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A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

冬コミ戦利品レビュー東方編&STG編ファイナルスパーク!「R-TYPE SAGA」

2020-07-31 23:54:52 | 同人誌感想

 人生チキンレーズ、人形使いです。
 ギリギリです。なんとかギリで7月中に終わらせました冬コミ戦利品レビュー。(暗黒魔法:寝るまでは日付は変わらないの術施行中)

・R-TYPE SAGA(DARKNESS)
 初めてコミケに参加したときからずーっと続いているとんでもない長さの、まさに「SAGA」と呼ぶにふさわしいR-TYPE二次創作小説。
 なんと今回の分で怒涛の400ページ超え。
 頒布形態はCDなので毎回読みやすいように印刷してるんですが、今回の分を重ねると2センチ近い厚さに。
 ハヤカワSF文庫……というよりはどちらかと言うとソノラマ文庫的なハードSF描写が圧巻です。
 本家R-TYPEでに限らず、STGはとにかくゲーム単体でわかる世界観や設定が非常に少ないので、これだけの世界観設定とキャラクターを作り出せるのはすごいことだと思います。
 まだまだストーリーは続くというか、どこに行き着くのかすら想像できない状態ですが続きが楽しみです。

・あいかわらずぐうぞうしん(まりおねっと装甲猟兵)
 冬コミ戦利品レビューの最後を飾るのは、恒例のこのサークルさん。
 それではいつもどおり全ネタツッコミ行きます。わからないネタは潔くスルーしてますので識者の方は後方支援して下さい。

・5ページ2コマ目:蒼穹紅蓮隊のラスボスこと高高度中継対空攻撃機「曝懺」。
・6ページ目3コマ目:書いてあるけど魂斗羅。
・同7コマ目:妖怪道中記。
・7ページ3コマ目:FFⅣのカイン。パーティ離脱のたびに装備を剥ぎ取られる可愛そうな人。
・同7コマ目:スマブラだったっけ。
・8ページ2コマ目:もはや古典的な存在となってしまったエロゲーメーカーKEY。KEY系獣ってあの丸っこくて「ぴこー」って鳴く犬とかカラスとかなんだろうか。
・同3コマ目:前方後円墳。このサークルさん的にはキン肉マンネタだろうか。
・同4・5・6コマ目:これもまた古典的キャラクターになった感がある月宮あゆ。
・9ページ3コマ目:鬼形獣製品版プレイしたときから絶対にこのサークルさんがやると思ってたネタその1、おーいはに丸。
・同7コマ目:むしろNHKだからこそできそうな気がするハンニバル・レクター。
・10ページ3・4コマ目:レイズナー。
・同5コマ目:MMR。見事な連携技。
・同6コマ目:POTAL。
・11ページ1コマ目:チェルノブの円高コインドル安コイン。改めて考えるとすごい名前だな……。
・12ページ3コマ目:サムスピの黒子。って今でも出てるんだっけ?
・同4コマ目:ミルコ・クロコップ。
・13ページ3コマ目:おもいっきり探偵団覇悪怒組……って世代交代が進む東方界隈でこのネタわかる人って5600万分の1くらいしかいないのでは……。
・15ページ6コマ目:「何の成果も得られなかったり」は進撃の巨人、「鏡の中の世界って知らずに大暴れ」はのび太の鉄人兵団。
・16ページ2コマ目:あったなあこれ……猫の手を模した謎アイテム「猫ニャンぼー」。って世代交代が進む東方界隈でこのネタわかる人って7800万分の1くらいしかいないのでは……。
・同3コマ目:多くの視聴者の脳を溶かした伝説のアニメことけものフレンズのサーバルちゃんの例のポーズ。
・同5コマ目:キン肉大王ことキン肉真弓。
・17ページ1コマ目:鬼形獣製品版プレイしたときから絶対にこのサークルさんがやると思ってたネタその2、フェイスの名作ゲームはにいおんざろおど&はにいいんざすかい。
・同2コマ目:特攻野郎Aチーム。
・同3コマ目:ハチワンダイバー。

 以上、ようやく冬コミ戦利品レビュー全制覇!
 しかし、まだまだレビューが終わってない作品はたくさん残ってます。人形使い先生の次回レビューにご期待下さい!

