春天の枠順が決まった。内からワールドプレミア、アリストテレス、カレンブーケドールと人気馬が入った。ハナ候補のディアスティマは3枠5番、ジャコマルが9番となった。ユーキャンスマイルは7番で、ディープボンドが12番。大外17番はオーソリティとなった。今年は阪神で行われるため、1周目外回り→2周目内回りとなる。阪神大賞典を使った馬が7頭と多く、条件戦ながら同じ3200mだった松籟を圧勝したディアスティマは、当時離れた4着だったシロニイが大賞典でも4着と健闘。今回はジャコマルと共に先導する形になりそうだ。アリストテレスの復調度合いも気になるが、今回戸崎騎乗となるカレンブーケドールの出来が目立つね。果たして牝馬の優勝は成るか。それにしても謎が謎を呼ぶ天皇賞である。
青葉賞も注目。ワンダフルタウン以外は何とか連対してダービー出走を叶えたいところ。ただ顔ぶれからすると、来週の京都新聞杯の方が上かな。ディープモンスター、レッドジェネシス、ルペルカーリア、マカオンドールなど。青葉で穴馬の1頭リーブルミノルは、ゆきやなぎでレッドジェネシスにチギられた後、アザレアを勝ったわけで、仮にジェネシスが青葉に出れば当然人気馬となっていた筈。来週はNHKマイルCにプリンシパルSもある。あとは天気だね。
クールキャットはある意味勝って納得。前走のフラワーC(7人気)では◎打ってたのにな…。新馬はほんと強かったし、長期明けのアルテミスも善戦してソダシと3馬身。年明けのフェアリーはツムツムが乱暴運転での失速。そして前走はスタート出遅れての上がり最速。今回は新馬以来のルメに戻っての快勝。私は枠が外に行ったので、押さえと踏み込めなかったが、来ても全く不思議ない馬だと思う。
スライリー、メイサウザンアワーと走った馬は赤松組。どんどんアカイトリノムスメに風が吹いているぞ(笑)。ユーバーレーベンはスタート悪くはなくても位置取りはね。開幕週だし上がり最速でも歯がゆさはある。オークス行きたいようだが、今のところ出れそうな感じだね。ジョッキー変えたいけどな(笑)。そしてオヌール。やはり馬体維持のために強い調教が出来ないと厳しいね。性能に期待したのだろうが、前半少し揉まれて体力を消耗した感じ。現時点では仕方ないと思うが、鞍上の川田は結構期待を残すニュアンス。乗ってる者にわかる感触なのかな。それにしても404kではね。最終的に1番人気だったのでお騒がせしました。 個人的にはガックシだけど、サトノスカイターフ(1勝)とサンデーアーサー(未勝利)がようやく戻ってきた。クラシックの大望もいいが、私は小さな幸せを噛みしめたい(本音か）。
マイラーズCは乗り替わった古川吉が頑張ってケイデンスコール。安田隆厩舎は香港でダノンスマッシュが大敗。まあ幸せひとり占めはね。N紙では安田師は府中にいたとなってるけど、香港でもなく、人気馬がGⅡに出る阪神でもなかったのか。ついでにN紙では古川に「43才は慌てない」と書いているが、そもそも代打の原因の岩田パパは47才で抑制利かず(笑)。 私が本命にしたアルジャンナは少しロスがね。それでも追い出してからは鋭伸。まだ未勝利の妹トレデマンドに勇気は届いたか。
香港のクイーンエリザベス2世。矢作厩舎のラヴズオンリーユー。2年ぶりのGⅠ制覇となった。グローリーヴェイズもよく走ったが、デアリングタクトは切れ負けというか、歯がゆさが続いている。コントレイルと共に三冠馬という看板がチト重くなってきた雰囲気。頑張ってほしいが、歴代の三冠馬と比べてスケール感というか、崇高さに物足りなさはあるね。
さて世にも面白い天皇賞がやってくる。G1馬は2頭だけ。それも燃えカス(失礼)マカヒキと、菊花賞は勝ったけど重賞はそれだけのワールドプレミア。蛇足ながら菊も、1人気ヴェロックス・2人気はなんとニシノデイジーというG1戦としてはメンバー最弱のレースだった。今回は頭数も多くて様々なバックボーンの馬が揃って、世にも奇妙な天皇賞となる。先行ではディアスティマ、追い込みならナムラドノヴァンあたりも一発の雰囲気。てか何を狙ってもOKという大混戦、大乱戦の色彩。世にも不可思議な天皇賞である。青葉賞も楽しみだし、NHKマイルCの登録も出た。競馬シーズンだなァ。緊急事態だけど…。
今日から緊急事態。確固たる決意を掲げての期間になる。五輪開催の有無もドンドン迫ってくるからね。
