どーも、eとりさん”twitte-nine-r”です

ツイてないeとりさんが140文字にとらわれず、己の境遇を
つぶやきます。ニートの生き様を目に焼き付けるがいい!

アノ日から3年

2014年03月12日 16時36分36秒 | Weblog
追記:昨日の3/11は、「やほお」での検索による寄付行為にご協力いただきまして有難うございました。

 どれぐらいの方がこれに関わったか、結果が http://promo.search.yahoo.co.jp/searchfor311/ に掲載されています。少し下のほうまでスクロールすると結果が現れます。
 案外少ないなぁ~って思いました。みんな、ググってばかりでヤホってないのかな?(・∀・)

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 この記事を書く前に去年何を書いたか読み直してみました(http://blog.goo.ne.jp/ebird-gogo-powered/e/07a460d6d697d2aa9a44a22b317fdebd)・・・素人ながらに懸念される事項を挙げ連ねてましたけど、何にも進んでないとは言いませんが、いろいろなことが遅いですね。昨年末に宮城・岩手の沿岸部を旅しなければ、何も知らずに「全く進んでない!」と言ってしまいそうなぐらい遅い。ブックマーク欄に載せてある河北新報の記事を見たら、草むらの中に漁船が手付かずで残されている浪江町の写真が掲載されていました。放射線量の都合でやむを得ないのでしょうが、福島県に関しては何も進んでないと言い切っても構わないように思えます。

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 今年も3月11日が近づくにつれていろいろな特集がテレビで放映され、観られるだけ観たり録画したりしました。それらを観て特に思ったことが二つ。

ひとつめ:
 テレビに登場する被災者の方々が、故郷への愛着を非常に持っておられること。「当たり前でしょ」と思われる方もたくさんおられると思いますが、eとりさんはこれがなかなか理解できないというか、シンパシーを持てないというか、この裏返しで「うらやましいな」とも思ってしまうのです。

 eとりさんは10万16歳の時に親元を離れましたし、物心ついてから一番長く住んだところは働くフリをし始めたK奈川県Y市での14年間。そこでは家と職場の往復のみで、友人・知人は会社関係の方々ばかり。地元の催し物や町内会活動、趣味のサークル活動などには全く参加しませんでした。世を忍ぶ仮の大学生時代もそんな感じでした。
 今住んでいるほっかいどのY町もただ単に安く住める実家があるから住んでるだけ。この町で小学校や中学校時代を過ごしていないので幼なじみや顔なじみの人は全くいないし、カネがかかるから外に食べ飲み歩いたりもせず、用事がある時だけ町内の人と話すだけ。それだって1ヶ月に1回ぐらいしかない時もあります。それでも別にさびしくないし、独りで普通に暮らしてます。eとりさんはほっかいどは好きですが、今住んでるY町に何か思い入れがあるわけではなく、条件が良ければ別にどこに住んでも構わないと思っています。もちろんそれは道外でも同様です。

 テレビだから「帰りたい」って言ってもらわないと番組にならない、ってのもあると思いますが、そのような人々の様子をたくさん観ると、それだけ故郷に思い入れのあることがうらやましく思えると同時に、それが次のステップへ踏み出す際の足かせになってなければいいけど、と思ってしまいます。

 故郷に戻りたい、っていう気持ち、これをeとりさんなりにどう理解できるのかを考えた時に思い出したのが、「転校した時の気持ち」でした。eとりさんはオトンの都合で小学6年になる年の4月に転校したんですけど、ま~~寂しかったし、「なんでオレこんなところに来たんだろ、元のところに戻りたい」って1ヶ月ぐらい思ってました。その年のGWに元いたところに遊びに行ったぐらいでした。すっごい心細い思いをしてました。転校した先で何かイヤなことをされたりなんてことはなかったんですけど。

