

「素晴らしかったです。あなたはすでにプロのレベルに達しています」
「見違えるように成長しました。あなたを誇りに思っています」
「期待をはるかに超えるパフォーマンスでした。ありがとうございます」
「おめでとうございます。こちらへ来て下さい」→キューブを渡す。

 こうして候補生たちは成長していく。
 6ヶ月間の韓国合宿を経て、歌やダンスがどんどんうまくなっていく。
 同時にJ.Y.パークさんとの信頼関係も築かれていく。

 J.Y.パーク(パク・ジニョン)さんは自らも人気歌手である。
 作詞、作曲も手掛け、
 TWICE、2PM、ITZYらを擁するJYPエンターテインメントの社長でもある。
 ハングルはもちろん日本語、英語もしゃべれる。

 Niziプロジェクトはソニーミュージックとの提携企画だ。
 秋元康さんと組んで坂道シリーズを成功させたので、
 今度はJ.Y.パークさんと組もうと考えたのだろう。
 ……………………………………………………………

 さて、こうしたオーディションを経て誕生したNiziU。
 その集大成がプレ・デビュー曲『Make you happy』だ。
 これを聴いたり観たりしていると、J.Y.パークさんがどんなグループを構想していたかが、
 垣間見える。

 以下は、MV『Make you happy』を見ての実況です。

1.おおっ、曲頭はリマで来たか!
 観客を引き込むにはリマのパンチのある歌声がピッタリだ!

2.続いて、リオ様。
 安定の歌声。かわいい!

3.かわいいは続く。何とアヤカ姫の登場だ。
 オーディションの時から思っていたが、
 アヤカ姫は容姿といい、雰囲気といい、日本のドルオタで人気が出るタイプ。
 僕もずっと注目していた。←結局、ルッキズムかいっ!
 でも、アヤカ姫のふわふわした歌声は欠かせない。

4.さて、ここでマコ様の登場だ。
 オーディションでは常に上位にいたマコ様はオールマイティの実力派。
 NiziUのリーダーでもある。
 マコ様がパフォーマンスすると曲が締まる。
 NiziUの司令塔&スタンダード&お手本で、J.Y.パークさんはメンバーに、
「マコさんの歌とダンスのレベルでパフォーマンスして下さい」
 と要求しているように思える。

5.そしてマヤ様。勝村様。

 

 僕の推しです!
 こんなに美人なのに実は面白い!
 タレント性の課題では「みにくいアヒルの子」の紙芝居をやった。
 そのせいか白鳥のモノマネが上手い。
 韓国合宿でマコに「面白いことをやったら部屋に入れてあげる」と言われて、
 インターホン越しに「リクの空手のモノマネやりま~す!」と言って披露した。
 歌もダンスも安定。静止したときのポーズが決まっている。
 僕的には『Make you happy』での「幸せっ!」の歌い方がツボ。

6.次はマユカ様。
 マユカ様の真骨頂はラップだが、ここでも安定の歌声を披露。
 サビ前なのでライブでは「行くよ~!」と声をかける。

7.そしてリク。
 サビに入ってNiziUの歌の上手い3人が続く。
 その最初がリク。
 今は金髪ショートなので、黒髪ロングのリクは実にレア。
 冒頭のリマと同様、サビのつかみとしてはリクの力強い歌声がピッタリ来ると、
 J.Y.パークさんは考えたのだろう。

8.そしてミイヒ嬢。
 オーディションの時からJ.Y.パークさんが絶賛した歌声。
『Make you happy』ではわかりづらいが、その表現力たるやハンパない。

9.サビの最後を飾るのはニナ嬢。
 オーディションの頃は、高音を歌う時だけが褒められていたが、
 合宿を経て、歌もダンスも上手くなっていった。
 結果、現在はNiziUのメインヴォーカル。
『Make you happy』のサビではリク、ミイヒより上の高音パートを担当。

 MVではこれ。

 

 ニナがローラスケートをしていると、J.Y.パークさんがやって来る。
 J.Y.パークさんがコケると、「何? このダサイおっさん?」という顔をする。笑

 文字数が多くなって来たので、2番は飛ばしてラップパートへ。

 ラップの冒頭はマコ様。
 やはりラップのスタンダードを表現している気がする。

 ラップの2番手はリオ様。
 リオ様で来たか。

 3番手はマユカ様。
 ここからラップが加速していく。
♪ 休めるためのバッショー(場所)! ←すごいな、このラップ!

