江別創造舎

活動コンセプト
「個が生き、個が活かされる地域(マチ)づくり」
「地域が生き、地域が活かされる人(ヒト)づくり」

文科省女性職員活躍と職員のワークライフバランス推進のための取組計画発表!

2015年01月31日 | 労働・雇用

 このたび、文科省女性職員活躍と職員のワークライフバランス推進のための取組計画が発表されましたので、ご案内をいたします!

 文部科学省がこれまで取り組んできました「文部科学省女性職員活躍と職員のワークライフバランスの推進のための取組計画」を策定し、公式HPにて発表されました。

 文科省発表「文部科学省女性職員活躍と職員のワークライフバランスの推進のための取組計画」の項目は、下記のとおりです。
 Ⅰ.女性活躍とワークライフバランス推進の基本的考え方
 Ⅱ.職員の仕事と生活の調和(ワークライフバランス)の推進のための二つの改革
 Ⅲ.女性の活躍推進のための改革
 Ⅳ.次世代育成支援対策に関する取組
 Ⅴ.女性職員の採用・登用の拡大及び職員の仕事と生活の調和の推進に向けた推進体制等

 詳細は、文部科学省公式HPこちらよりご覧ください。



写真:さっぽろホワイトイルミネーション2014

 

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大麻(おおあさ)公設小売市場の盛衰

2015年01月30日 | 歴史・文化

 大麻(おおあさ)商店街の50年代後半の状況をみると、55年の大麻(おおあさ)駅前ショッピングセンターの開店以降、全体的に低調の節に入りました。
それは、野幌地区へのビッグ2の開店と、それに踵を接する隣接の札幌・厚別商業地域の充実、さらには道営住宅の空き家問題、などが並行して起こり、そうした外的要因からにもありました。

 その典型を、46年12月、市が出資した大麻(おおあさ)公設小売り市場・公設サニーショッパーズ(大麻<おおあさ>東町)にみることができます。
 同市場は46年、市内で最も小売売価の高かった大麻(おおあさ)地区市民に安くて新鮮な食料品を提供するために開設され、公募、審査により鮮魚、精肉、青果、総菜など計18店が入居しました。
53年まではほぼ順調にきましたが、同年暮のビッグ2の開店に歩調を合わせるように、54年に入ると、青果などの脱落店が相次ぎ、売上額も一気に下降線を描くことになりました。

 江別市は、55年9月から、それまで14品目に限定していた販売品目の規制を全面解除するなど、民間スーパー並の体制をとりました。
(以下一部略)

 60年に入ると、公設市場としての存在意義の喪失はおおい難く、同市場の入店者組織・こうせつおおあさ協同組合の意向に添い、同組合に売却することになりました。
すなわち、同組合としては、『現在の公設市場の運営は、施設イメージが芳しくなく、新たな入店希望者も殆ど見込めず、業種テナントの複雑化による適正な競争条件の実現が困難となるなど硬直化』(大麻<おおあさ>公設小売市場・財産処分理由書)しているので、『国・市の管轄下からはずし、顧客の吸引に向けた施設の改築、レイアウトの実施などを行いたい』(同前)というものでした。

 61年6月、払い下げ手続きの一切が完了し、14年余りにわたった公設市場は衣を新たに民営のリベラル・コスモ(12店舗)として、再スタートを切ることになりました。
それは、近代化をなさずには生き延びることのできない、今日の地域商業の象徴的な出来事ともいえます。


註:江別市総務部「えべつ昭和史」657頁.
写真:昭和50年代中頃野幌8丁目商店街
 同上書656頁掲載写真を複写し、当ブログ掲載いたしております。

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活気づく野幌商店街

2015年01月29日 | 歴史・文化

 江別駅前商店街の活性化が当面の主要問題として論議がかまびすしかった50年代後半、この時代の他の商店街の目立った動向は次のとおりです。

 野幌地区における民間投資の集積の進行であり、大麻(おおあさ)地区における公設市場の経営の野幌商店街の主な動きを概観すると、昭和56年11月、野幌8丁目商店街に江別で初のビジネスホテル・山彦がオープンしました。
昭和58年5月、野幌遊楽街振興会(加盟26店)の手による4基のアーチを儲けた遊楽街が誕生しました。

