競馬のマラソンは寒い時期だよ。

今日から開催替り。年末の風情もあるが、世界のトップジョッキーの参戦で、妙な感覚でもある。ステイヤーズS。オジュウチョウサンにミルコが乗って更なる興味はあるね。ベイビーステップを行かせてのレースになりそうだが、切れでは劣るだけに、どういった手綱になるかな。ヴァントシルム◎で行きたい。勝負が遅いタイプの馬だけど、中山は何気にいいし、田辺もこの年末は稼ぎたい筈だ。道中インで脚をためての直線勝負だね。　５連続2着のサンシロウ、叩いて一変あるかのリッジマン、そろそろ一発あってものメイショウテンゲンへ。あとはモンドインテロ、アルバートの実績かな。オジュウチョウサンも昨年の有馬を考えればソコソコ応戦はできるか。
　鹿島。一転D千二だ。結構先行きつい感じかな。クーリュの巻き返しに期待。前走はスムーズに走れなかったから着順は気にしないでいい。ノリとしても汚名挽回のレースになる。　クインズラミントン、ガンケン、モルゲンロードを厚めに、サニーストーム、スズカゴーディーにカズマペッピーノも。
　葉牡丹。ディアスティマが来週のエリカに変更。ならばダーリントンホールでお帳面という感じだが、素質的にはローレリストも魅力あるね。デビュー戦であの形は厳しい。あれで勝ち切れたのは能力の証しだろう。今回はマーフィーで違うレースを見たい。　ダーリントンが大本線だが、ヒシエレガンスも面白いし、グランデマーレも大物感はある。ディアセオリー、コンドゥクシオンまでだろう。
　チャレンジC。なんかギベオンがこんなに人気になるとは。私もギベオン(笑)。現状は出世しそこなってるけど、能力は相当と思っている。今回はフランキーの騎乗で、その資質を全開したい。　同じくムーアで上積みのブレステイキング。こちらは騎乗経験あるね。4連勝のロードマイウェイ、仕掛けひとつのステイフーリシュが有力どころ。押さえればノーブルマーズとテリトーリアル。
　御影。真ん中より内に行きたいクチが揃った。激戦だね。デピュティプライムで穴狙い。秋からかなりタイトなローテで走っている。今回も前走勝ったのにあえて中1週の遠征競馬。昇級だし中枠もどうかと思うが、なんか目に留まってしまった(笑)。岩父に頑張ってもらおう。　クライシス、キラービューティ、ハルクンノテソーロ、アメリカンファクトが有力で、タガノジーニアス、ワンダーアマービレ。
　再度山。ダンスディライトにまさかのフランキー。それだけで胸がいっぱいだぞ(笑)。でも本命はブラヴァス。まだ素質開花とはいかないが、それでも上向きは確かだろう。こちらだってスミヨン。ここは決めたいところだね。ダンスは単穴にして、相手はアドマイヤジョラス。前走は控えるシーンもあったし、藤岡康も期する気持ちだろう。近江組のワンツーと行きたい。ダンス以外にミヤビパーフェクトも無印にはね。オッズ見たくないな。
　中京犬山。犬山あたりへ行ったのはいつだったか。思い出せない(笑)。ここはダメ元でマンハッタンロック。ずっと中1週が続くし、当然調教も軽い。ただ中京は走るし、ハンデ54kは好材料。混戦になった際の一発はないか。　プレシャスリーフは気性面にやや不安あるもここでは上位。それなら当然マスターフェンサーが注目になる。ここを走るの?って感じだよね。勝たれて当たり前だが、中京はチョイ難しいのでね。単穴にした。モンオール、サンティーニと穴っぽいところ。あとはディライトプロミス、ダンツチョイス。
　明日は楽しみだね。馬券も売れるんじゃないかな。私は一応決めている。自信は大してないが…。

チャンピオンズC・インティ逃げるか。

チャンピオンズCは枠順も決まって眺めてみると、改めていいメンバーだよな。例の豪華外人参戦でより想像が膨らむ。ロンドンタウンが外枠にいったので、行きたいと云ってるインティのハナもあるかな。ミルコのワイドファラオが無理目に行かない限りは、インティの能力が発揮される舞台にはみえる。クリソベリルの5連勝は凄いけど、インティは7連勝だったか。武ちゃんに戻って他陣営も警戒はするだろうけどね。
　やはりフランキーが乗るオメガパフュームが注目になる。前年同様にJBC2着からのエントリー。去年はやや平凡な内容だったけど、そこはフランキーだからな。ゴールドドリームは常に好戦する能力は疑いなし。去年は出なかったけど、前々回のチャンピオン。ルメールも女王、マイル、JCと上位なしなので、ここは存在感を見せたいところだね。チュウワは仕掛け処ひとつだな。ワンダーリーデルは6才にして地力アップが顕著。距離面の課題あるも、穴党は一考だろう。個人的にはウェスタールンドなんか応援したいけどな。
　シェーングランツが屈腱炎で引退。クロミナンスは深管骨瘤で当分ダメだ。多分デビュー戦(圧倒的1番人気で3着)の頃から兆しはあったものと思う。なんか悲しい今日この頃。
　有馬記念の第2回中間発表があった。JCが???の顔ぶれだったけど、有馬の出走予定は、リスグラシュー、キセキ、サートゥルナーリア、フィエールマン、ワールドプレミア、レイデオロ、スワーヴリチャード、アルアイン、シュヴァルグラン、ラヴズオンリーユー、ヴェロックス、アエロリット……。楽しみなメンバーになりそうだ。

