残るは今年の例大祭レビューと一昨年の紅楼夢戦利品レビューとその他もろもろ。……けっこう残ってるな。
・世にも奇妙な幻想郷3 異世界の日々（さばーい出版）
毎回新刊をほぼ2冊発行しててすごいなあと思っているサークルさん。今回は総集編も含めてまた2冊。すごいなあ。
「世にも奇妙な幻想郷3」、幻想小学校の面々がさまざまな怪奇現象と直面する恐怖の物語。「お前らも怪異側じゃねーか」というツッコミはしてはいけません。
皆さん知っての通りこのサークルさんはタイ在住の方が漫画を描いているサークルさんなんですが、あとがきにによればタイにも学校にまつわる都市伝説があるとか。
「動く人体模型」や「徘徊する二宮金次郎像」などといった学校の怪談と言えばもはやオカルト界隈ではノスタルジー枠ですが、だからこそ幻想が行き着く幻想郷で彼らが生きている（？）姿はなんとも微笑ましいものがあります。
しかしおぜう様のランドセル姿はもう見慣れたというか似合いすぎて違和感を覚えなくなりました。
「異世界の日々」さまざまな異世界で東方キャラが活躍するお話の総集編。
では収録作品ごとに感想を。
・うちの猫には可愛げが足りない！
学校帰りに捨て猫のパチュリーを拾ってしまったレミリアちゃん。その日から彼女の生活は一変してしまうのです……（不穏なナレーション）。なんか……いつもどおりですねと言った感じ。いや実際おぜうとパッチェさんの出会いってこういう感じだったと思います。
・幻想郷牧場へようこそ
ゆゆ様が表紙にいる時点でもう阿鼻叫喚の地獄が確定している感じです中身はおおむね平和です。鬼形獣が出たあたりの作品なので、ゆゆ様の食料枠……ではなくどうぶつキャラが増えてにぎやかになった感じ。またあまりにも的確な部屋割りに涙を禁じえません。
・メイリン・ストランディング
以前読んだときはまだ原作であるデスストは未プレイだったんですが、プレイしたあとで読んでみるとめーりんの危険行為がシャレになっていない。そしてBBの中身がパッチェさんってことはつまり機能しないってことじゃねーか……ハードモードすぎる……。あとミュール役のレイマリがあまりにもハマり役。本編でもこんな感じだしなあ……。
・異世界ニートさん
流行は抑えておかねばなりませんというわけで異世界転生です。勇者パッチェさんはクラスとステータスが合ってなさそう。このパーティかなり攻略難易度高そうです。そして後半の世紀末救世主伝説めーりんはぜひともこれで1冊見てみたい。
・お嬢様と猫
描き下ろし漫画。パッチェさんに続きてるよと魔理沙も猫化。てるよは甘えるのが上手そう。魔理沙はなんかもういつもどおりだな。そして飼い主が霊夢というのが実にレイマリ。
今日はここまで。
