ネギま！キャラクター大辞典第６０回。

　ども、冬眠期に入りつつある江戸です。もう、夜も昼も眠たくて困る。しかも、眠気覚ましにカフェインをとりすぎると、副作用で体調崩すし……(;´Д`)。結局、眠るしか対抗策が無いよ……。



　さて、今日は久しぶりにネギま！キャラクター大辞典をいってみましょうか。第６０回目はこの人達～。

　　
　　麻帆良学園聖ウルスラ女子高等学校２－Ｄ（現３－Ｄ？）

　高等部の生徒ですね。ウルスラ女子高等学校はミッション系の学校ですが、キリスト教の聖人である「ウルスラ」の名を冠する学校は現実の世界にも実在しています（もちろんネギま！とは無関係）。最近では高校野球の舞台でもその名を目にした事がありましたね。
　でも、ネギま！においてはＭＡＧＩさんのネットゲーム用のキャラクターの名前が由来のようですが。更に遡ると、綴りが同じ『ブレスオブファイアⅣ』の「アースラ」というキャラが元ネタっぽい。


　さて、ウルスラ２-Ｄといえば、５～６時間目（１巻）に登場したゲストキャラ群です。

　　
　中心人物は英子・ビビ・しぃの３名ですが、この名前を見て『プロジェクトＡ子』なるＯＶＡを思い出した人はたぶんもう若くない（笑）。
　あと、一人だけ毛色が違う三つ編みの子が気になる。いかにも気が弱そうに見えるので、他のクラスメイトにパシラれていないか心配だ（笑）。

　で、クラスの中でリーダー格と思われるのが英子です。

　　　　　
　私にとっての英子の第一印象は「劣化素子？」でした。だから、後にゲーム版で声が浅川悠になっていて笑った。
　でも、性格は素子とは別物で、結構嫌な性格をしてますよね。言い掛かりを付けて嫌がらせをしたり、逆恨みしたり、卑怯な手を使ったり……。あと、アニメ第１期では完全にショタコンキャラにされていたような……。なんか、色々と人間的に駄目じゃないか！（笑）
　しかし、後に後輩の男子生徒・直哉君（美空と兄妹説あり）に惚れられている事が判明するので、やはりそれなりに魅力的な部分もあるのかもしれません。


　いや、単に彼が英子の本性を知らないだけという可能性も否定できないけど。それか、Ｍ属性持ちでキツイ性格の女性が好みなのか（笑）。


　まあそれはともかく、そんなきつめの性格をしている英子ですから、学園では比較的有名であるらしい明日菜やいいんちょの存在が目障りだったらしく、遊び場所の奪い合いを切っ掛けにして全面的に対立する事になりました。


　しかも、あえて自分たちの得意分野であるドッジボールで挑んでくるのですからえげつない。ウルスラ２－Ｄのクラス内には、ドッジボール関東大会優勝チーム「黒百合」が存在していたのです。

　
　ただ、「関東大会ってあいつらしか出なかったんじゃない？」と突っ込まれた際に、英子の目に涙を浮かべて怒鳴るという反応を見ると、参加チームが少なかったのは事実であったらしく、必ずしも「優勝チーム＝強い」とは言い難いようです。
　なお、実際のドッジボールは、高校生でもそれなりに競技人口が多いらしいので、地方の大会でも参加チームが１チームだけという事はまずないと思われます（あまり詳しくないので断定は出来ないけど）。


　ともかく、ウルスラ２－Ｄは得意競技であるドッジボールで挑んできたものの、麻帆良中２－Ａの底力には抗しきれずに敗北する事になりました。主力生徒が参加していなかったとはいえ、やはりあのクラスが超人揃いである事にはかわりがなかったという事ですね。


　そして、敗北した結果がこう。これがウルスラ脱げ女伝説の序章だったといえるかもしれません。この事あるごとに脱げるというジンクスは、後に高音に引き継がれています（笑）。
　まあ、英子もよく脱げるか、異様に露出度の高い水着姿になったりしていますが。

　　　　　
　　　　　
　ある意味元祖ウルスラの脱げ女は英子だと言えます。
　ところで、上のコマでは気弾みたいなのを撃ち出していますね。何気に英子も気の使い手？


　さて、ドッジボール戦以降のウルスラの生徒は、メインキャラとして登場する事は無くなりましたが、モブ専用のキャラクターとしては度々登場しています。その殆どは前述してある通り英子のみの登場ですが、ビビとしぃも一応登場しているシーンがあります。

　　　　　
　また、注目したいのは、実のところ１時間目から彼女達が登場している事ですね。

　　
　これは英子・ビビ・しぃですね。なお、このシーンではスカートの柄が違っていますが、当時はウルスラの制服のデザインが決まっていなかったのでしょうな（もしくは複数のデザインがある？）。
　また、他にも……、

　　
　　
　後に登場したキャラと同一人物と思われる者が見られます。
　後のシーンでも、さがせばまだ何処かに紛れ込んでいるかもしれません。正直、学園祭編の人混みの中に紛れ込んでいたら判別のしようがありませんね（笑）。このように、彼女達はある意味隠れたレギュラーキャラだったと言えます。

　取りあえず、現在は本編の舞台が学園から離れているので、当分彼女達の出番は無いでしょうけど、いずれはまた『ウォーリーをさがせ！』のごとく、背景の中から彼女達をさがす楽しさを味わいたいものです。


　それでは今回はここまで。次回は「しずな先生」の予定です。