チャンピオンズC以外の話。

今週は中京でチャンピオンズCだけど、ビュイック以外の外人ジョッキーは騎乗予定だ。そして土曜はマーフィー、ビュイック、ミルコが中山。デットーリ、スミヨン、ムーア、ルメールが阪神の見込み。ステイヤーズSはオジュウチョウサンがスタミナ頼りに一発を狙う。おそらく好位~中位から、途中で早目に仕掛ける作戦に出るんじゃないかな。ミルコ起用もその色合いが強い。マーフィーは勢いに乗ってアルバート騎乗だ。　チャレンジCはデットーリがギベオン、ムーアがブレステイキングと、興味津々のカップリング。スミヨンのブラックスピネルも面白い。勝つのはルメのロードマイウェイかもだが(笑)。
　ディアスティマが予定変更で出ない葉牡丹賞は、やはりダーリントンホールが注目か。TスポのT石は、自社東スポ杯(アルファベットにした意味がない)に出ても本命にする予定だったとか。もし出てたら当然負けてただろうから、T石も運がいいな(笑)。コントレイルもアルジャンナもディアスティマもいないここなら、完勝しないと話にならない。
　そういえば福永が復帰か。川田がクリソベリルなので、早速チュウワウィザードのオファーがきた。以前乗ってるしね。マイルCSのインディチャンプ、JCのワグネリアンと、福永にとっては大きな損失だった。彼にしてみればよりによって、というタイミングの休暇だったろう。池添も川田も代打でうまく乗っただけに、ここは逆にチュウワでここにありをアピールしたいところだ。なんか最近はジョッキーの話題だけで相当間が持つな(笑)。

マーフィーのサクセスロード。

若き天才と誰が云ったか。美味しん・マーフィーはその屈託のない騎乗ぶりで、次々とサクセスロードを邁進している。マイルのペルシアンといい、今回のスワーヴといい、能力はあるけど、チョイ難しさがあって、という馬をサラッと普通に乗りこなしてしまう。だから天才ということか。今でもマーフィーを最初に見た時のザワザワッとした感覚は覚えている。およそ28年ぐらい前に、初めてフランキーを見た時に次ぐぐらいの思いだった。その後D・レーンの騎乗を見るにつけ、世界は広いぞ、大きいぞ、と思った次第。スワーヴリチャードは二四戦が3回目。3才のダービー、4才のJC、そして今回のJCだ。ダービーは四位で少しバランスを崩すシーンもあったけど、最後まで食い下がっての2着。去年のJCはアーモンドの衝撃レースにそれでも3着と健闘。今年のレベルなら最右翼は当然だったかもしれない。実は私、ダービーも去年のJCもスワーヴを本命にした。今回も最初はスワーヴ本命に傾いていたのだが…。所詮ルックやムイトあたりとは格が違うだろ。スイマセン。ただ馬場の向き不向きはあったよね。言い訳をさせてもらえば、ルックトゥワイスは馬場に適応できない感じは明らかだった。元々レースの途中で一旦気持ちが途切れることのある馬なんだけど、今回はそれが顕著だった。残り3ハロンでは最後方。直線はまた少し伸びているが、チャンスは全くなかった。当然フランキーのせいではない。牡馬にしては小柄で体力負けという感じ。それにしてもこの空前絶後の外人トップジョッキー軍団をまだまだ見れる。レーススケジュールも早く進行しそうだぞ。　と思っていたら、なんとミカエル・ミッシェルが近い将来JRAを受験する意向だという。今夏の来日中に、なんか目の色がギラついてるなとは思っていたが、そんなに日本に惹かれたのか。日本の馬、施設、ファンに感銘を受けたとのことだが、どうだろうね。騎乗ライセンスに関しては、日本は諸外国とは違って、完全にパッケージされた、密閉された世界になるからなァ。勿論外国のレースに乗ることは可能だし、今年はルメールがバカンス休暇を取ったりもしたが、基本の囲い込み感は日本独特のもの。24才か。そういえばマーフィーと同い年だね。レーンがひとつ上だ。いいね若者は(笑)。
　阪神JFの登録が出た。ウーマンズハートVSリアアメリアの大一番といったところ。サンクテュエールは休養。リアの2着で賞金の上積みはあったけど、クラシックに関しては万全の持ち賞金でもない。フェアリーかクイーンCを使うことになるのか。ま、桜花賞に出てくれればそれでいいのだが。
　今週はチャンピオンズC。JCを見るにつけ、馬場はお願いしますよって感じだね。インティ、オメガ、ゴールド、チュウワと揃ったところに、デビュー5戦5勝の3才馬クリソベリルが挑む。熱いな。