 

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塚口サンサン劇場「ドラゴン怒りの鉄拳」「メイドインアビス深き魂の黎明」見てきました!

2020-07-30 19:49:56 | 映画感想

 朝方まで仕事をしていてもうヘロヘロ通り越してメロメロだったんですが気合と根性で行ってきましたサンサン劇場。
 最初の「ドラゴン怒りの鉄拳」は12:25開始で間に合うかどうか非常に微妙なところだったんですが、今日が最終日ということなので、一か八か塚口に向かいます。
 残念ながら上映時間には間に合わなかったものの、ロスは10分程度だったのでまあセーフ。

 本作はブルース・リー主演映画第2作となる本作では、怪鳥音と並んでリーのアイコンとも言えるヌンチャクが登場します。
 当時はこれでヌンチャクが有名になったんだよなあ懐かしい。
 さて、本作を見ていて気になった点がひとつありまして、なんだか知りませんが登場する日本人の大半が袴を後ろ前に穿いてるんですよね。背板が前に来てる。
 わざと?素で間違ったの?と思い調べてみたところ、wikiによればあれは指摘されたものの監督が押し切ったってことらしいですね。
 あとこれも今wikiで知ったんですが、ラストシーンでリーの飛び蹴りを食らって吹っ飛ぶシーンのスタントマンってジャッキー・チェンだそうで。知らなかった……。
 作中では日本人が悪役なのでまあとんでもなく悪辣な描写をされているんですが、よくこれ日本でヒットしたな……。
 当時の中国人の社会的地位の低さや抑圧を反映しているので、いわゆるデフォルメ・戯画化された悪役描写ではないのがなんともイヤな気分にさせられます。
 アクションに関してはもう言うまでもないですね。
 次、深界2層に地獄が待つ! 「メイドインアビス深き魂の黎明」!

 YES!! 地獄!!
 もう何回見ても救いようがない地獄なんですが、なぜか希望に満ちてるんですよねこの作品。
 思うに、リコやレグたちに降りかかる災厄はある種の通過儀礼と言うか、ボ卿の言葉を借りればアビスという間世界に踏み込むための「祝福」なんじゃないかと思います。
 それはある意味順調に進んでるんですよね読者はそのたびにお通夜状態ですが……。
 あと、サンサン劇場の音響でハマシラマの「ヴッ……ヴッ……ヴェッ……」とかいう鳴き声が超絶パワーアップしてて最高に気持ち悪かったです。
 ぬるぬる状態のレグのバトルシーンは塚口の大迫力の音響と相まって、なんかそこだけ真(チェンジ!!)ゲッターになってて笑う。
 音響と言えば、ラストシーンでの命を響く石の音が本当に腹に響く音になってて感動しました。
 明日からも怒涛のラインナップが待っているので、頑張って時間を開けなくては。
 この分だと8月だけで映画10本以上見ることになりそう。 

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仕事が遅れてる……

2020-07-29 22:54:54 | それさえも平穏な日々

 なんか最近全然仕事がはかどらなかったせいで、締め切り前日の今日にギュウギュウにノルマのズレが詰まってしまってます……。
 紅楼夢の原稿もあるのでもう大変。
 まあ嘆いていても仕方ないのでなんとか終わらせます……。

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ごま油最強説。

2020-07-28 23:14:17 | それさえも平穏な日々

 一人暮らしも長いので料理はそれなりにするんですが、最近はなんだか塩ダレ豚丼の気分なので塩ダレを作るべくごま油を買ってきました。
 こないだは思いつきのデタラメレシピで、塩と刻みネギと塩コショウとレモン汁とサラダ油を適当に混ぜたらまあ食えなくもないものができたんですが、なんだか物足りなかったのです。
 というわけで今日は塩とごま油と刻みネギと塩とすりおろしにんにくを混ぜ混ぜしてみたんですが、やはりごま油が加わると一気に美味しくなると言うか料理っぽくなりますね。
 食生活が貧しいとメンタルも貧しくなりがちなので、食費を抑えつつ豊かな食生活を目指していきたいです……。

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塚口サンサン劇場「ねらわれた学園」「時をかける少女」「リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード」見てきました!

