日本の進化か、世界が落ちてきたのか。第1回ジャパンCを見た人間からすると、正に隔世の感。イクイノックスは世界レーティングス1位を誇示するかのような圧勝。スタート後ルメは周りを見ながら自然に3番手。ポツンポツンの位置も良かったが、あの流れだからね。余裕はともかく追ってしっかり伸びたのは別次元の走りだ。とりあえず拝んどこう。 ジャスティンパレスはダッシュ甘く腹括って後方から。ほんとはもう少しいい位置にね。3角過ぎは反応今ひとつも、川田に交わされてから直線外に持ち出して鋭伸。結果的に展開に恵まれたが、二千でも走れる。 プログノーシスはスタートやや遅くついて行けなかったが、川田も度胸決め別のケイバ。4角手前で馬群に追いつき、川田が例の手を広げる追い方で詰めたが。 ダノンベルーガは馬に任せた前半も、モレイラはやはりイクイの位置を意識してやや早目の仕掛け。手応えの割には最後まで渋太く伸びる。モレの腕もあるが。 ドゥデュースはまさかの直前乗り替り。昨日ジョッキーは戸崎と岩田望がいないぐらいか…と書いたが、武ちゃんアクシで戸崎出場とは。スタート良かったがテン速く必然的に下がる。ノースとヒシの間でずっと息が入らずにスタミナロス。ペースも速くて後退。 それにしても記憶にも記録にも残るレースとなった。天覧レースとしてもインパクトマックスだったね。レース後オーナーサイドからJC参戦の言葉もあったようで、リバティアイランドを始めより大きな舞台での対決が実現しそうだ。昨日の入場者は7万7千。11月26日は大変なことに…。
昨日は古都Sで本命にしたメイショウブレゲが来て、ワープスピードとの第一本線的中など結構良かった。いい季節にひと息つけて幸せだ(いきなり低次元の話に)。私の参加しているPOGは7頭持ちだが、開始から4か月半近く経って、ようやく2頭目の出走。ショウナンガチはスタートから全く競馬にならず、てか横へ飛んでどうすんだ(笑)。目を覆うような走りだったが、終わってみれば何と2着。さすがはマジックマン(笑)。レース後もポテンシャル高いと云ったらしく、今後に期待してしまうではないか。それにしても2頭が1回ずつの出走なんて、要するに私はかなり運がないということらしい。
今週はGⅠレースはなし。なんかホッとする(笑)。アルゼンチン共和国杯は多頭数で難解至極。応援馬だったディアスティマも人気の1頭になるのかな。6才だから頑張ってはいるけど、彼の名を見るとどうしても思い出す馬が。ドラフト時は史上最強のツートップと思い込んだもう1頭、ブルトガングだ。デビューの新馬戦はルメで4馬身差の圧勝。で、17日後に死亡…。生命力弱い血筋のようだが、全姉グランアレグリアの仔たちに期待したい。初仔はたしか父エピファネイアだったか。
いよいよハロウィンか…。そうね渋谷でガチ! ショウナンガチ、次は真っ直ぐ走れよ(笑)。
今日は2Rを皮切りにルメとモレのマッチアップが多い。ゴジラー1.０の公開も近いが、本来は川田がゴジラで…。今の雰囲気だとルメがゴジラで、短免で来日の怪獣を迎え撃つ感じにみえるね。さて当然イクイノックス本命で何もなし、という天皇賞-秋なのだが、川田のプログノーシスにも同等の期待を賭けてしまいましょ。前走札幌記念は圧勝だったが、あのコースであの流れで、という見方もあろう。正直プログノーシスがどれほどの馬か、見極めは難しい。私はトップホースという期待で見詰めていよう、という結論。あまり馬券を買うレースではないかもしれないが、7-9から3連を少し遊ぶ感じかな。まずドウデュース。凱旋門は最初から行かなければいいのに、と思っていたが、ニエルを見た時点で凱旋門は自信の無印。それでも復帰戦の京都記念は楽勝だったし、武ちゃんの乗り方ひとつか。ダノンベルーガは随分勝ってないし、川田にモレイラと勝率の高い乗り手からして、勝ち味の遅さは間違いない。ただ走り慣れた府中で、状態はかなりいい。マジックが披露されるか。ジャスティンパレスは謎の不人気だが、勿論二千より長い方が…ということか。でも宝塚でイクイ-スルーセブンに僅差の3着。無印にはしたくない。あとはジャックドールだが配当的にね。手が回らない感じか。イクイが勝ってJCに進んでほしいし、プログノーシスも応援したいし、武とモレイラの攻め手など熱戦を期待したい。