 そういう心細さと、故郷に戻ったところで生活がやっていけるのか、周りの人は戻るのか、という現実的な問題とが心の中でせめぎ合ってるのかなと思います。心細さだけならこんなに長い時間を経ずとも立ち直れると思うのですが・・・何かをするにせよ、何か背中を押してくれるものが必要な感じがします。押してくれるもの・・・なんだろうね?とりあえず家(住環境)がどうにかなればいいと思ってたのですが、時間が経てば経つほどそんなに単純なものではなくなってきてる感じがします。

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ふたつめ:
 放射線量を気にされている福島県のお母様の悩み。福島県内に住まざるをえないので、せめて子供の食べるものには気を遣おうといろいろ努力をされてきていたそうなのですが、子供が通ってる学校が、給食の米を今食べている北海道米から福島産の米に切り替えようとしていることに不安を感じている、ということがテレビで紹介されていました。

 うーむ(-_-;、お米以前に米を研ぐための水はどうされていたのでしょう?自宅でミネラルウォーターが使えたとしても学校じゃそこまでやってないですよね?自宅での入浴はどうされてたんですか?洗濯はどうされてたんですか?

 と、責めるのは簡単なのでそんなことを批判するするつもりはありません。この問題はもっと根が深いと思います。福島のお米はすべて全袋検査をしており、放射線量が不検出レベルのものを市場に流通させているはずです。他の生鮮食品もそうですが、危険なものを流通させないように生産者が主体的になっていろいろとチェックしているはずです。そうでなければ自らの首を絞める結果を招くことになります。

 だから食べても大丈夫(なはず)、とは、お母様方にとっては思えないのですよね。おそらくどんなに科学的なデータを見せて懇切丁寧に説明しても納得することができないのだと思います。それは何故なのか?

 それは、自らの不安に正面から向き合ってくれないままに、国(政府)、市町村、売り手が彼らの都合を優先させて(←お母様方からはそのように見える、ということ)「安心・安全」だと訴えてくることに対して「無神経だ」と感じているからではないでしょうか?これは意識的にそのように思っているのではなく、母親としての本能的なものから来ている感情ではないでしょうか?

 このような不安をどう取り除くか?

 金銭的なことを抜きにして、お母様方が子供をどう育てていきたいかはっきり決めていけるサポート体制、って言うと仰々しいのですけど、誰かと話をしながらこれからの生活のビジョンを決められるしくみを作る、というのはどうでしょう?怪しいものは食べさせたくない、でもそれが学校などでの集団活動を乱してしまうかも、できるものなら県外へ移りたいが今いるコミュニティーを捨てたくない、など、いろいろ背反する問題をお母様方は抱えておられると思いますが、まずは自らの迷いをきちんと整理できる場を設けるのが何かの助けになるのではないでしょうか?

 ・・・まぁ、女性の気持ちがわかるようなeとりさんじゃありませんが(^^; ましてや"親"の気持ちもわからんし。

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 ダラダラと書きましたが、3年経っても、いろいろと悩ましい事柄が相変わらずに減ってない感じがします。ただ、汚染水の件についてはニュースで観たり聴いたりしても「またか」とだけ思うようになってしまいました。テレビ番組で心配してるほど「被災地のことや被災者のことを忘れる」なんてことはそんなに心配しなくていいと思うのですが、現状に慣れてしまってはだめですよね。マヒしちゃいけないと思います。

 と思っているのですが、実はもう、毎月11日近辺にあぁだこぉだ何か書くことについては迷っているのです。岩手・宮城・福島の地元新聞がそれぞれ諸々の問題に関して伝えたり問題提起してますから、興味さえあればブックマーク欄からそちらへ飛んで読んでいただくほうが確実ですしね。

 そんなわけですので、毎月定期的にeとりさんが世の中を憂い嘆くっつーのは今回でひとまず終わり、どーしても何か書きたくなったりした時だけ書かせていただくことにしたいと思います。「○ヶ月め」だけは記事内のどこかに書いておこうかな。

 キメの文章がなかなか思いつかないので、以上です!
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