いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

そうし君特集

2006年08月31日 | 極楽日記

 今日はそうし君を特集してみました。まずは製作者である私の弟から。

 次はそうし君のママですね。どっちに似ているんでしょうか。

 人間の新生児は、生き残る確率を高めるためにとりあえず父親に似る、という研究を見たことがあります。興味のある方は日経サイエンスのバックナンバーを探してみて下さい。母親は「お腹を痛めた子」ですから間違いようがありませんが、原始時代の乳児は父親をはっきりさせることで、父親から保護してもらう必要があった、という仮説です。納得できますね。

 古代の中国でも、親に肖(に)ないことを「不肖(ふしょう)」と言って親不孝と考えました。とりあえず子供が姿、形だけでも親に似てくれれば、親の命を継ぐ者として大事にされたということです。西洋でも、人間が「神の似姿」であり、だから最も神に愛されているのだという考え方があります。自分を継いでくれる者は愛しいのです。

 それが昨今では、明らかな自分の子を虐待する親が新聞を賑わせており、嘆かわしい限りではありませんか。少しでも自分に似てくれれば、有頂天になって可愛がるのが普通の親というものです。

 私が目を合わせると落ち着かない顔をしますが、極楽息子(大)には警戒を解くようです。この二人は気が合うらしく、どちらもトウモロコシが大好きです。そうし君と極楽息子(小)は、一緒にしておくとなぜかパンチの応酬になるので離してあります。

 お姉ちゃんのしーちゃんもやって来ました。
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比べてわかる成長

2006年08月30日 | 極楽日記

 7月の最初に撮った入浴写真と、

 最近の写真を比べてみました。倍率が違うので大きさは比較しにくいですが、ネットの頭のところにあるラベルが見えなくなってますので、それだけ成長したことがわかります。顔も違いますし、全体にがっちりした体つきになってきたことは明らかですね。

 こっちはお婆ちゃんとの比較。7月はまだ楽そうですが、

 今はほらこんなに重い。
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にっこり

2006年08月29日 | 極楽日記

 生後2ヶ月の極楽息子(小)はいつ笑うかわからないので、笑顔を写真におさめるのが難しいです。おいしいスコーンが目の前にありますが、もちろんまだ食べられません。

 お兄ちゃんと一緒。あまり気乗りがしないかな。

 お婆ちゃんに抱っこしてもらうと嬉しそうにしますが、カメラのほうを向いてくれません。

 やっと成功。
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しーちゃんだよ

2006年08月28日 | 極楽日記

 ロンドンから帰って来たいとこのしーちゃんです。

 これだけ大きくなると、男の子と女の子の遊びが分かれてしまうので、期待していたほどは一緒に遊べなかったようです。

 こちらはしーちゃんの弟のそうし君。人見知りが強いですが、極楽息子(大)には懐いたのでしょうか。

 即席のケーキ教室が始まりました。実はお婆ちゃんの誕生日です。「おばあちゃん500歳?」とか言ってたのは誰でしょうか。そんなに歳を取りたくないってば。
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臍肉芽腫(さいにくげしゅ)

2006年08月25日 | 極楽日記

 新生児の臍の緒(臍帯、さいたい)は不要になると臍の付け根から脱落するようになっています。だから、「産院の切り方が下手で出べそになった」とか言われるのは誤解です。

 ところが、役目が済んだはずの臍帯の一部が、枯葉がいつまでも落ちないように生きて残っていることがあります。小さな肉塊のような組織が臍の奥に食い込んで、体から栄養を受けて生き延びるのです。これが臍肉芽腫と呼ばれる異常で、この遺残組織は皮膚に被われていないため、じくじくと体液が漏れてきます。

 こうなると臍がいつも汚れているし、わずかとは言え皮膚がないので細菌に感染しやすくもなります。急ぐ必要はありませんが、処置しないといけません。

 極楽息子(小)の臍が、毎日の観察で臍肉芽腫とわかりましたので、小児科で処置してもらいました。遺残組織の部分は痛みを感じないので、ピンセットで摘まんで取り、残りを硝酸銀で焼くだけ。銀粒子が沈着して、臍が黒ずんでしまいましたが、泣きもせずに治療は終了しました。表皮の色素沈着は、細胞のターンオーバーにより消えるはずなので気にしないことにします。写真は処置後でガーゼを当てているので、病変はわかりません。

 本人は何があったのかわかりません。いつもと同じように遊んでもらっています。
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真夏の過ごし方

2006年08月24日 | 極楽日記

 元手無用のリサイクル文学全集、現在は宮本百合子を終えて川端康成に入っています。どちらも長い通勤時間を利用しての読書になりますが、暑い日は「雪国」で少しは涼しくなる感じもします。

 頂き物の夏野菜です。さすがにプロの作品。極楽家のいい加減な野菜もどきとはレベルが違います。

 うだるような暑さでも子供は元気。これは「サツキとメイの家」の自転車ですが、あまり古さを感じません。どうせならリヤカーも付けてくれたらいいのに。隣にオート三輪でもあれば言うことなしです。

