いーなごや極楽日記

極楽(名古屋市名東区)に住みながら、当分悟りの開けそうにない一家の毎日を綴ります。
専門である病理学の啓蒙活動も。

トヨタ産業技術記念館(その5)

2022年12月28日 | 極楽日記(日帰り)

やっぱり自動車はユーザーの生活に密着してきただけあって、織機よりも馴染みがあります。長く使われたM型直列6気筒の後継、1Gエンジン。一連の軽量エンジン群は6気筒、4気筒を問わずにLASRE(レーザー)エンジンと称されました。1G-EU搭載のマークII、チェイサー、クレスタの3姉妹は「ハイソカー」なる怪しいブームを引き起こし、月間販売台数が合計4万台超えなんて凄い記録があります。最近は国産車が高いと批判されますが、当時はこれだけ売れれば値段も安くできたわけですよね。

そしてトヨタ車のブランドをヨーロッパ車に並ぶまで引き上げた功労者の1つ、ソアラの登場。燃費の低減と排気ガス規制で青息吐息だった乗用車のエンジンが、新世代のDOHCレイアウトで見事に蘇ります。

国産最強のデートカーで、女子大生ホイホイとまで言われたソアラのオリジナルホイール。ハイパワー車にしては珍しく4本ボルト。

そしてドイツ車をノックアウト寸前まで追い込んだ21世紀の技術、トヨタハイブリッドシステムがデビュー。

 

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アドヴェントカレンダー続き

2022年12月27日 | 飲み物、食べ物

2本目もやはりバイエルン州のKuchlbauer醸造。ここは英語サイトあります。小麦ビール専業の会社らしく、何種類か作っている中のTurmweisseというのがこれ。缶の絵はThe Kuchlbauer TowerというHundertwasser設計のタワー。大阪の舞洲清掃工場(要するにゴミ焼き炉)でぶっ飛んだ設計が日本でもよく知られるようになりましたが、地方のビール会社がこんなタワーを建ててしまうとは驚きます。

原料はドイツのビール純粋令により麦芽とホップだけ。ドイツ人は昔から寒い季節でもビールを飲むので、一般の日本人が好むさっぱりとした感じやキレよりも、コクや風味が重視されます。あまり冷やさずにちびちび飲むと、こってり系のビールの味わいがよくわかります。

3本目はFurst Carl Pilsで、日本でも一般的なピルスナータイプです。ただしUnfilterdとあるように濾過してないので、入手しやすい銘柄だとHenningerによく似た粉っぽい舌触りがあります。Furst Carlはバイエルン州エリンゲン(ニュルンベルクのちょっと南の小都市)の醸造所で、Furst Carl Schlossbrauereiとあるように昔のお城を改修して醸造所にしているらしいです。

元の表示ではアルコール4.9%とあるのに、日本の表示では4%になっているのが謎。

4本目はカラフルな缶。ドイツ語のサイトしかないKurpfalzbraeuの製品です。ホームページの左から2番目、Kellerbierがこの缶と同じです。World Beer Awardsとあるので、国際的にも評価されているのでしょう。日本人が抱くビールに近い風味で、誰でもおいしく感じると思います。

醸造所は中世の大学都市として有名なHeidelbergのすぐ西にあるPlankstadtだそうです。歴史に残る文学者や音楽家も、このビールを味わっていたのかも。

 

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今度こそタイヤ交換

2022年12月26日 | 自動車

BALの新しい空気入れが到着。類似品の中でこれが一番頑丈で安定が良さそうでした。

作業開始。

半年以上放置してあったスタッドレスは空気が抜けているので、使いやすい空気入れは必須です。

2台分、タイヤ8個の交換は庭先作業としてはかなりの重労働。

工具を少しずつ揃えて、車載工具に比べれば環境は良くなっています。体力が衰える分を道具でカバーしないと。

交換して次の週には積雪がありました。冬も本番です。

 

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アドヴェントカレンダー

2022年12月23日 | 飲み物、食べ物

コストコで購入したアドヴェントカレンダー。普通はお菓子が入ってて、24個のお菓子を開けたところでクリスマスになりますが。

これは大人用で中身は缶ビールです。

こちらから穴を開けてビールを取り出す仕組みですね。

1本目はGraminger Deifeでした。メーカーのサイトがドイツ語だけなので詳しいことはわかりませんが、他の解説サイトなどを見ると、まずMaerzen Bierなのでバイエルン州で3月に蒸留された低温発酵ラガー。色が濃く、アルコール度数が高く、ホップも強め。色が濃いのでブラウンエールかと思ったらラガーでしたか。これを10月まで置いて飲むのがオクトーバーフェストだそうです。あれ新酒を祝う祭りじゃなかったんですね。本当に何にも知りませんでした。

