江別創造舎

活動コンセプト
「個が生き、個が活かされる地域(マチ)づくり」
「地域が生き、地域が活かされる人(ヒト)づくり」

追悼ー井口健氏を偲んで

2023年03月29日 | 北海道開拓百年記念塔
 このたび、北海道開拓百年記念塔や江別市役所などを設計・建築された井口健氏が天に召されました
 
 2023年1月14日
 井口健氏が天に召されました
 心よりご冥福をお祈りいたします

 井口氏は、84年の人生の中で多くの建造物を遺されています
 遺作 北海道開拓百年記念塔は、
 現在多くの人々の意に反して解体工事が進められています
 心を痛めながら天に召されたこと、拝察しますと・・・・・
 とても辛い思いです、自分の無力さが悲しいです


 <井口健氏のメッセージ>
 北海道百年記念塔は
 モニュメントの意味と意義を鑑み
 素材と技術力で設計・建築された創造物であり
 100年を見越して評価された建造物です
 この百年記念塔は、まだ未完成である
 シューベルト未完成交響曲を
 ベートーベンの第九、歓喜の歌のように完成させたい
 北海道百年記念塔を
 自由の女神のように
 2年間かけて修復し、未来に繋げていく、
 そういうマネジメントを期待していたのに・・・・・
 日々解体工事が進められています
 もっと文化財を保存・維持して活用する力を備えてほしい、
 強く思います。

               


(写真)2019年7月19日講演会開催の模様
    *井口氏の撮影・掲載許可を得て掲載いたしております。
(写真)2019年12月1日講演会開催の模様
    *井口氏の撮影・掲載許可を得て掲載いたしております。
 2019年北海道開拓百年記念塔へのメッセージを設計・建築士である井口氏自らの声で発信していただく機会提供として2019年度内2回企画・開催いたしました。
 今頃天から動向を見つめていらっしゃることでしょう
 最後まで画像を残していくことお約束します
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江別創造舎第30回定例会議開催のご報告!

2023年03月27日 | 江別創造舎
 このたび、江別創造舎第30回定例会議を開催いたしましたので、ご報告いたします!

 昨日(3/26)!
 江別創造舎は第30回定例会議を開催いたしました。
 3月まではオンライン(ZOOM)にて開催をいたしました。
 今月の情報提供者は、佐々木孝一氏でした。
 ご講話「絵葉書に残された江別の街①〜昭和初期編」と題してご講話をいただきました。
 講話冒頭には、絵はがきの資料・史料に関する説明がありました。
 絵葉書の史料価値が高い一方で、年代などの不明瞭性などの課題が残ることも説明されました。
 絵葉書の最初は、江別開村50周年記念の絵葉書4枚についてです。
 冒頭の函館本線を背景とする江別橋の説明からスタートしました。
 そして、1925年(昭和3年)に新築された(吉原町長)江別町役場の絵葉書については、制定されて間もない町章が描かれています。
 次に富士製紙会社江別工場と林業試験場庁舎が描かれた絵葉書です。
 その他、江別の経済効果を高めた石狩大橋や開村当時の対雁学校<明治12年>など、
 貴重な写真や江別神社、町村農場の全景図など、貴重な絵葉書に基づいて、
 江別市史など執筆された方ならではの貴重な話を伺うことができました。
 今回は、札幌市外五郡畜産組合江別競馬場までのお話を伺いました。
 次回も引き続き、絵葉書からの貴重な江別の街の発展に付随するご講話をいただくこととなりました。
 貴重な絵葉書とご講話の展開に、メンバー皆大変興味深く拝聴させていただき、講話終了後も活発に情報交換をさせていただきました。

 来月からは、対面にて会議を開催いたします。
 今後の会議展開や今後の活動についても検討をしていきたいと思います。

 今後とも、江別創造舎をよろしくお願いいたします!


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