 この前後からこの地区に商業ビルラッシュが起きました.
遊楽ビル、こじまビル、高関ビルなどで、主に飲食店関係のテナントが入店しました。
また、59年11月には、1階はコンビニエンス・ストア、2~10階は28戸の分譲マンションの10階建てのたいせいビルが完成しました。
そして、60年4月には、大工道具、日用雑貨などの大型店・石黒ホーマ江別店が野幌松並町に進出しました。

 先のビッグ2の進出、それに伴う既存商店街の再編など、野幌地区への民間投資の集中は、同地区への金融機関の進出をも促しました。
すなわち、55年の拓銀野幌支店を皮切りに、道銀野幌支店、北門信用金庫、道相銀野幌支店と開店が相次ぎ、農協を含めると10店がひしめき合う活況となりました。


註:江別市総務部「えべつ昭和史」656-657頁.
写真:昭和50年代中頃民間投資が活発化した野幌地区(野幌8丁目商店街)
 同上書656頁掲載写真を複写し、当ブログ掲載いたしております。

 

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都市整備公社の設立 2

2015年01月26日 | 歴史・文化

 都市整備公社は、昭和60年9月、江別市に対し11項目からなる江別市街地環境整備に関する要望意見書を提出しました。

 これは、昭和57年の江別商業近代化推進委員会の商業近代化地域計画における段階的展開の例に倣い、街づくりの主人公は市民であることを前提とし、地区の市民が自ら行うもの、街の連帯により行うもの、行政に要請すべきもの、の三つに分けた要望でした。

 (一部略)

行政に要望することが圧倒的におおくなっていますが、それでも商店街が主体となり、地区のキーテナントとして商業ビルを建設したいという意欲は評価されてしかるべきであり、その成果が注目されました。

(中略)

 その他、商業振興策絡みの自衛隊誘致問題、岩田醸造株式会社工場の跡地問題、国鉄江別駅構内用地の買収と活用問題、王子製紙株式会社緑地の問題等についても言及されました。
答弁に立った岡市長は、『当面、行政としてやらなければならないものは、イベント道路であり、活性化の拠点となる、市民の集会の場所であるコミュニティセンターである』と答えています。
そして、語を継いで、『作ったからそれでいいという訳ではない。それを積極的に有効に活用し、活性化への足掛かりとするのは商店街の取り組みいかんである』と、魂を入れるのはあくまでも地元商店街であることを力説しました。


註:江別市総務部「えべつ昭和史」655-656頁.
写真:近代化を模索する江別駅前商店街(S57.6平和通り)
同上書653頁掲載写真を複写し、当ブログ掲載いたしております。

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都市整備公社の設立 1

2015年01月25日 | 歴史・文化

 商業近代化実施計画の推進のため、やがて地元商業者、商工会議所、それに市を含めた事業実施主体・第3セクターの設立が日程表にのぼりました。
すなわち、昭和59年7月、江別商工会議所は、市に対し、商業近代化事業実施に伴う事業主体の設立に関する陳情書を提出、第3セクターへの参加と1千万円の出資を要望、市は59年9月議会において出資を可決、決定しました。

(中略)

 江別市の出資決定を経て、第3セクター・株式会社江別都市整備公社は、昭和59年11月21日に発足しました。
発行株式(受持株式)100株、1億円、代表取締役社長に前・江別市長山田利雄を迎え、商業近代化計画のうち、最も緊要性の高いものの中から吟味のうえ、しかもリスクを伴わない範囲で、計画の推進調整の役割を担当することになりました。

 以降、同公社は、昭和54年3月発足の民間組織・江別市街地近代化促進市民会議などとの連携を深めながら、60年6月には地域の意向把握のため江別地区生活環境整備に関する住民意向調査を実施しました。
同調査によると、江別駅前地区は、「暗く・さびれている」(95.6%)という認識で一致し、「一刻も早く・・・」という強い期待は5割を下回っていました。