2020-07-27 23:26:11 | 映画感想

 怒涛のラインナップを爆発させている我らが塚口サンサン劇場、よもや「幻魔大戦」までぶち込んでくるとはこの海のリハクの目をもってしても見抜けなんだわ。
 というわけで、もう1日1本くらいのペースでは楽しみ切れないので、今日は人生初の「1日に映画3本連続で見る」に挑戦してきました!
 ラインナップは「ねらわれた学園」「時をかける少女」「リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード」の3本。
 「魔法仕掛けのパレード」は「リトルウィッチアカデミア」も併映だったので実質的には4本連続となるでしょうか。

 

 3作品とも劇場では見たことがない作品でしたし、特に「ねらわれた学園」と「時をかける少女」をスクリーンで見られる機会なんてそうそうなかろうということで見てきました。
 両方ともむかーしに深夜映画で見たような気がするんですが、ストーリーもかなり忘れてしまってますね。
 ちなみに恒例の待合室の様子はこんな感じ。

 トリガー祭りを彩る数々の作品に加え、例のアレも展示されています。
 例のアレが再び使用される日が待ち遠しい……。
 それでは感想です。まずは「ねらわれた学園」から。
 ッッッはァ~~~ノスタルジー……。
 本作は1981年の映画ということでかなり古いと言うか薬師丸ひろ子18歳とか改めて考えるとおおう……といった感じなんですが、黒電話をはじめとする昭和なアイテムや街並みが目白押しで、血中ノスタルジー濃度が急上昇しノスタル死にするところでした。
 というか角川春樹と眉村卓が友情出演してるとか知らなかった……。
 あと峰岸徹演じる星の魔王子が正直笑えて仕方なかった。
 そして本作で見逃せないのは多林信彦監督特有の映像効果です。
 もちろん現代の映画のようなCGバリバリの映画に比べれば派手さの側面では見劣りはしますが、一部の人物だけがモノクロになる、画面の色調がゆっくりと変化していくといった映像効果は、本作の持つ幻惑的な雰囲気をより一層引き立てています。
 そして、次の「時をかける少女」でその幻惑感はいっそうレベルアップしていると感じました。
 「ねらわれた学園」でも感じたノスタルジーは、最終的に切ない別れがラストシーンとなる本作においては哀愁を感じさせてくれます。
 いわゆるジュブナイル作品特有の、青春時代の不安定なこころの移り変わりが、独特の映像効果で表現されていると感じました。
 そしてもっとも印象的だったのはタイムリープのシーン。
 いわゆるタイムリープ作品のキモの1つが「タイムリープ発生時の演出」だと思ってるんですが、本作のそれは今まで見たことのないものとなっていました。
 背景に津波の映像がオーバーラップしつつ、アルバムをめくるように過去の出来事が断片的なコマ撮り映像で現れては消えるという演出は、今まで見てきたどの作品のタイムリープ演出よりも好きです。
 特にこのシーンに津波を持ってくるこのセンスよ。ドラえもんの「タイムライト」で可視化された時間の流れを思い出しました。
 あと、本作のラストシーンいいなあ……。
 ふたりともお互いに気づく素振りを一切見せずに別れ、そして廊下の奥へと歩いていく和子をずーっと映し続けるカメラわーくがシブい。
 そして3本目「リトルウィッチアカデミア 魔法仕掛けのパレード」。
 今は時期的に夏休みシーズンなわけですが、そのシーズンに相応しいお祭り騒ぎを舞台とした作品で楽しめました。
 トリガー作品は今までいろいろ見てきましたが、なんというか徹底的にマンガマンガしてて楽しいんですよね。
 もうキャラが動いてるだけで楽しいというか、キャラの言動そのものが楽しい。
 これもキャラがしっかり立っているからですよね。
 アニメ本編の方はたしかまだ全部見てなかったので、残りを見てみようかな。

 といった感じ。
 しかし今月末までに、まだ「ドラゴン怒りの鉄拳」と「プロメア」と「メイドインアビス深き魂の黎明」を見ないといけないので大変。
 来月も怒涛の如きラインナップが待っているので大変です。
 クレジットカード明細が塚口だらけになりそう。