フローラS。ウインアグライア以外はここで連対しなければオークスへは、という形。ただ願望の◎。オヌール。どうだろうね。期待半分、不安半分は正直なところ。初の長距離輸送で馬体重の維持がまずポイント。陣営も何とか410k台で、というニュアンス。ということは400k台も覚悟はしているということかな。府中の二千は独特だし、他馬とのぶつかり等小さいのは有利ではない。仏の名牝アヴニールセルタンも残念なことに、残った産駒は少ない。デゼルもGⅠを狙うだろうが、オヌールも続きたい。ま、今日は負けても理由は一杯あるけど(笑)。天気も午後夕立性の降雨の可能性。昼から3時ぐらいが怪しいみたいだ。できれば避けたいね。府中は一応雷注意報は出てる。川田はなんと10Rから12Rの3クラのみの騎乗だね。本来ユーバーレーベンはやや抜けた人気の筈。JFを見れば当然のことだ。ミルコがポカせずに中団あたりで折り合えば、やはり勝つ確率は高そう。パープルレディーとオメガロマンスも上位進出を虎視眈々。あとはクールキヤット、スノークォーツにアンフィニドールまでとした。
鎌倉S。本当ならこれからの期間は観光客で大賑わいの地。鎌倉市は昨日まん延防止の地域に追加された。酒類提供については緊急事態に倣うという話。ここは今日の仕事始めとなる川田のビンシャン。ハナさえ切れればメンバー的にも粘り込みは可能。相手を少しひねればスズカコーズマンボ、ロードアブソルートでどうか。内を引いたエピックアン、エアコンビーナは争覇圏だが、ガンケンとプロヴィデンスも印はつけた。
石和。石和のウインズもかなり経つな。内の北村宏か、外からミルコが行くか。まあスローは必至の顔ぶれだ。ここは伸びしろ重視でフェアリーグルーヴ。まだ頼りないところもあるけど、脚はこのクラスでも通用のもの。スタート含めて立ち回り一つで食い込みも。ミトロジーとクロワドフェールが有力で、クールウォーターも侮れない。それを云ったらダイワクンナナもペース次第でチャンスも。コーカスもそんなに差はないかな。
マイラーズC。最初はラッキーの2頭と思ったけど、先日トレデマンド(未勝利)が気骨あるレースしたので、兄さんに頑張ってもらおうとアルジャンナ本命。長期明けの前走は展開もね。馬はリフレッシュされたと解釈して、ここはもうひと花咲かせてもらおう。 エアロロノアも今後の活躍が楽しみな馬。連勝続けても驚けない。乗り替わったケイデンスコール、久しぶりの芝になるエアスピネルが好戦。あとはラセット、ワールドウインズが穴っぽい。もっと大穴ならザイツィンガー。
灘S。人気のサンライズホープが行くのかな。かえって二千はレースがし易いかも。情けなく◎(笑)。相手は絞りたいんだけど、これがなかなか。エンダウメント、マリオ、キーフラッシュを一応ピックアップ。それでもリッターシュラーク、スコルピウス、タマモアポローンと油断できない。
白鷺やめて最終を。昨日裏開催で重賞勝ったディアンドルの弟ミエノワールドが人気。ただここは行きたい馬がいる上、あんチャン乗っけてハナ指示するかものクリノビッグサージに、ハナ行く脚はあるアシャカマキシンも先手作戦もある。意外にキツイ形もあり得るかと。オカリナの差し脚を軸にしたい。古川はメインでケイデンスコール騎乗になった。その結果も気になるが、すでに予想していたので、変更なしで行く。両方は勝たんだろうが(笑)。相手はビッグデータ、エスシーミホーク、スズカゴーディーと好配当狙い。エンプティチェア、オンリーワンスターにメイショウナパワンも。人気のミエノは一応トリガミ程度。
香港は日本馬の活躍待ちの状況か。ダノンスマッシュは相手に恵まれた感じで、モレイラとあっては圧倒的人気か。 クイーンエリザベス2世も日本馬4頭に対して、エグザルタントが抵抗するぐらいかな。日本馬同士の駆け引きも注目になる。グローリーに乗るティータンはどう御すか。そういえばダノンスマッシュとグローリーヴェイズで川田は香港へ行く価値はあったよね。昨日新潟で惜しい2着。今日はオヌールだ。ま、色々事情はあるのだろうが。
明日から府中と阪神は無観客に戻る。仕方ないね。やはり東京五輪という大きな命題があるから、殊更時限を意識するわけだ。 競馬が開催されるだけで有難い。で、府中開幕のオアシスS。今や一発屋と化したミルコ。今日は珍しく乗り馬が揃った。メインも人気の1頭ブルベアイリーデ。私もミルコに騙されてあげよう(笑)。それなりには流れそうで、好仕上がりのブルベアは得意の府中ならいきなりでも。久しぶりのマイルだが、むしろ走り易いかも。 タガノビューティーは大敵で、ゴルトマイスター、メモリーコウもチャンスあり。あとデアフルーグ、グローリグローリの8枠勢に、バレッティ、ペプチドバンブーまでかな。
