今日のドン言

私の競馬ファイル。POGをはじめ競馬に関することを違和感感知カメラでとらえた世界です。他に社会問題、スポーツ、芸能etc

リバティ圧巻! 三冠!! そして…。

2023-10-16 | 日記

 川田は強気にというか有無を言わさず発進した。単勝1.1倍を思えば慎重になって当然の勝負だったが…。何か最初に跨った時に感じたそのすべてをぶつけるかのような、情熱のほとばしり。紛れもなく38才の青春がスパークしていた。正直馬が強かったから押し切れた形だが、川田の「この馬は違うんです」という手綱の表現を非難はできない。川田泣くなよ。ハープスターの時とは馬も違うし、彼も…。力任せのGⅠ優勝、それも三冠牝馬というのは珍しい。リバティはある意味男馬のようでもあった。私事だが「応援馬」として三冠牝馬を輩出したのは2度目。黒い稲妻メジロラモーヌ以来だ。リバティの強さは語るまでもないが、ラモーヌも結構強いよ、皆の衆(笑)。
 2着に鋭伸したマスクトディーヴァ。前走のとてつもない記録を証明し、今日の脚は記憶にも残った。前が詰まった不利を云っても仕方ない。今日のところは「強い2着」でいいではないか。リバティは今回ぶっつけで早仕掛け、マスクトはローズを叩いてのレース。その配分がどうかは誰にもわからない。ゴール後川田へ祝福の手を差し伸べた望来の胸に去来したものは。大丈夫だ、明日は確実に来る。そしてローズで2着だったブレイディヴェーグ。私はとても高く評価していて、ローズが終った瞬間に「もしリバティの三冠が成らないとしたら、ブレイディにやられる時だな」と胸に刻んでいた。それが秋華は出ないという発表があった時点で「ラッキー」と声が出てしまったのは隠さない。何やらリバティアイランド、マスクトディーヴァ、ブレイディヴェーグ。凄い3頭が同じ年に生まれたのかもしれない。期待は充分にある。夕べはスーパードライの瓶ビールで乾杯だ。瓶ビールだぞ! 633だぞ!! 
 さてリバティどうする? 吉田俊介はこのレース前まではマイル路線で手堅くという選択肢もあったらしいが、それは消えたと。ならばJCなのか…。三冠までは既定路線を語るだけだった川田にも秘めた思いはあろう。出てほしいとしか云えないが。

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