 

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交見会の朝

2022年12月22日 | 病理学もしくは病理医

医学関係の学会は全国的なものと、小規模な地方会があります。診断病理学では標本を見て診断するのが主な業務なので、病理科の地方会のことを交見会と称しています。今回は私もお手伝いして、名古屋大学病院で交見会を開催しました。感染の再拡大により訪問者の制限も厳しくなっている中、何とか無事に対面開催できまして関係各位には感謝致します。

名大病院の控えめなクリスマスツリー。

門前のヤマモモもかなり切られちゃいましたね。これ、担当の人がヤマモモのことをあまり知らずに雌の木を植えてしまったんだと思います。こういうシンボルツリーや街路樹にするのは雄の木なんですよね。雌の木は梅雨時にいっぱい実を落とすので、掃除が大変です。極楽家にあるような食用品種のヤマモモは実が大きくておいしいんですが、どうもこの巨木は食用に向かない品種で、実も小さくて食べごたえがありません。愛知県ではヤマモモの実に馴染みのない人が多く、こんなヤマモモを見て「食べられない」と誤解されてしまうのは残念です。

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トヨタ産業技術記念館(その4)

2022年12月21日 | 極楽日記(日帰り)

ついに自動車生産に乗り出したトヨタ。最初の外板は手作業で打ち出していました。

こういう木製の原型があって、これに合わせて鉄板を曲げていたそうです。

初期のエンジンです。詳しい説明を失念しましたので、推測してみましょう。点火ケーブルの配置から見て4気筒。つるんとしたエンジン本体の上に、間延びした感じのディストリビューターを配置。手前にはごく簡単な構造のキャブレター。最初の量産エンジンと言えるサイドバルブのS型に似ているようにも見えますが、トヨタ自動車75年史にあるS型の画像とは少し違います。S型の方がデスビがコンパクトにまとまっているので、これはS型の試作品だったのでは。

当時の組み立てについて説明する学芸員と、賑やかな東南アジアからの団体客。

高級車クラウン登場。

展示品があまりに多いので写真をかなり飛ばしてあります。これは初期のM型エンジンでいいのかな。

マスキー法対策でいろいろ模索していた時代の試作品。三元触媒が実用化されるまでは排ガス対策は至難の業で、トヨタも仕方なくマツダからロータリーエンジンのライセンスを買おうと検討していたらしいです。

 

 

 

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山名酒造 千歳(せんざい) 愛山

2022年12月20日 | 飲み物、食べ物

兵庫県とありますが、酒処として有名な灘から遠く離れて、山深い奥丹波で酒を仕込む山名酒造の製品。これは限定品らしいです。「愛山」という少量生産の酒米を使用。「穏やかな甘みに柑橘系の爽やかな酸味と渋みが広がり、潔くキレ上がります。」とあるように、大吟醸の香りだけではなく、かなりしっかりした酒で、大変旨いと思います。後で極楽息子(大)に飲ませてみたら、福田やピュシスに比べるとかなりおとなしい酒という印象だったようです。開けて置いた間に吟醸香が抜けたのかな。

これなら、通年商品の「奥丹波」もかなりのレベルだと推察できます。残念ながら近所に取扱店がありません。立ち寄る可能性のある場所としては、神戸市東灘区の濱田屋と岐阜市西野町の藤井商店ぐらいかなあ。どちらも外観に相当癖があって、明るいうちに入るのが憚られるレベルですが。

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トヨタ産業技術記念館(その3)

2022年12月19日 | 極楽日記(日帰り)

織機から自動車に移る前に、モノ作りを支える基本的な測定器の展示があります。基本的な物理原理あってこその工業だという姿勢がよくわかります。

ビッカース硬度の測定器。自動織機の生産では相当な技術があったはずですが、畑違いの自動車生産では素材から突き詰める必要があったということです。

ロックウェル硬度計。鉄と言っても部品により要求される性質は多様なので、まずは部品に適した鉄材を生産することから始めなければいけませんでした。これが豊田自動織機製鋼部で、後に豊田製鋼として独立し、後に愛知製鋼になります。