晩春。激戦だね。最内に戻ったショウナンアオゾラから好配当狙い。ちょっと乗り難そうな馬だけど、内枠で結果残してるし、鉄砲も利くタイプだ。戸崎でいきなりの期待。 ペコリーノロマーノも仕上がりいいので穴っぽい。人気のエイムアンドエンド、トーセンリストは圏内で、素質馬スカイグルーヴは千四で新味を。あとはセルフィー、カヌメラビーチ、ウインドライジズ。
9Rでも平場。ここはハナ希望が4頭とペースアップしそう。末脚安定のムーンライトが軸に良さそうだ。輸送カギも府中は走ってる。 マテンロウディーバ、オータムレッド相手なら儲かるね。勿論クリアサウンドは圏内で、グレイテストにウインメルシー、クラサーヴィツァと行きたい。
京橋S。ミトノマルーンが逃げそうだが、スローは必至かな。ここは4才牝馬の争い。中でもイズジョーノキセキ本命。キャリア浅い頃は末脚がやたら目立ったうまだけど、ある程度の柔軟性も見せつつ着実に出世してきた。岩田パパも乗り慣れてる。 相手もソフトフルート、アカイイトで良さそう。荒れないかな。一応ティグラーシャ、プライドランドが一角崩し。ジェットモーションも小さい△。
丹波。カレンが圧倒的人気だね。あえて狙えばドナキアーロ。今回はコーナー少ないレースで脚をためたい。中1週の福永は一応勝負気配だ。前記カレンシュトラウスに、長欠サトノソロモン、レターオンザサンドが有力。押さえてもラインオブダンスぐらいか。
あやめ賞。少頭数も展開微妙。攻めるならバガンか。まだ未完の馬でレースぶりも大味。ただ単純な脚力は結構なもの。あくまで先物買いだけどね。 カイザーバローズ、パタゴニア、ギャラントウォリアが当然有力で、ヴェルトハイムが続く。
福島牝馬Sという新潟戦。10頭が新潟初となる。だからでもないが、新潟経験豊富なアバルラータで大穴遊び。何せ6戦連続で着外。好調教で吉田隼とチト目についただけ(笑)。裏開催のエース隼人も今やクラシックJだもんな。 パラスアテナ、ドナアトラエンテ、シゲルピンクダイヤと強敵。ムジカ、ミスニューヨークに、大穴フィリアプーラ。因みに馬連の6-10は朝1300倍だった。
クロノジェネシスは凱旋門へ本気モードだね。元々昨年から云われていたし、順調に行くことを祈りたい。
2才馬の話題が急に多くなってきた。パンデミックから世の中が様変わりして、普通の行動が阻害されることも多くて、未だ先は見えず。一つ一つの進捗状況さえ頭から離れることもしばしばだ。
で、そういった言い訳片手に生きている日々の中、律儀に2才世代のPOG本が早くも発売されている。私も通称「赤本」を買ったが、表紙をめくって愕然! カラーパドック最初のページにいる2頭は、コマンドライン(DIxコンドコマンド)、ショウナンアデイブ(DIxシーヴ)。私が参加しているPOGでも、3才馬は現在クラシックの真っ只中。そして私が1位で獲得したトレデマンド、3位で獲得したサトノスカイターフの全弟となる2頭なのだ。要するにこの本では「目玉」扱いされてる2頭。因みにコマンドラインの姉になるトレデマンドは現在5戦して未勝利。最高着順5着。ショウナンアデイブの兄サトノスカイターフは4戦1勝で休養中。ま、すぐ上の2頭を見る限り、本の目玉になるような…。まあ評判は当てにならない方が圧倒的に多いからな。この本で行くと、昨年版ではエフフォーリアもソダシもカラーパドックにいない。勇気を持って本の推し馬を嫌う手はある筈。ただそうなると、あまりに焦点が絞れなくなるけどな。もっと直感を大事にしたいものだが…。
オーソクレースは正式にダービー回避。レッドベルオーブはダービーへ行くみたいだね。そして皐月賞に出走したディープモンスターが急遽京都新聞杯へ。レッドジェネシス、ルペルカーリア、マカオンドールあたりだったところへ、クラシック出走の3勝馬が参戦となる。個人的にはマイッタ(笑)。ジェネシス頑張ろう。アッ、さっき私の1位がトレデマンド、3位がサトノスカイターフと云ったが、間の2位指名がレッドジェネシス。ついでに蛇足ながら、日曜のフローラSで2-3番人気になりそうなオヌールも下位指名している。日曜の府中は昼から小雨の可能性もあるらしい。開幕週だし馬場への影響は少ないと思うが。
