A Day in The Life

主に映画、ゲーム、同人誌の感想などをコンクリートミキサーにかけてブチまけた、ここはいいトシしたおっさんのブログ。

あーめんどくさい。

2023-11-30 23:26:35 | STG
 何の話かと言うとXOBX360の話ですよ。
 今日のサロメ嬢の配信を見てたらなぜか大復活がプレイしたくなったので8億年ぶりにXBOX360を起動。
 そしてまずお約束のサインインからパスワード通らない→パスワード再設定でまずひとつめんどくさい。そしてどうせならアケコンでプレイしたいと思ってアケコン繋いだら反応しない。
 360にアケコンをつなぐときはコントローラーの変換器を噛ませてるんですが、どうもこれがアケコンを認識してないっぽい。
 アケコン自体には異常はないので変換器の方に異常が出たかと思ったんですが、記憶の片隅にアケコンを360につなぐときにはなんかめんどくさいことをしなきゃいけなかったようなおもひでがあるんですが、それがなんだか思い出せない。
 変換器自体も古いのでネットでも情報がなかなか出てこなかったんですが、海外のページで使用説明を見つけたので翻訳したところ……思い出した!
 この変換器を噛ませてアケコンを360で使う際には、まず有線の箱コンを接続してからアケコンを接続しなくちゃいけないというえらくめんどくさい手順を踏まなくてはいけなかったんですね。しかもこの手順は毎回やらないといけないという……。
 わたくし人形使いはオタクなので自宅にはいろんなコントローラーがあるんですが、手持ちの純正箱コンは軒並み左スティックが死んでいます。なのでsteamのゲームなんかをプレイするときには純正箱コンの代わりに互換コントローラーを使っているんですが、この互換コントローラーだとなぜか上記の手順で360本体にコントローラーを接続しても反応しないという……。
 仕方がないので押し入れに突っ込んでた左スティックが死んでる純正有線箱コンを引っ張り出して試してみたところなんとかアケコンを認識したんですが、そのときにはもはやゲームをプレイする気力がなくなっていました。トホホ。
 まあそもそも今更360なんか動かしてるのかよって感じなので箱ONE買えばいいんですけどね……。それに、現在自分の360に入ってるゲームのほとんど、というかSTGのほとんどはsteamでも配信されるのでそっちに完全移行したいところでもあるんですが、steamにおけるCAVEシューのラインナップは絶妙に中途半端なんですよね。ぐわんげなんかは現状、コンシューマーでは360でしかできないし。
 箱ONE購入に関しても、STGのラインナップはだいたいPS4と被ってるのであんまりメリットはありません。箱ONE買うならスイッチ買ったほうが良いんだよな……。
 古いゲームをプレイするとなるといろいろ不具合が出るものなので、各メーカーさんは早急にレトロゲームの現行機への移植を行っていただきたい。そして政府は国家予算を投じるべき。
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塚口サンサン劇場「翔んで埼玉 琵琶湖より愛をこめて」見てきました!

2023-11-29 23:00:44 | 映画感想
 オタクはなにかと1日のうちに予定を詰め込みたがるもの。なので今日はお役所に行ったり皮膚科に行ったりした後に、食料買い込みも含めて塚口に行ってきました。
 そして今日見てきたのはこれ!
 
 
 問題のアレです。まさかの続編ということでこれは見に行かねばということで見てきました。
 恒例の待合室はこんな有様。
 
 
 悪しき過去の象徴とも言える通行手形。ほんとにダンボールさえあればなんでも作るなサンサン劇場は。
 そして塚口のファッションリーダーこと秋山殿もこの有様。
 
 
 秋山殿は壇ノ浦百美、ボコは麻実麗のコス姿。本当になんでも着てるよな秋山殿&ボコ。これまでのコスチュームの歴史だけで映画が1本作れそう。というかそろそろ制作されると思うんだよな、塚口ドキュメンタリー映画。最終的にはなぜかジャイアント戸村支配人とメカ岩波音響監督が対決するの。
 