ペルセウスS。先行少なく内からヘリオスか。ゲート出ればヴァルツァーの先手も。ここはフルムで好配当狙い。プロキオン以来だが、同走オメガ(当時3着)に差をつけられたが、人気はオメガ5人、フルム7人とさほど。今回はハンデ戦で4.5kとバカげた差。有利と云わずして…。全19戦中17戦騎乗の水口、米櫃だ。 エーティーマクフィ、アルファマム、オメガレインボーが有力で、ヴァルツァーシャル、ヘリオスの残りに、マルモリスペシャルを加える。
国立。ヴルカーノが取消で興味が下がったな。アイオブザストーム本命。マイルとはいえスロー必至の組み合わせ。アイオブは府中初でルメのテン乗りと、3才も相まってフレキシブルさに期待。ビジュノワール、エッセレンチ、キタノプライトまでの争いか。
カシオペアS。流れそうな感じだが序列は微妙か。長期明け叩いて3戦目のヴァリアメンテ。坂井に替って前半折り合えば上位争いも。千八の方がね。 エアファンディタ、ピンハイの8枠勢が強敵で、ヤマニンサンバも順調。人気のマテンロウスカイに、フライライクバードとビーアストニッシドが続く。あとシュヴァリエローズも少し。
古都S。できればハナが3頭。距離からも競りはないだろうが。ここは冒険してみよう。メイショウブレゲの一発。気性面次第の馬だけど、ゴールドシップXパイロ。こういうタイプは爆発力はある。諸々合致しての馬券内だろうが、ギャンブルしてみっぺ。 ワープスピード、タイムオブフライト、エンドウノハナと行って、ホウオウエクレール、サンセットクラウド、シホノスペランツァへ。どうせ穴狙いだから、ミステリーウェイ、ダノンレガーロも。
堀川。ここは3連の軸としてショウナンアデイブ。正直あまりふれたくない馬だけど、昨日弟のショウナンラピダスが新馬V。とんでもない億円ファミリーだが、せめてもう1勝ぐらいしないとな。ま、3連だからね(笑)。ドクタードリトル、マイネルメモリー、プッシュオン有力で、メタルスピードとアイスグリーンまでか。
ルミエールAD。何しろ馬場がね。無理して買うこともないか。千直とはいえハナっ速い馬が多くハイラップ必至。ん、馬場で数字は不問か。昨日5900万円のGⅡを勝ってしまった松岡。今日もメインVでは出来すぎになるね。まあ年に1回ぐらいはあってもかな。トキメキは意外に人気がないね。やはり馬場のせいかな。まあブッ込むレースでもなし(笑)。スピリット自体はある馬なんで、馬場で嫌気ということもないと思うけどね。エクスキューズに使えるってか。トレンディスター、サトノファビュラス、マイヨアポア、ジャスパージャックと行って、ロードベイリーフにメディーヴァル、アジアノジュンシンまで。
昨日のチェルヴィニアはたしかに強かったな。決してうまいレースをしたわけでもなく、あのメンバーの中では能力が違った。血統馬のサフィラも歯を食いしばって2着争いを制したが、チェルヴィニアとの差は今後も詰まる感じはないか。早くもリバテイとの比較まで飛び出てる。ただ木村師のニュアンスだと阪神JF決定ではないような。もう3戦してるってのがあるのか。仮にパスしたら2月10日のクイーンCから桜-樫ということかな。やはりJF使ってほしいよね。今のところ欠点なさそうだし。
さて天皇賞。まだひと雨あるという予報もあるけど、少しなら馬場への影響はなさそう。この頭数だけにじっくり楽しめそうだ。
天覧競馬だから、ミルコのスターズ回避は残念だ。ジョッキーは戸崎と岩田望がいないぐらいか。まあ明日は熱狂させてもらおう。