 江別市や都市整備公社に対する期待としては、公団、公営等の住宅建設事業や商店街区の改造事業が非常に高く、一方、自主的な改善策としては、コミュニケーションの場の造成、共同ビルの建設、空き地の共同管理と活用、店舗の自主改善などがあげられました。
同時に、実行に際しての改善資金の問題、そしてこの地区に多い借地、借家の問題があらためて前面化しました。

 

註:江別市総務部「えべつ昭和史」654-655頁.
写真:昭和57年6月近代化を模索する江別駅前商店街平和通り
 同上書653頁掲載写真を複写し、当ブログ掲載いたしております。

 

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厚労省発表!働く女性の処遇改善プラン!

2015年01月24日 | 労働・雇用

 このたび、厚労省発表!働く女性の処遇改善プランのご案内をいたします!

 昨日(1/23)!、厚労省は、働く女性の処遇改善プランを発表いたしました。

 2014年10月、すべての女性が働きやすい環境づくりを推進するための「すべての女性が輝く政策パッケージ」が決定されました。
そして、今回多様な女性の働き方に応じた対応として、「働く女性の処遇改善プラン」が発表されたのです。

 厚労省発表公式HPは、こちらをご覧ください。

 働く女性の処遇改善プラン概要は、こちらからご覧ください。

 


写真:サッポロホワイトイルミネーション2014撮影
 上記文面とは関係ござません。

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夢工房トンデンファームガーデンセール開催のご案内!

2015年01月23日 | イベント

 このたび、夢工房トンデンファームガーデンセール開催のご案内をいたします!

 夢工房トンデンファームでは、白老の自社牧場による黒毛和牛やブランド豚の製品をはじめ、石狩川ベーコンスライスやウインナー、チキン丸焼き等、美味しさ満載!安心・安全な食品が揃っています。

 また、トンデンファーム敷地内には、小動物と触れ合うこともできます。
冬季には、敷地内を馬橇で楽しむこともできます!
アルパカ隊との触れ合い(予定時間10:00-15:30)も楽しめますよ!

 夢工房トンデンファームガーデンセールの日程は、下記のとおりです。
1.期  間    2015年1月24日(土)=1月25日(日)の2日間
          10:00~17:30
2.場  所    夢工房トンデンファーム
          江別市元野幌968−5
          011−383−8208



写真:アルパカ隊

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商業近代化への模索1

2015年01月21日 | 歴史・文化

 昭和57年3月商業近代化地域計画が策定されました。
現況と課題、それに近代化の方向やそのためのプロジェクトが明らかにされました。
(以下一部略)

 この基本方針を要約すると、『(江別地区は)歴史的発展過程から産業、経済、および公共的活動のストッックが多い地区です。
それらを個別にでなく、ゾーンとして十全に生かす為には、交通体系等の整備と同時に、石狩川を生かした大名ミックな景観構成の商業地』に脱皮しなければなりません。
そのため、当面、
①交通の結節点としての、人と車が分離した交通広場、
②駅からのアプローチ・コミュニティバスルート、モールが結節するセンター広場、
③江別地区の中心商業地の核になる複合機能のセンタープラザ、
が必要と提案したものです。

 昭和59年3月、商業近代化江別地域部会において、同地域計画の主要ブロジェクトを検討し、必要な計画と事業手法等を明らかにした商業近代化実施計画を策定しました。
江別、野幌、大麻(おおあさ)のそれぞれの商店街を個性化し、生きのびるための緊急度の高い事業を実施したいとしました。

 しかし、当初から資金調達や商店街内部の調整など、難問が山積している険しい近代化への道でもありました。
 同実施計画のうち、最も緊急度の高いとされた江別地区の計画概要は、歴史的な経緯もあり、江別地区の商業環境は閉鎖的な構造となっています。
これを抜本的に改造しなければならないとしたうえで、『誰もが立ち寄りたくなる新感覚のシティホール』づくりのため、①街路おより店舗の整備を含めた条丁目街区の空間機能軸の設定、②公共機能、レクリエーション機能、商業サービス機能などを総合的に内包した空間、昨日軸の接点における新しいセンター開発整備、③駅前広場の整備を含む②の新しいセンター開発整備に合わせた、江別駅を中心とする交通環境施設整備、が必要であると指摘しました。