 さておき本作、前作である「翔んで埼玉」がなんというか予想以上にいろんな方面に色んな角度からケンカ売ってるとんでもない映画だったので、続編に当たる本作も期待してましたがもう大盛りあがり。
 現在、全国各地の映画館から自虐キャッチコピーを集めて投票する企画「映画館より愛を込めて」、同じく各地の映画館で本作をPRするための地元愛あふれる装飾を競う「東西対決!劇場装飾コンテスト」といったイベントが行われていますのでみなさん全力で塚口サンサン劇場を推しましょう。(組織票を煽る悪質なマーケティング)
 そして本編なんですが、その、なんというか、率直な感想を言わせていただくと世も末って感じ……ですかね……。
 もう冒頭から「埼玉に海を作るために和歌山県は白浜から砂を持ち帰る」とかいう特殊な世界観(婉曲表現)が繰り広げられており、「埼玉はどれだけネタにしても良い」という認識がもはや公然のものとなっていることを改めて思い知らされます。
 というか前作もそうでしたが、本作の原作者であらせられる魔夜峰央先生が当然のごとく顔出しで登場するだけですでに面白いのがずるい。
 魔夜峰央先生は前作や実写版「劇場版パタリロ!」でも顔出しで登場しているわけですが、いち時代を作り上げた往年の漫画家としては顔出しが多くて驚きますよねこの方。というかこうしてお顔を拝見するたび「実在したんだ……」と思ってしまいます。存在がもうマンガっぽくないですか魔夜峰央先生。
 本編もそんなインパクトに負けないくらい埼玉周辺地域の異常に誇張されたご当地性が反映された結果全体的に人外魔境になっているのが笑えます。
 というか制作陣は京都と和歌山と滋賀になんか恨みでもあるのか。京都は完全にニンジャスレイヤーだし和歌山は未開の地だし。
 しかしやはり本作でもっとも被害を受けているのは滋賀でしょう。「琵琶湖の水を止める」は滋賀県民が用いる主要な捨て台詞として知られていますが、本当に琵琶湖の水を止めた結果滋賀県が水没するという憂き目にあっています。ガメラ2における仙台ですよ。ひどすぎる。
 しかしこの「自らの土地を犠牲にしてでも琵琶湖の水を止める」という行為が本作における大阪精力との戦いを制するのに非常に重要な役割を果たしているのがまたひどい。
 全体的にいろいろひどい本作ですが、なんというか本作、県民性という文化と文化のぶつかり合いと考えるとだんだん大河ドラマかなんかに見えてきたぞ……? いかん粉が回ってきたか……。
 わたくし人形使いは関西に移り住んでからけっこう経ちますが生粋の関西人ではないので、いわゆる関西圏のご当地ネタは実はあんまり分からなかったりしますが、通天閣はやっぱりそういう扱いになるんだなあと思いました。あと恒例の出身地対決での産地偽装で吹いた。
 また、これだけやりたい放題やってても、やはり浦安のネズミの国のアレは直接的には出せないあたりに大人の事情の複雑さを感じたりもしました。大人ってむずかしいなあ。
 まあ本作でナンバーワン不謹慎ネタだったのは間違いなく前作で登場した千葉解放戦線の伊勢谷友介演じる阿久津翔がアレのアレで登場できず気まずい空気になってたところなんですけどね。いやあそこ見てるほうも気まずかったんですが撮影現場ではどれだけ気まずかったんだろうか……。
 などとご当地ネタを挙げているともうキリがないくらいネタまみれの本作、次回ではぜひとも無駄に豪華なCGで通天閣ビームと大阪城ロボを出していただきたい。
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「Horizon Zero Dawn」トロコン達成!

2023-11-28 23:12:28 | ゲームな話
 まあトロコン自体はいつでもできる状態だったので、思い切ってトロコンの方を先にやってしまおうということでやっておきました。
 残ってたトロフィーは「2週目クリア」と「2週目をウルトラハードモードでクリア」の2つだったので、ラストミッションをクリアすれば取得できる状態でした。
 ウルトラハードモードとはいえラストミッションの難易度はそこまででもなかった感じです。防衛戦は機械に接近される前に大砲で倒してしまえばなんとかなりますし、実質ラスボスのデスブリンガーもどちらかといえば周りの機械の方が厄介だったかも。まあさすがに何回かは死にましたが。
 というわけで「Horizon Zero Dawn」、トロコン達成&本編の達成率100%到達しました!
 それで残るはDLC「凍てついた大地」の達成率100%とウルトラハードモードで追加された装備の購入なんですが、これがなかなかめんどくさそう。
 達成率100%はともかく装備に関しては、高価な割に本作では大量にお金を稼ぐ方法があんまりないのでちまちま稼ぐしかなさそうな感じ。本編のラストミッションを繰り返すというのも考えましたが、本作ではお金は拾わないといけないので激しい戦いの最中ではなかなか集められないんですよね。仕方がないのでしばらくはサンダージョー乱獲でどうにかしようと思います。
 いやーしかし未コンプ未クリアのゲームが溜まっちゃって溜まっちゃって。いやこれについてはEPIC GAMESが毎週のごとく無料でゲームを配信してるのが悪い。あとsteamが悪い。
 ゲームに限らず小説なんかもそうですが、やはりひとつひとつプレイしたり読んだりしていったほうがいいなと思います。内容や操作方法を忘れてしまったりするしな。しかしコンプリート間近になると大抵の場合作業になってしまうことが多く、他のゲームに浮気してまた中途半端なところで終わって……の繰り返しになりがち。せめてクリアまではしとけよとは思うんですが。
 それにやりかけのゲームが溜まってくるとPS4もPCも容量がパンパンになってしまう……というかもうなってるのでとてもよくない。場合によっては積んでる間にバージョンアップ版が発売されたりするしなあ……。
 そんなわけなので、ゲームの方はなるべく一つ一つやっていこうと思ってますがそれはそれとして12/2には怒首領蜂大往生臨廻転生が来るしアマコア6もまだ買ってないしでもうたいへん。プレイ時間云々の前に罪悪感で心が重い……。
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お誕生日でした。