アルテミスS。それなりに素質馬が揃った感はあるけど、ほぼスロー経験の馬ばかりだね。ここも折り合い合戦の様相か。やはりチェルヴィニア本命。菊に父モーリスの兄。こちらは♀でハービンジャー。性能は兄以上の雰囲気横溢。マイルも走れるがオークスまでの道筋を描いていることだろう。相手妙味はスティールブルー。血統以上の決め手をみせた初戦。こういうタイプは止まるまで買いたい感じ。追切からもアビリティ高そうだ。サフィラは猿でもわかる系でそれなりの皮算用は当然か。一発秘めるライトバックも1枠でどう御す。更にラヴスコール、ミエノブラボーと楽しみな顔ぶれだ。去年のリバティ参戦といい、このレースはもう少し賞金上げてもね。
紅葉S。2年前のデビュー戦から大物感満載だったラスール。勝ちとハグリが交互で、今回は2走ボケが気にはなるが、一応は信じる。決してマイルまでとも思わないが、とりあえず積み重ねの段階なので。相手も普通にバルサムノート、レフトゥバーズ、ニシノスーベニアだなァ。△もリサリサだしね。
伊勢佐木町。もう7-8年は行ってないな。イセザキモールはお元気か。ここは先行少なくスロー寄りだが、序列は微妙。穴狙いでインテンスフレイム。元々決め手甘いタイプだが、夏休み明けを2度使い、タイトに府中参戦。大型馬でカンフル効果も期待となる。あとはツムツム(笑)。キングサーガ、クールミラボー、コルサファターレと結構強いな。メイショウカゲカツの前走は圧巻。あとはアコークローにトクシースタローンまで。
5Rの新馬。新種牡馬として騒がれたブリックス、レイデ、スワーヴの仔もいるが、母方キトゥンズジョイが2頭いる。ブライトマン本命で。集中力に課題あるかもだが、府中のマイル自体は良さそうで、今後も含めての期待だ。ショウナンラピダス、キトゥンヒール、ベレッタ相手に、コスモバシレウスとメタシアターが押さえ。ファイアクラッカーも少しだけ。
スワンS。千四だが徹底タイプはいない。群雄割拠で流れからも難解。骨折明けは微妙も、乗り込み充分なグレナディアガーズ◎。馬体や血統からはいきなりでも走れそうだし、千四ならね。ララクリスティーヌとトウシンマカオが妙味あるかな。共に久々千四で好転すれば。川田テン乗りのアヴェラーレ、やはり武テンのルガル、躍進西村テンのウインマーベルと圏内。あとはエクセトラ、タマモブラックタイ。
御陵S。ここは行けそうなタイプがテンコ盛り。流れると見てモレイラのバハルダールで好配当狙い。近2走2ケタも、前走から復調気配はあって、追い切りからも巻き返しの期待はある。この枠だからジックリ乗って4角手前から差を詰めに行きたい。 キュールエフウジン、セイクリッドゲイズ、ロッキーサンダーと後半型で。あとミッキーヌチバナも乗り方ひとつで、ジュタロウとミルクティアラまで。
萩S。2度使ってパンとした印象のルシフェルの方に◎。母方の精度にハーツのスケール感がマッチして大物感あるよ。今回は川田だしこっちを本命に。勿論ボルケーノの素質もかなりで、ほぼ一騎打ちかな。一応ビーグラッド、ギウヴイットアゴーに印はつけたが。
平場の9R。堅実なラケマーダを軸に。冒頭でも云ったが、ミルコにとって明日の天覧競馬に乗れなくなったのは残念至極だろう。改めてエイシンフラッシュ大好き! と。ここは賞金も少ない平場だけど、ミルコ頑張れ!! アルーリングビュー、スズハローム、マチカゼを相手で大体いいかな。ピンクマクフィーとトラベログに△。
魚沼S。馬場がどうかな。行けば行けるタイプは結構いるが、長いストレッチに馬場も絡んで微妙か。長期明けの2頭に目が行くね。共に仕上がりは良さそうで、裏開催の吉田隼と佐々木。新旧エースに期待してみる。一応セレシオン-レヴァンジル。人気のマイネルモーント、エーデルブルーメは当然争覇圏だが、ルドヴィクスも乗り方次第で好戦。バレエマスターまでにしとく。
野球のドラフト終ったと思ったら日本シリーズか。クライマックスなんとかも含め、とにかく話題作るよねェー。野球ファンだった時代もあるけど、今のスポーツ興味順位では…多分20位以下か、30位ぐらいかも(笑)。ま、好みですけん。基本はレースが好きなんだよね。なんかチョイと腹が減ってきたので、お粗末様です。