ジャパンC・歴史の中で…。

府中の馬場はかなり悪いね。天気自体は回復傾向にあるが、どこまで乾くか。さて外国馬なしのJC。その上日本馬も、アーモンドアイに凱旋門挑戦組も出ないわけだから、決してオールジャパンではない。3億円の賞金でも、ここは緩いG1という感触でいい。本命を考えたのは、内からスワーヴリチャード、ユーキャンスマイル、レイデオロ、ルックトゥワイス、エタリオウ。何度も気持ちが揺れた末、ルックトゥワイスにした。神様仏様、というヤツだ。馬が地味なら当然何が目立つかという話。フランキー様に神がかりを期待する。馬も目黒記念はチョイと凄かったし、ARも先着した馬は斤量面で軽い馬だけ。何よりフランキーで0.4ぐらいのアドバンテージを見込んでいる。　ユーキャンスマイル、レイデオロ、スワーヴリチャードは有力圏内で、穴っぽいエタリオウ、シュヴァルグランにワグネリアンまで。カレンブーケはオークスとダービーの比較上53kなら見劣らない形になるけど、ここは外した。来たら仕方ない。
　ウェルカムS。外人はミルコ以外乗ってる。フランキーは藤原英のヴァンドギャルドに乗らないんだね。ここはムーアのバリングラから好配当狙い。一気に距離を縮めてきたが、父からしたら悪くもないかと。巨漢馬をムーアがどう御すか見物。　シャンティローザ、ウーリリ、アドマイヤスコールへ行って、ヴァンドギャルドとアントリューズを押さえたい。
　シャングリラ賞。もう場内は盛り上がってる頃だな。オルクリストの追い込みに賭けたい。展開が?なんだけど、終い一手のこの馬は応援するにも気持ち的にブレない。直線一気を楽しみたいね。アイアムハヤスギル、フォッサマグナ、ペイシャネガノに、ラディアント、ニシノコトダマを加えたい。
　オリエンタル賞。こんなお祭りの日に武藤に◎もいいんじゃないか。ニシノカツナリは馬体も目立つタイプだが、走らせても結構行ける。唯一の千八戦は大敗しているが、中山のスプリングSなら条件は違う。それに10着でも0.7差だ。武藤に控え目な声援を。　スミヨンのピースワンパラディ、ルメールのアルミレーナ、ビュイックのコーカスと強そう(笑)。あとはジョブックコメン、アストラサンタンまで。
　京阪杯。16:15発走だね。前走で久しぶりの勝利を飾ったアウィルアウェイ。インディチャンプの下で、まだ終ってなかったね。使う脚が短い印象の馬だけど、復調したという判断。高野厩舎で北村友…おっ、ディアスティマじゃないか。応援しよう(笑)。リナーテ、エイシンデネブ、ライトオンキューへ行って、モズスーパーも当然圏内。あとはアイラブテーラーとカラクレナイ。
　オータムリーフ。人気サイドで決まりそうな雰囲気だけど、あえて一発狙うならヌーディーカラー。これも復調気配は感じるし、ゲートさえ無事に行けばそんなに差はないかなと。　人気のヴァニラアイス、テーオージーニアスは当然有力で、スズカコーズライン、ハングリーベンが続き。ここまででいいんじゃないかな。
　渡月橋。一応行きたい馬はいるし、展開五分か。人気の1頭だがトライン本命。叩いて変わるタイプとみれば、初の千四もかえっていいかも。　タイキサターン、メリーメーキング相手に、ボンセルとキアロスクーロまで。
　白菊。府中のベゴニアと同じ距離。7頭と6頭立て。こっちは牝馬限定にしても策がないね。2才の特別・重賞は再編成の余地ありと思うがどうだろう。人気の2-3は買いたくないなァ。ベッラヴォルタから入ろう。前走はロスの多い競馬で、内容はそんなに悪くない。母方の意固地さはありそうだが、少し期待してみる。　レディフォリア、ショウリュウハル相手だが、勿論ヒルノマリブも蹴る勇気はない。
　何にしても天候回復は良かった。色々あったJCだけど、歴史の中でやはり輝いてほしいと思う。ならばどういう結末がいいか。まあ人それぞれ(笑)。