 こんな形の実用車は今でも販売しています。重量24kgもあり電動自転車と変わりません。1万円以下で売っているバーゲン自転車と比べると頑丈そのものです。一般には売られていませんが、郵便配達用の自転車も健在のはずです。ただ、自転車用の革サドルを作っていたメーカーが生産を中止したので、オリジナルの実用車は入手困難になっているそうです。

 自分の好きなものしか食べませんけど、よく食べるのは確かです。夏を乗り切るのは食生活次第でしょうか。

 こちらは生まれて2ヶ月が過ぎました。体重は6kgと少し。ミルクを飲む時や寝ている時には、よくこうやって腕を曲げて頬杖みたいにしています。
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地球博の翌年

2006年08月23日 | 極楽日記

 モリゾーとキッコロは元気だったようです。

 静かですね。去年の喧騒が嘘のよう。

 跡地は公園になっています。地球博の計画当初は旧来の土建行政がしゃしゃり出て、やれニュータウンだとか企業誘致だとか無駄なことを言っていましたが、元の静かな公園として残ったことは喜ばしいです。税金を巻き上げて道路と建物さえ増やせばいいという高度成長期の考え方が大きく転換された目印として、この地球博は貴重なイベントでした。
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サツキとメイの家

2006年08月22日 | 極楽日記(日帰り)

 地球博でも大人気だった「となりのトトロ」の舞台、「サツキとメイの家」です。

 古い家という設定ですが、デザインは当時としてはモダンな感じです。妻部分の屋根が少し下に被っている、ドイツ破風(多分、戦争中のドイツ兵の鉄かぶとに似ているから)と呼ばれる急勾配の屋根の形とか、羽目板を少しずつ重ねて張る、白いよろい張りの外壁(ラップラウンドサイディング)とか、日本じゃなくてヨーロッパの童話に出てくるような住宅です。

 「トトロ」の設定年代である昭和30年に、こんな古家があったとしたら、建築は戦前ですね。田舎ではとても目を惹く家だったでしょう。当時は和風建築が当たり前でしたから、こんな建物はわざわざ「洋館」と呼ばれていました。私の子供の頃は、北海道の開拓地に行くとこんな建物が名物であるとされていましたので、一般の田舎では珍しかったのでしょう。

 よく見ると、後ろ半分は燻し瓦も重厚な和風建築です。

 前半分も、掃き出し窓を見ると、既存の和風建築を改装したもののように見えます。ここは引き違い戸だったのを観音開きの窓に変更したのでしょう。開口部が大きく、窓と窓の間の補強も控え目であり、構造的にはかなり無理をしているようです。中古住宅として見ると、悪質リフォームに近いことをしています。

 後ろ側は普通の田舎家ですね。床下に風を通して湿気を防ぐ構造です。湿気はこもりにくい反面、基礎構造が脆弱で地震や地盤の変形には弱いと考えられます。住宅としては建築許可が下りないはずですので、展示物として作ったのでしょうね。

 水も井戸で汲み上げます。遊びに行くだけならこれも楽しいでしょう。

 遠くから見るとこんな感じです。住宅にしっかりとしたファサード、つまり顔があるというのはいいことです。
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トウモロコシは難しい

2006年08月21日 | 極楽日記

 暑くなってからというもの、花壇を占領していたトウモロコシを刈り取って、一応は収穫してみました。植えっ放しでも何とかなったジャガイモと違い、やっぱり難しいです。小さいし、実が入ってないし、虫食いだし、とても食用にできるものではありません。

 遠くから見ると何とかなるように見えるんですが、自分で栽培したものでもさすがに食べる気がしない代物でした。せっかくなので生ゴミ行きじゃなくて、雀か鳩にでも食べてもらおうと思います。

 トウモロコシの跡地は普通に花でも植えるか、簡単にできそうな豆類ですかね。昔から、米が不作の時の耐乏作物が芋か豆だったというのは作ってみれば納得できます。トウモロコシにがっかりしたので、6月に取り残したジャガイモを掘ってみましたが、嬉しくなるぐらいは取れましたから。

 こっちも「がっかり組」のカモミール。密植のせいか、暑さのせいか、香りがあるとされている花がちらほらとしか見られません。後ろの袋にはたくさん咲いているんですが。

 ミニトマトは暑さに萎れながらも花を付けました。保水力の弱いプランターでは毎日のように水が切れて葉が縮こまっています。これも素人栽培には向かない印象がありますけど、果たして実を付けてくれるでしょうか?
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手軽に帰省

2006年08月18日 | 極楽日記

 幼稚園は夏休み。平日はパパが仕事、ママが弟の世話で構ってもらえないので、爺ちゃんにプールに連れて行ってもらいます。日によってはご飯を食べてお風呂まで入って帰るので、どこで住んでいるのかわかりません。「サイレンビルダー」のおもちゃも買ってもらって満足していることでしょう。
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おぅ