 最後はリマ様。
 マユカ様で盛り上げて、リマ様登場でさらに盛り上げる。
♪ フェバリッスワング(favorite song)! ←感動しかない!

 …………………………………………………………

 はあ……プレデビュー曲でこのクォリティですよ。
 今は歌もダンスもヴァージョンアップされ、
 よりパワフルに、より洗練されてパフォーマンスしている。

 さて、これからNiziUと同じ時間を過ごしていくぞ~!
 With U! ファイティン!
 ライブのチケット取れないかな……。

『Make you happy』の動画はこちら。
 NiziU 『Make you happy』 M/V(YouTube)

コメント
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする

入管法改悪……。ネットではこれを支持するコメントがあふれていて憂鬱になる……

2023年06月13日 | 事件・出来事
 政治の話は疲れるのであまりやりたくないのだが、
 先日、入管法が改正された。
 しかも強行採決で。

 問題点は──
・難民認定3回目以降の申請者は強制送還が可能になったことだ。

 つまり3回NGを出されて強制送還された難民の方は、
 祖国に戻ってひどいめに遭うかもしれない……。
 いいのか? それで?
 そもそも難民というのは、祖国にいたら迫害されるから逃れて来た人たちだ。
 今までは難民認定されなくても強制送還されなかったが、改正後は強制送還が可能になる。
 つまり法律改正としては改悪だろう。
 …………………………………………………

 まあ、難民審査が正しくおこなわれていれば、それでもいいよ。
 でも国会議論を経ていくうちに疑義が出て来た。

 たとえば、難民審査をおこなう参与員に柳瀬房子(難民を助ける会名誉会長)という人物がいる。
 柳瀬氏は毎日新聞のインタビューに答えて、
 2021年から2年間で2000件の審査をしていると発言している。
 つまり1年間1000件。
 ところが、弁護士会のアンケートに拠ると、
 難民審査参与員の平均的な審査件数は「年間で36件」らしい。

 1000件と36件!
 この1000年という数字について、アンケートに回答した参与員たちは──
「信じられない」
「対面でなく書類審査だけでも、とても無理」
「殆ど記録を読んでいない。もしくは調査官が作成した『事案概要』に記載されている事実及び意見に従って判断しているのではないかと思われる」
 と否定的。

 柳瀬氏は国会・衆議院法務委員会で参考人として発言した時、こんな発言をしている。
「私自身、参与員が、入管として見落としている難民を探して認定したいと思っているのに、ほとんど見つけることができません」
「したがって、難民の認定率が低いというのは、分母である申請者の中に難民がほとんどいないということを、皆様、是非御理解ください」

「ほとんど見つけることができません」って本当か?
 ただ右から左に流しているんじゃないのか?
 申請している難民の方の「切実な声」「命がけの訴え」を無視して。
 …………………………………………………………

 はあ……また憂鬱になって来た。
 どうして他者にやさしくなれないのかな……。

 さらに憂鬱になるのはヤフコメなどでは入管法改正について肯定的な意見が多いこと。
 いはく、
・難民認定の要件に合致しないのだから当然のこと。
・素行要件に引っかかった場合、難民であろうが受け入れはできない。
・言語や文化が特殊であることを理解しておくべきである。
・日本は難民認定のハードルが高いのだから日本に来るのが間違い。
・難民申請してゴネれば日本に残れるかもと言う期待を持たせるのが間違い。

 いろいろ言っているが、
「日本の難民審査のあり方」について言及しているコメントはない。
「日本の難民審査が正しくおこなわれている」という前提でコメントしている。
 彼らにとって、日本政府のすることはすべて正しいのである。
 あとは外国人に対する性悪説。排他主義。

 これが「美しい国」の実態である。
 こんなことをしていると、いずれしっぺ返しが来るぞ。

 フランスなどは万を超える難民を受け入れているらしい。
 地勢学的な違いはあるが、キリスト教的な伝統も大きいと思う。
 なんだかんだ言って、日本には宗教がない……。
 他者への慈しみの思想がない……。


※参照記事
 日本に「難民ほとんどいない」は本当か?齋藤法相が心酔する「難民を助ける会」名誉会長に重大疑惑(yahoo!ニュース)

コメント (8)
  • Twitterでシェアする
  • Facebookでシェアする
  • はてなブックマークに追加する
  • LINEでシェアする