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うーん書くことがない……

2020-07-26 23:51:41 | それさえも平穏な日々

 仕事に追われてくると仕事と休憩繰り返してるうちに1日が終わるのであんまり書くことがありません。
 紅楼夢にも申し込んだし、原稿のプロットも作っとかなくちゃいけないんですが。
 なんかまだまだ1日のサイクルをうまく組み立てられてない感じです。
 なんか昼から夕方にかけてやたら気力が低減するんだよなあ……。
 夜ふかしして昼過ぎまでダラダラ寝ている状態はなんとか解消できつつあるので、もう少し効率よくいろんな事を進めていきたい……。

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パソコンを買い換えねば……

2020-07-25 23:03:37 | それさえも平穏な日々

 ようやく給付金も入ったので、もういい加減パソコンを買い換えようと思います。
 未だにwin10の32bit版なんか使ってるせいで大半のゲームはプレイできないし、グラボなんかGeforce340GTとかですからね……。
 あとメモリの消費がやたら重いせいで動作は遅いしネットは重いしでもう限界です。
 ではどこで買うのかということなんですが、なるべくならポイントが付くのでヨドバシで買いたいところ。
 しかしパソコン工房にもかなりお得なものが入ってるんですよね……。
 大きな買い物なのでポイントも重視して買うところを選びたいですし、ポイントもあんまり分散させたくないのでなかなか悩ましい。
 オフィスソフトに関してはあとから互換性のあるキングソフトオフィスを導入する予定なのでいいとして、問題はグラボです。
 安いやつにはたいていグラボが入っていないので要注意。
 でもこういうのって、時間をかけて調べた割には結局通りすがりに見つけたのを買うことになるんだよなあ……。

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7月が終わってしまう……

2020-07-24 23:23:43 | それさえも平穏な日々

 うーんやはりどこにも出かけないと1日だらだら仕事してるだけで終わってしまうので良くないなあ。
 創作の方もあんまりだし。
 本来なら今頃はコミケ直前だったわけで……。
 やはりイベントがないとどうにも気が抜ける感じです。
 さしあたっては仕事を進めておかねば。
 その合間に紅楼夢原稿のネタも少しずつ整理しておかなくては。

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「裏武芸フリマ」参加してきました!

2020-07-23 21:18:22 | 居合

 こうしたイベントが大阪でもやっているということ自体は去年くらいに知ったんですが、今回は非常に良い機会ということで参加してきました「裏武芸フリマ」。
 イベントの内容は参加団体の公式twitterをすでにいくつかフォローしていたのでだいたい把握しており、ぜひ参加したいと思っていました。
 というわけで仕事ほっぽりだして行ってきました住之江区。住之江区に行くのはこれが初めてです。
 会場は住之江区総合会館・さざんか会館。
 地図を見る限り駅から徒歩で行ける距離だったんですが、駅の出口の方向を間違えたせいで反対方向に行く、そこから引き返すも会場の場所がわからないといったアクシデントが発生し迷える子羊と化すわたくし。
 そのため会場到着がけっこう遅れてしまい、イベント終了が15時だったので結局滞在時間は2時間弱。もっといろいろやりたかったなあ……。
 会場では試斬体験、西洋剣術、和服の販売などなどが行われていました。
 あとから聞いた話によると、本来なら西洋剣術のスパーリングを行うはずだったのがコロナのせいで中止となったそう。
 次回イベント開催もなかなか難しいようです。
 会場では何点か写真を撮らせていただいたのでここに掲載。

 