2006年08月17日 | 極楽日記

 生後2ヵ月前後から、最も初期の音声である「クーイング (cooing)」が始まると言われています。機嫌のいい時に「おぅ」と発声するようになった極楽息子(小)。だんだん回数が増えてきましたし、ぐずりかけている時にこちらから「おう」「おーう」と声を掛けると、しっかり聞いているのがわかります。この子との初めての対話ということになりますね。

 何かを見つめているようにも見えますが、動くものへの反応はほとんどなく、まだ視覚はあまり発達していません。

 22日で2ヵ月になります。丸々と太ってきましたが、体重ばかりではなく神経系統も順調に成長していると見ています。
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仮面ライダーと

2006年08月16日 | 極楽日記

 三越星ヶ丘店の仮面ライダー展に行って来ました。この日は「響(ひびき)」が一緒に写真を撮ってくれました。混んでいたので先に「響」にフォーカスを合わせておいて、極楽息子(大)の順番を待っていた、いわゆる「置きピン」の撮影になったため、フォーカスが息子に合っていないのが残念。CCDサイズの小さいコンパクトデジカメは、もう少し被写界深度が深いと思っていたので誤算です。

 歴代のライダーたちの展示もありました。最近のシリーズはライダーの数も増えて設定が複雑なので、子供が本当に理解しているのか疑問です。

 やっぱり一番好きなのはカブトみたいです。ストーリー展開は脈絡がなくて理解しにくいですが、ヒーローは強くてわかりやすいからでしょう。

 響ファミリーですね。仮面ライダーシリーズとしては年輩の俳優を起用して深みのあるドラマを目指し、主題歌も布施明の熱唱で話題となりましたが、子供にとってはわかりにくいストーリーと感情移入しにくいヒーローになったようで、主題歌の売り上げが最高になった半面で、おもちゃの売り上げは低調だったらしいです。

 三越の他のフロアで偶然出会ったアンパンマンです。仮面ライダーが最新兵器を纏って変幻するヒーローなら、「変わらない強さ」、つまり心の強さを象徴するヒーローがアンパンマンです。この変わらない姿を見ていると、何だか安心しますね。
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おしゃぶり二態

2006年08月15日 | 極楽日記

 おしゃぶりで気が落ち着くのでしょうか、やっと寝入ってくれた極楽息子(小)。仰向けに寝たまま壁などを蹴飛ばしてにじり動くようになったので、今までみたいにどこにでも寝かせておくことができなくなりました。

 こちらは番外編です。こういう悪乗りは好きですね。
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極楽家のお盆

2006年08月14日 | 極楽日記

 お盆はどこも混むし高いので、名古屋から動かないことにしました。いつも行くお店はお盆でもだいたい開いているので、遠出しなくても退屈しのぎに困ることはありません。東名高速で43km、東北自動車道で112kmの渋滞と出ていましたので、高いガソリンを無駄に使って遠出する気になれません。東北の人はどうしてもお盆に帰省したいのでしょうね。毎年、東北自動車道が最長の渋滞になるのは恒例です。

 祖先を崇敬する隣の国、韓国では「チュソク(秋夕)」と呼ばれる墓参りのための休日があって、極端にソウルに集中した人口が、一斉に故郷を目指して移動するので大混雑になるそうです。チュソクは旧暦の8月15日なので、やはりお盆ということです。今年のチュソクは10月6日で、5日から7日までが日本のお盆休みに相当するらしいです。ソウルナビなどで調べてみると、チュソクのイベントがある反面、有名な飲食店でもかなり休みが多いようなので、普通はこの時期の韓国旅行を避けるべきでしょう。

 絵本「ソリちゃんのチュソク」では平均的な都市のサラリーマン世帯がチュソクに里帰りする様子が描かれており、渋滞した路肩で食事をする人たちや、赤ちゃんを背負い、両手に荷物を持って生まれ故郷に帰る一家の奮闘を描いており、子供の頃を思い出して微笑ましくなります。

 昭和40年代の日本には高速道路も少ししかなくて、夏休みの帰省や旅行は時間の掛かるものでした。今の軽自動車より狭い2代目スカイラインに一家5人と荷物を満載して、故郷の徳島まで足を伸ばしたものです。

 余裕のお兄ちゃんと違って、こちらは緊張しているのでしょうか。なかなか凛々しいです。生後50日になって、「クーイング」と呼ばれる簡単な発声が始まりました。赤ちゃんらしい「喃語(なんご)」は半年ほどで聞かれるようになります。
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幼稚園は夏休み

2006年08月11日 | 極楽日記

 ママが弟の世話で手を離せないので、爺ちゃんと遊ぶ極楽息子(大)。幼稚園が夏休みなので、プールに連れて行ってもらうのを楽しみにしています。

 ここはプールじゃないんだけどね。
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