名古屋駅にテスラのサイバートラックが展示されていました。写真ではわかりにくいですが、小山のような大きさ。全長5.7m、全幅2.4mは60年代の恐竜のようなアメ車セダンに比べれば、幅はやや広いものの違和感のあるサイズではないですが、それに厚みが加わると存在感が凄いです。重量もほぼ5トンあるので当時のセダンの倍。
初期のステルス機を思わせる、エッジを強調したデザインは実に個性的。表面硬化処理をしたステンレス鋼を使っているそうで、細かい造形が難しいこともあって、この形になったようです。弾丸を受け止める強固さは、北米ではアピールするのでしょうね。ただ衝撃吸収性には劣るので、クラッシュテストの結果は気になるところです。
5トンの車体をわずか2.7秒で100km/hまで加速する強力なモーターを装備。ここまで出力が大きくなると、環境に優しいEVだから補助金出しましょう、という政策に疑念を抱きます。
サイバトラックの前では他のモデルが控えめに見えますね。
故障まみれのC180に代わって、2013年生まれのインプレッサスポーツが極楽家にやって来ました。セカンドカーなので限られた予算でしたが、安全性と信頼性を重視した車選びで、なかなかいい買い物ができたと思っています。中古車としては低年式に違いないですが、2005年のC180から2013年のインプなので、8年も新しくなったとポジティブに考えています。あと8年、大きな故障なしにセカンドカーとして稼働できるなら十分元が取れます。
この世代で現在でも通用する自動ブレーキを装備していたのは国産でスバルのアイサイトだけ。カメラによる障害物感知なので、逆光やガラスの曇りなどで作動できなくなることもありますが、アイサイトにより衝突事故が著しく減少したのは事実。息子の運転練習用にも活躍してもらう予定なので、安全装備は外せませんでした。
最近、Amazonでよく見かける分割型の非金属チェーンを入手してみました。今回は人柱やってみます。
こういう形状のアタッチメントが6個入っています。1輪に3個取り付ければ、普通の非金属チェーンと同じように雪道や凍結路の滑り止めになると意図されています。全周型のチェーンと違い、取り付け取り外しが簡単なことと、タイヤの外径や幅が違っても同じ製品が適用できるのがメリットです。車を買い替えても同じチェーンが使えるし、1つのサイズしか生産しないで済むのでコストが安くなるのは大きいでしょう。もし性能が同等なら、ですが。
アルミホイールの隙間からバンドを通さないといけないので、専用の引っ掛け工具が付いています。暗いとこの作業はやりにくいでしょうね。照明を一緒に積んでおきましょう。
簡単な説明書付き。装着の原理は簡単です。
向こう側のベルトをアルミホイールの穴から引っ張り出して、金具に通せばいいわけです。
金具には回転する歯車とワンウェイクラッチが付いていて、付属のレンチで絞めこんでタイヤに十分圧着させます。締める時は左ねじなので注意を。
1個だけ装着完了。ベルトは長めに作ってあるので、あまり余るようなら切れと書いてありました。ただベルトが短くなると、引っ掛けてアルミホイールの穴を通すのが難しくなりそうなので、こうやって縛っておけばいいのではないでしょうか。本当はあと5個装着しないといけないのですが、結構面倒なので今回は見送り。タイヤの下側に装着するのは無理なので、少しずつ車を出しながら全周に装着するのが確実だと思います。これでも全周一体型の非金属チェーンよりは簡単なのですが、付け外しの簡単さではオートソックの圧勝ですね。全周型のチェーンに比べれば固定の確実性が気になるレベルですし、いっそ緊急脱出用に1輪1個だけ装着すればよしと割り切るなら、場所を取らないのでオートソックと一緒にトランクに乗せておけば、オートソックの苦手な凍結路での保険として役に立つように思います。
ベルトとディスクブレーキが位置的に近いので、しっかり締めておかないと干渉しそうです。一般的なアルミホイールには対応しているみたいですが、極楽家のエスクァイアはこういうデザインのホイールなので、作業性があまり良くありません。
外す場合は金具のワンウェイクラッチを緩めてやればベルトが緩んで抜けます。
W203みたいなシンプルなデザインのホイールならずっと簡単そう。後輪駆動なら後輪に装着すればいいので、前輪よりブレーキが小さくて作業は楽になるでしょう。アルミホイールの形状によって、かなり装着の難易度は変わってくると思います。
先日冷却水異常が表示されたW203は、電動ファンの故障が判明してディーラー預かり中。国内に新品部品の在庫がないということで、取り寄せるなら2ヶ月以上掛かるらしいです。18年物で、これを修理したところで今後大きな不具合が出てくることは十分に考えられるため、このまま引退の可能性もあります。W203用の電動ファンはヤフオクで当たり前に出ているのですが、さすがにディーラーがヤフオクの中古部品を使うわけにはいかないようですね。
ウィンダムと併用していた時期は、ウィンダムの故障がかなり頻繁にあって、それなりに出番もあったのですが、ウィンダムをエスクァイアに替えてからは完全にセカンドカーの扱いで、エスクァイアに比べて燃費が悪いこともあって距離が伸びていませんでした。2018年に広島まで走ったのが一番の晴れ舞台でした。高速の連続走行ではドイツ車の美点を感じましたが、その後活躍の機会が少なかったのは残念です。