 和服の販売を行っていたのは「古今堂 ふだん着物屋」さん。
 正絹の着物や帯、草履など、カラフルなアイテムがたくさんそろっていました。
 「浅花倶楽部」さんでは、ワンコイン試斬体験をやっていたので久し振りに真剣を手に取ることに。
 試斬に使う材料はプールスティックだったんですが、斬りクズが飛び散らないし臭わないし後始末は簡単だしでなかなかいいですねこれ。
 以前試斬をやっていたときには水に浸けた巻藁を使ってたんですが、斬りクズは飛ぶわ夏場は臭うわ捨てるときは重いわで大変でした。
 久し振りの試斬だったのでちゃんと刃筋が通るか心配でしたが、なんとか斬れました。
 試斬の次に、小さくカットしたプールスティックを土台となるプールスティックの上に固定して、それをプラスチック製の刀での抜き打ちで斬って落とすというゲームをやらせていただいたんですが、これがなかなか難しい。
 最初は問題なくできるんですが、徐々にカットしたプールスティックが小さいものに取り替えられていくので、しっかり間合いと打点を意識しないとなかなか当たりません。
 ついついカッコつけようとして片手抜刀からの片手袈裟をやってしまいましたが残念ながら空振り。
 抜き打ちならだいたいできるんですが、的が小さいと袈裟で当てるのはかなり難しいんですよね。
 普段は型稽古がメインなんですが、やはり実際に物を斬るとなると、斬るべきところを正確に斬れるかどうかが問われるのでやはり対象物ありの稽古は必要だよなあ……。
 加えて、使っているのがプラスチック製の刀だったので、無駄な力が入るとすぐしなってしまい的を外しやすくなります。
 これ、わざとしなりやすい道具を使うことで手元から切っ先まで力まずに力を伝達するための稽古ができそう。
 今回のこの稽古は本当に勉強になりました。今後に活かしたいと思います。
 そして「王子練習会」さんの西洋剣術。
 西洋剣術については多少聞きかじった程度の知識しかなかったんですが、今回は実際に装備を見る以外にも、ロングソードを手に取ったり、鎧を着装させて頂いたりといった非常に貴重な経験ができました。

 ロングソードは実際に持ってみると、使い慣れた打刀とは重さも重心もまったく別物ですごく新鮮でした。ロングソードはかなり鍔元近くに重心がある感じ。
 西洋の武器については文献で多少知っていますが、重量や重さは文献では絶対に体験できない情報のひとつなので、とても貴重な体験ができたと思います。
 また今回、手の内や構え、振り方も教えていただいたんですが、当然のことながら両刃剣と打刀は運用方法が大きく異なっていて学ぶところが多かったです。
 特に、両刃なので「刀を返す」という動作がいらない、操作は右手主導で行う、大きく頭上に振りかぶるような動作がない(振り上げるのは肩まで)、一見大きく振り回しているように見える動作も実際には腕全体ではなく手元のスナップで操作していることが多い、鍔が左右に長いので相手の剣を絡め取れるなどなど、今まで知らなかったことを山ほど学べていい刺激になりました。
 さらに、エペとフルーレ(だったか?)も見せて頂きました。
 どちらも軽い部類の刀剣だというイメージがありましたが、実際に持ってみると両者の重量と重心バランスはまったく別物で驚きました。まあ考えてみれば運用方法や有効打突部位が違うので当然といえば当然なのかな。
 いやしくも武器を用いた武道をやっている身としては、やはり握った際の手元が気になるわけですが、エペはもうほとんど握ってすらおらず、「手を置いているだけ」といった感じ。
 また、打突についてもいろいろと教えて頂いたんですが、フェンシングではなんと、剣身のしなりを利用して正面から相手の背中を突く技があるとか! 男塾かよ。
 ほかにも、剣身をしならせることで下から相手の裏小手を突いたりするテクニックもあるんだそうです。すっげー……。
 これまであまり接することのなかった西洋剣術についていろいろと学ぶことができました。
 あまり接することがなかったと言えば鎧です。
 というわけで、わたくし今回人生初のフルプレート着装を体験してきました。
 着装は慣れれば一人でもできるそうですが、やはり重量は約20キロ程度とかなり重いためなかなか大変。
 着装は足から順にやっていき、上半身は鎧下である「ギャンベゾン」を着ます。
 最後にヘルメットをかぶれば完成!