 さらに、これを受けた江別駅前市街地改造事業計画として、第1工区商業、業務ビル、第2工区シティホール(業務、公共サービス機能)、第3工区ヘルスセンター、第4工区タワー、の4工区に分け、最も優先順位の高い第1工区の事業費概算を総額で約39億円とはじきだしたのです。



註:江別市総務部「えべつ昭和史」653-654頁.
写真:昭和57年6月平和通り(近代化を模索する江別駅前商店街)
 同上書653頁掲載写真を複写し、当ブログ掲載いたしております。


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協働啓発イベント「子ども・まちづくり・あそび」開催のご案内!

2015年01月20日 | イベント

 このたび、協働啓発イベント「子ども・まちづくり・あそび」開催のご案内をいたします!

 NPO法人えべつ協働ねっとわーく・えべつ市民活動センターにて、協働啓発イベントが開催されます。
これは、まちづくりの基本理念を次世代につなぐことを目的として、
小学生および小学生未満(保護者同伴)を対象としているイベントです。

 協働啓発イベント「子ども・まちづくり・あそび」の日程は、下記のとおりです。
1.日 程  2015年1月24日(土)11:00~17:00
       *昼休み13:00~14:00の1時間
2.場 所  イオンタウン江別1階センターコート
       江別市野幌町10番地
3.対 象  小学生・小学生未満(保護者同伴)
4.料 金  無料
5.問合先  NPO法人えべつ協働ねっとわーく
       011−374−1460


写真:NPO法人えべつ協働ねっとわーくの皆様と北翔大学短大部ライフデザイン学科インターンシップ生
 当ブログ掲載許可を得て撮影し、当ブログ掲載いたしております。

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セラミックアートセンター

2015年01月19日 | 歴史・文化

 平成4年4月、江別市は基本構想に基づき、4年度から10か年にわたる実施計画をまとめました。
そして、4年度から全体計画の中核施設となる江別市セラミックアートセンターの実施設計や用地買収、5年度から新築工事に着手しました。

 セラミックアートセンターは、陶芸の里全体の中心的、かつ総合的な施設で、管理や運営のコントロールセンターであると同時に、展示・発表、創作・体験、情報・研修の三つの機能をもっています。
具体的な主な施設内容は次のとおりです。
1.やきものギャラリー
 小森忍記念室、それに現代陶芸作品を幅広く紹介。
 その他、企画展やイベントを開催。
2.創作研修室
 各種陶芸教室の開催
 また、アマ、プロ作家などが自由に創作できる工房スペースや設備類の提供。
3.情報研修室
 やきものや煉瓦に関する多様な情報サービスの提供
 研修事業の開催 等
4.れんが資料展示室
 江別れんがの変遷や世界各地のれんが建築など、多様な情報資料の紹介を通じ、江別の歴史を学ぶと共に、れんがを生かした街づくりを考える展示室。

(中略)

 平成6年11月、待望の江別市セラミックアートセンターが完成し、ここに陶芸の里の第1段階の具体化をみました。
この陶芸の里には、産業、文化、そして余暇空間の三つのポイントがあり、それらがそれぞれ相乗的な効果を発揮しながら新しい江別の可能性を拓いていくことが期待されています。
 また、同時に、RTNの推進の面で捉えなおすとき、そこには別意味合いが浮かび上がってきます。
すなわち、先端技術産業等が、その立地の第1条件とする地域の総合的な居住環境の形成に、陶芸の里の存在は大きな役割を果たす、と期待されていました。
同じく隣接する道立森林公園や道立運動公園と同様、それ自体の有効性は無論のこと、それが招き寄せるものへの期待も決して小さくないのです。



註:江別市総務部「えべつ昭和史」651-652頁.
写真:江別市セラミックアートセンター


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