A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

「日陰サバイバン」クリアしました!

2023-06-28 20:55:09 | 同人誌感想
 「5クリックごとに1回ネタが入る」「反則探偵さとりと被って酷いことになった」「1時間プレイするだけですべての体力を消耗する」と俺の中で大好評な法廷ダンスバトルゲーム「日陰サバイバン」、ようやくクリアしました!
 入手したのはもうずいぶん前になるんですが、前述のとおり非常に体力を消耗するゲームなのでいのちだいじにプレイしてて、ようやくクリアとなった次第です。
 いやーもうとにかく体力の消耗が激しい。そういった意味では本作はまさに「サバイバル裁判」、つまりサバイバンという意味だったんだよ!! なおサバイバルを強いられるのはプレイヤーです。
 本作はいちおう逆転◯判風の裁判ゲームの体裁をとっておきながらやってることはアストロ球団と同レベルなので一切の常識が存在しません。
 挙げていくとキリがありませんが、一例を上げると「被害者と検事が同一人物」「証拠物件が進化する」「弁護士が突然3人に増える」「裁判官が殺人教唆」「裁判中に弁慶外伝沙の章の話を始める」「そもそも主人公が犯人」「幕間で反省会」などといったように常人が耐えられる内容ではありません。
 特に裁判中の雑談の内容が完全に世間から転げ落ちた類のオタクのそれでなんだか辛くなってきます。個人的には執拗にゼノギアスの話をしようとするのが笑えました。
 また、「法廷ダンスバトル」というジャンル名に違わず、本作では裁判中にも関わらずパッチェさんほかたくさんの東方キャラのLive2Dモーションを無駄に活かしたダンスが見られます。なお1名を除きキャラデザは基本的におまんじゅう。最終章における無駄にパターン豊富なパッチェさんとぐやのダンスバトルは必見だ!
 本作を語るのに欠かせないのがたくさんのゲストキャラ。東方二次創作ではクロスオーバーも多く見られますが、本作にもたくさんの東方以外のキャラが登場します。一例を挙げると「ミキモト(かまいたちの夜)」「犯人、黒の組織の人(名探偵コナン)」「裁判BGMに合わせて踊る人」「フタバスズキリュウ」「成金」などといったように常人が耐えられる内容ではありません。「裁判BGMに合わせて踊る人」ってなに?
 いやーもう楽しかった。本作のコンセプトは「あの頃の同人ゲーム」とのことですが、まさにあの頃のやりたい放題な同人ゲームのノリ……というか、あの頃の「みょふ~会」さんの東方二次創作のノリそのままで実にノスタルジー。
 実にフリーダムで楽しませていただきました。現状、東方二次創作の規模やクオリティは増す一方となっていますが、こうしたいち時代の空気をパッケージングしたとも言える作品は技術の進歩やクオリティとはまた異なったところに価値があると感じます。そもそもこんなゲーム作れるのみょふ~会さんしかいないだろ。
コメント
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