 個人的に西洋鎧を着たときに知りたかったのが関節可動域と視界の2点。
 まず関節可動域は、少なくとも鎧を着ているせいで関節部分の動きが制限される感じはあまりありませんでした。
 当然自分の体格に最適化されたものではないので、重量バランスによる動きにくさはありましたが、手足の関節は自由に動かせます。
 次に視界ですが、バイザー越しでも視界は良好です。少なくとも剣道の面と同じレベルの視界は確保されている感じ。
 とは言え、やはり重いので慣れてないと突っ立ってるだけでも体力を奪われてしまいそう。
 特に今回では、鎖骨と頭に掛かる重量が大きかった感じです。
 聞いた話では、自分の体格に合わない重量の鎧を着装して試合に出た選手が、相手に攻撃を押さえられ続けただけで体力を失い負けてしまったという例があるとか。
 動けないほどではありませんがやはり重いので、移動するときもすり足でないと難しいです。このへんの足さばきは介者剣法と同じ感じでしょうか。
 また、打刀と同じ感覚で剣を青眼に取ろうとすると、両腕とチェストプレートが干渉してうまくいきませんでした。
 この辺の違いも本当に楽しい。
 そうしているうちに、あっという間に閉会時間の15時が来てしまいました。あと5時間くらいいたかった……。会場は小規模でしたが全部回れなかったしな……。
 前述のとおり会場到着が遅れてしまったことが悔やまれます。事前に地図を印刷しようとしたらエラー出るし……。
 ともあれ、ずいぶん久し振りに武術関連のイベントに参加しましたが学ぶところの多い1日でした。
 武芸フリマの方は定期的に開催されているようなので、次回も是非参加したいと思います。コロナはいい加減収束してくれないかなあ……。

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塚口サンサン劇場「アイ・アム・ブルース・リー」「ドラゴン危機一発」見てきました!

2020-07-22 19:27:56 | 映画感想

 ここのところのサンサン劇場のラインナップはなんかもう一線越えたものになっており1日1本のペースではまったく追いつけないので豪華二本立てで見てきました「アイ・アム・ブルース・リー」「ドラゴン危機一発」。
 わたくしそこまでブルース・リーの熱烈なファンというわけでもないんですが、やはりこの機会にこういう作品を上映しているからには見ておかなくてはと言うことで見てきました。
 恒例のポスターと待合室はこんな感じ。 

  

 

 すっかりサンサン劇場のマスコットキャラとなってしまった秋山殿も、トラックスーツ姿でお出迎え。
 さらに地下2階のショーケースには、ファンの方から提供されたという当時のブルース・リー作品のパンフレットとレコードが! ほんとサンサン劇場の客層は濃ゆいなあ……。
 さて、まず「アイ・アム・ブルース・リー」から。
 ブルース・リーを取り巻く各界の有名人著名人のメッセージを絡めながら彼の経歴を振り返るドキュメンタリーです。
 いきなり「グリーン・ホーネット」のオーディション映像から始まったときにはえらく驚きました。
 ドキュメンタリーだけあって、今まであまり見たことがないブルース・リーの映画作品の外での姿が見られるわけですが、冒頭のオーディションの時点でもうただものじゃないのが丸見えです。
 「カンフーの動きを見せてくれ」との指示に、敵役の人を立てていくつかのアクションを披露するリー。
 当然寸止めでやってるので敵役の人はビクッとなるんですが、そのビクッがリーの寸止めから1拍遅れてるんですよね。それほどリーのスピードは速い。
 そして本作で印象的だったのが、リーをはじめ著名な格闘家が「自己表現」という言葉を多用していた点。
 武道・武術は自己表現の手段であり、流派や派閥にこだわりすぎるのは目的を曇らせるという考えは自分の現状に非常に重要な点に感じました。
 次、「ドラゴン危機一発」。
 多分本作を全く見てないってことはないと思うんですが、内容がかなり曖昧だったので復習がてら鑑賞。
 あとから調べたら「ドラゴン危機一発」ってネーミングは「007危機一髪」に合わせたものらしいですね。道理でドラゴンも危機一髪もあんまり関係ない内容だったわけだ。
 ブルース・リー映画といえばやはりカンフーアクションなんですが、それ以外にもかなり直球な格差社会描写があって、当時の時代背景も色濃く反映されているのがわかりました。
 ドキュメンタリー見たあとだと、アクション以外の部分にもいろいろ注目できていいですね。
 あとまさか令和の時代に「引っ飛ばされた敵が板壁に激突して人型の穴が開く」なんて描写を目にしようとはこの海のリハクの目をもってしても見抜けなんだわ。
 ブルース・リー特集は来週以降も続くので、毎週サンサン劇場に通うことになりそう。

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