風呂場の給湯器リモコン故障により、(台所で制御できる給湯温度は調節できるからまだいいとして)風呂の温度が41度から変わらなくなってしまいました。これは10月半ばに設定した温度なので、冷え込みの厳しい今の時期には合っていません。さすがに我慢の限界に達したため、自力で手を打つことにしました。
まずは中古リモコンを手に入れて交換です。新品リモコンは高価ですし、メーカーの方針により工事店に修理を依頼しないと売ってくれないみたいです。そこで出張修理を頼む前に、まずは安価な中古リモコンで試してみよう、と考えました。結果的には残念ながら効果なし。しかし、これでリモコン以外に原因があることがわかりました。
次は、室外にある給湯器本体のリモコンケーブル引き込み部です。先にここを見るべきだったのでしょうが、給湯器の風呂場リモコンは結構壊れるという話で、だからこそ中古リモコンの売り物がいつもあるのだと思っていました。リモコンケーブルも立派な被覆のあるキャブタイヤケーブルで、これが10年未満で損傷するなんて思えませんでしたし。
しかし蓋を開けてみてびっくり。予想以上にケーブルや端子が傷んでおり、蔓性の雑草が巻き付いていました。このために防水区画に想定外の水分が入ったのでしょうか?またリモコンケーブルの接続部はキャブタイヤの被覆を外して細い導線だけになっていて、この部分はあまり経年変化に強くないようです。風呂場のリモコンからと見られる青い導線がぱっくりと割れて、芯線が切れています。これじゃ繋がらないわな。
損傷のひどい導線を切り捨てて接続し直せば、ご覧のように風呂場リモコン復活です。これで温かいお風呂に入れるようになりました。