Wieninger Hoamatはヴァイスビール。
所在地のTeisendorfはSaltzburgの西にある小さな町です。
14本目のKäuzleは会社のサイトではKauzenになっています。本拠地はWürzburgの南東にあるOchsenfurt。
Helles Lagerとあるようにラガービールです。同社では製品をアルコール度数、苦味、Vollmundigkeitの3項目で分類しており、最後のVollmundigkeitが日本で言う「コク」に相当するようです。これを知ってればドイツビール通になれるかも。温度は6℃から8℃を推奨。日本のサントリーでは「夏は4-6℃、冬は6-8℃」を推奨していますので、ドイツのラガーは(日本の感覚では)冬の飲み物なのかも。
ここまでバイエルン州のビールがほとんどでしたが、缶のグラフィックが派手なÜberquellは北部の大都市Hamburgのレストランです。ここのオリジナルビールということですね。
見かけに反して飲みやすいピルスナータイプのビール。ピザが名物のレストランらしいので、ピザに合うんでしょう。
11本目。Hohenthanner Schlossbrauereiだからこれも昔のお城で醸造しています。HELLは英語の「地獄」じゃなくてドイツ語の「明るい」。浅い色のラガービールです。
創業は1864年。Hohenthanはチェコとの国境に近い小都市で、50kmほど西には音楽祭で有名なBayreuthがあります。
12本目。Teisnacher 1543。1543は創業の年だそうです。500年近く続く老舗ということに。Teisnachは上のHohenthanよりもう少し南東で、やはりチョコ国境近く。
サイトには魚のフライやロースト料理、甘いお菓子に合うと書いてあります。日本人の感覚では一貫性がなくてよくわかりませんが、少なくとも日本のラガーよりはかなり強い風味と甘味があるのだとわかります。
9本目はバイエルンのHallertauer Hopfen Cuveeで、Herrngiesdorf Schlossbrauereiとあるので、お城で醸造しているピルスナー。
息子が帰省しているとビールが捗ります。冬に飲んでも違和感がないのがドイツビールの証。逆に日本の暑い夏に大汗かいた後では、もっと淡白なビールのほうが合うでしょう。
10本目のAlpen Stoffです。Stoffは素材とかいう意味なので、アルプス地方の原料で醸造したということでしょうか。
これも8℃から10℃で、と本社のサイトに書いてあるように、あまり冷やさず麦芽の風味を楽しむタイプです。ビールは飲むパンだという現地の感覚がわかります。