江別創造舎

活動コンセプト
「個が生き、個が活かされる地域(マチ)づくり」
「地域が生き、地域が活かされる人(ヒト)づくり」

60年代の野幌商店街

2015年03月05日 | 歴史・文化

 昭和61年5月、野幌商店街、自治会などによる住民組織・野幌地域近代化実行委員会が結成され、市民サイドからの個性的な街づくりの模索が続きました。
江別市が施行のグリーンモール構想などとの整合性を基にした駅前と鉄南の開発です。

 野幌地区への民間投資は、昭和61年12月の大型書店2店開業など、引き続き衰えをみせません。
ちなみに、63年商業統計調査によると、この年はじめて野幌駅前商店街の年間売上額が江別駅前商店街のそれを抜きました。
 60年の同調査と比べると、野幌地区は3年間で販売額を3割以上伸ばし、微増の江別地区に20億の差をつけたのです。

 それは、江別市商店街振興組合連合会が50年から市内の消費者動向を把握するため実施の通行量調査によっても、その傾向は裏付けられました。
すなわち、平成3年度では、市内通行量(1日)上位10か所のうち、イトーヨーカドー東側他7地点まで野幌地区が占めたのです。


註:江別市総務部「えべつ昭和史」669頁.
写真:平成5年9月開所した日本デジタル研究所
 道場所647ページ掲載写真を複写し、当ブログ掲載いたしております。



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