天皇賞は今日枠順が決定するが、頭数が少ないからね。まあ府中の二千は過去に色々あったけど。スターズオンアースの回避は残念だな。みんな色気を持っていると、得てして突っ込んで来そうな感じもあったけど。仕方ない。イクイノックスは順調という感じかな。今の日本競馬、賞金稼ぐ馬は使って休みのワンパターンだけど、今年はドバイに阪神の宝塚と走った。今回は関東の競馬だし、府中は特に伸び脚がいいように思う。スタート良ければノース、ジャックの3番手もあるか。まあ府中だし番手は気にしないだろうが。 ドウデュースは栗東の坂路でいい動き。なんか今回は馬がヤル気になってる雰囲気。こちらは控えてのレースになりそうだが、変に馬が気負わなければ好勝負必至か。 ジャスティンパレスは軽めの最終追い。輸送を考えての調整だが、府中でどうかだね。左自体は中京での神戸新聞が圧勝だった。 プログノーシスは順調そうだが、府中は初になる。こちらも左は中京で2勝が強い競馬。気性面に多少の不安はあるが、頭数も少なく一発あっても。 ジャックドールは予定より速い時計面でアピール。ゲート次第では当然逃げもありそう。 ダノンベルーガは同厩同走ヒシイグアスとマッチアップ。モレイラが乗ったようだが、変わらずといったところか。考えてみればこれで3戦連続モレイラ騎乗になるね。このメンバー相手だと、うまくポケット的な感じで脚を絶妙にためないとだね。
アルテミスSは昨年リバティが出走したし注目度は高いか。チェルヴィニア、サフィラ、ショウナンマヌエラなどが出るけど、ライトバックが面白い存在かな。新馬も結構インパクトあったけど、追い切りも突き離す脚でインパクトある。ただ油断すると真っ直ぐ走らなかったり…。まあ一発屋タイプなのか、ほんとに凄い馬なのか。
ハーパーは川田で女王杯とか。ブレイディヴェーグが出るので、ハーパーは格好のモノサシになるね。まあ古馬もいるけど。
ブリーダーズCに出走のウシュバテソーロなどがサンタアニタに到着したと。12月の香港といい、正に舞台は世界という感じ。馬もジョッキーもトラベラーだね。私は来月の検査がコワイ(笑)。薬をまじめに飲む日々だ。皆さん、ご無事で。
ルメにはやられたな。簡単にダービー馬の背にいるモレイラ。俗にマジックマンと呼ばれる男だ。ルメにはルメの生き方があって、それはシンプルだけれど常にもうひとつ…アナザーストーリーも描いている。さしてスタート良くなかったし、あのまま10番手あたりで推移するのが極普通。馬の気持ちの動きを察知して、瞬時に追い上げ態勢をとった。機を見るに敏。実際はなかなかね。滅多に開催されない三千mのレース。実はラップが変速だった。最初の千が60.4、中の千が64.1、ラストの千が58.6。ルメの一見奇策は、馬にとって走り易い形になっていたのだ。思えば初めてDIが負けた有馬。追い込みイメージのハーツクライに乗り、好位戦から早目押し切った鞍上がルメだった。世界のマジックマンにマジックを仕掛けたなんて痛快すぎるな。ドゥレッツァは5連勝ですべて上がり最速。ドゥラメンテはまたとんでもない大物を輩出した。もうこの世にいないんだって…。
キャロットは凄いね。土曜の富士Sをナミュールで制して、菊花賞はドゥレッツァ-タスティエーラでワンツーだよ。それにしてもドゥレッツァは逞しいな。重心低くスタミナ充分という感じ。どうするんだろう。有馬かなァ。タスティエーラはモレイラが距離を意識したかかなり我慢した競馬。レース前はテンション高くても折り合ったし、一定の能力は表現してダービー馬の意地はみせた。ソールオリエンスはヨコタケらしいレースといえば云えるが、あと600ぐらいでタスティの外に、形としては完敗かな。ペースの淀みが向かなかった面はあるにしてもね。そしてサトノグランツはもっと楽に追走したかったが、どうもドッシリ感がなかった。ダービーと同じようというか、現時点で器の差を露呈した。距離だけが原因ではないと思うけどね。
さて天皇賞。頭数少ないな(笑)。府中広いけどね。ルメ、ヨコタケ、川田…配役は同じようなもんだな。モレイラはダノンベルーガ。先行馬がね。ノースブリッジが行きそうだけど、まさかまたルメの…。まあ答えは神のみぞ。