鋼材のねじり強度を計測する機器。

蛇腹式の光学機器。

ライツの社名が入っています。

 

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トヨタ産業技術記念館(その2)

2022年12月16日 | 極楽日記(日帰り)

紡績と並行して、布を織る技術も進化していきます。原理は縦糸と横糸を組み合わせていくことですが、組み合わせ方や素材への対応、効率などは異次元の進歩を示してきました。

1896年の豊田式汽力織機。

無停止杼替式豊田自動織機。

豊田紡績株式会社の刻印があります。

巨大な環状織機はこの記念館のシンボル。

 

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トヨタ産業技術記念館(その1)

2022年12月15日 | 極楽日記(日帰り)

名古屋駅の北北西、市バス11番系統で2つ目の停留所で降りればすぐのトヨタ産業技術記念館です。外観は古風なレンガ張り。

レストランはその名もブリックエイジ。記念館に入らずレストランやカフェのみの利用も可能です。

トヨタグループを創設した織機の開発者にして経営者である豊田佐吉と、その息子で自動車製造への参入を成功させたトヨタ自動車の祖、豊田喜一郎を記念する意味もあり、歴史的な織機や製造機械が多数展示されています。

そもそも糸を紡ぐとはどういうことか、という解説。人類初の紡績道具であろう紡錘(スピンドル)です。これで木綿の繊維を引き出して撚り合わせ、糸にします。この偉大な発明へのオマージュとして、今でもトヨタ車の一部にスピンドル形のグリルが使われています。

手で捻って撚りをかけていた時代から、紡ぎ車の時代になりました。インドが起源と言われ、ガンジーが自分で糸を紡いでいたのもこの一型。インドの国旗のモチーフになっています。

撚糸と巻取りが同時にできるようになったサクソニー紡ぎ車。画期的な発明だったのでしょうね。

1873年に臥雲辰致が発明したガラ紡。既に世界では動力式のジェニー紡績機が稼働していましたが、ガラ紡は仕組みが簡単で値段も安く、三河地方の小規模な紡績所で広く使われました。並列処理で速度を上げる発想はコンピュータと一緒ですね。

これはウォータフレーム紡績機だったかな。

ジェニー紡績機。

ミュール紡績機。

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クリスマス・トレイン

2022年12月14日 | 極楽日記(日帰り)

名古屋ヒルトン恒例のクリスマス・トレインを覗いてきました。

協賛企業の看板がたくさん出ています。コロナ前はこの横に降誕場面の展示やサンタクロースの人形販売もあって、お客で賑わっていたのですが、今年は鉄道のジオラマだけで控えめです。

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北欧展2022

2022年12月13日 | 極楽日記(日帰り)

名古屋駅のタカシマヤで北欧展2022を開催中。スウェーデン料理のイートインに行ってみました。

料理の指導はスウェーデン大使館のシェフだそうです。日本では鍋物が主体のタラの身ながら、揚げたてのフライもおいしいと思いました。盛り付けがきれいで何だか嬉しくなります。

 

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10円ブロッコリー

2022年12月12日 | 飲み物、食べ物

2個入り10円のブロッコリー。私には特に傷んでいるようには見えません。

茎と穂を分けて、細かくしてから電子レンジで加熱しました。

茎は切り分けますが、穂は手でむしった方がきれいに分けられます。茎のあまり硬いところは取り除きましょう。

茎をやや長めに加熱して、ちょうどいい歯ごたえになりました。加熱後は冷たい水で冷やして、加熱しすぎないようにします。特に味を付けなくてもこのままで結構いけます。

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じゃがいも

2022年12月09日 | 飲み物、食べ物

少し傷んだじゃがいも2.4kgを200円で入手。いつもと同じく「買ってから考えればいいや」だったのですが、思ったより痛みが進行していたので、急いで皮を剥いて、焼いてチーズやトマトソースで味付けして夜食で消費。極楽息子(小)が協力してくれました。大学に行く前から、少しずつ簡単な料理を覚えていって欲しいと思います。

 

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豆菓子

2022年12月08日 | 飲み物、食べ物

職場のおやつ用です。オールスターズと言う割には種類が少ないですが、実質的で悪くありません。

商品名に惹かれて購入。ゴーヤーはかなり再現性高いと思いました。

 

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