2023-11-27 23:21:07 | それさえも平穏な日々
 割と素で今日が自分の誕生日であることを忘れていたわたくしです。
 というわけで今年も1コ老けました。ぎょーん。(悲鳴)
 まあ時間の経過は神ならぬこの身ではどうしようもないので、大人しく時の流れに身をまかせ用と思います。あとせっかく誕生日なので贅沢しようとも思いましたが、わたくし人形使いは清貧を貫きすぎて贅沢の仕方を完全に忘れておりました。でもまあ12/2には「怒首領蜂大往生臨廻転生」が届くので、それをもって誕生日プレゼントとしますかね。あとヨドバシのポイントが溜まっているので実はまだ購入していなかった「アーマードコアⅥ」を買うとかかな。でもPS4の容量はすでに足りていないという。
 それにしても、この年になってもtwitterとかで誕生日を祝ってくれる人がいるのは嬉しいものですね。みなさんありがとう。「門松は冥土の旅の一里塚」なんて言いますが、まあ誕生日はまた1年なんとか生き延びることができたということでめでたい。
 というわけで次の1年もまあへろへろと生きていこうと思いますのでシクヨロ。
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「GRAND CROSS: ReNOVATION」クリアしました!

2023-11-26 23:59:37 | STG
 リリースから追加機体などの大型アップデート以外にも細かいアップデートを精力的に行っている本作、ようやくコンティニューゴリ押しでクリアしました!
 わたくし人形使いは幼少期、SFCの「ダライアスツイン」をコンティニューゴリ押しで買った当日にクリアしてしまい寂しい思いをした哀しいおもひでから、STGはあんまり早い段階でコンティニューゴリ押しでのクリアはしないようにしています。しかし本作、やはり先が気になるのでコンティニューゴリ押し解禁してなんとかクリアしました。ちなみにコンティニュー数は8回でした。
 いやー面白かった、というか現在進行系で面白いです本作。もちろんまず目を引くのは派手な演出とグラフィックですが、決して大味なゲームではありません。むしろ各種パラメーターやスコアシステムはかなり緻密に構成されており、基本は「危険な状態でプレイを続けるほどスコアがガンガン伸びる」という悪質なギャンブルみたいなプレイスタイルから、「どうすればギリギリのラインを保ちつつ死なずに戦えるか」というまさにハイリスク・ハイリターンの危険行為推奨STGとなっています。なのでスコアを意識していくとだんだんギリギリ死なないラインを模索する毎秒チキンレースをしていくハメになります。まあシューターは全員マゾ(脳内調べ)なので問題ありません。
 スコアシステムに関しては、構成自体は非常に緻密だと思いますがプレイヤーに複雑なシステムの理解を強いることを避けているのがいいところ。STGによってはスコアシステムが複雑化しすぎてどうすれば稼げるのか結局よくわからないということになってるケースも少なくありません。しかし、本作においてプレイヤーにはそうした過剰に複雑なスコアシステムが強いられることはないので、わかりやすくスコアをモリモリ伸ばしてうっかり死ねるのでおすすめ。
 また、この「ライフが少ないヤバい状態ほどスコアが上がる」というシンプルなスコアシステムは、同時に「プレイヤーが能動的に、なおかつリアルタイムでゲーム難易度を変えられる」ということも成功させているのがすごいところ。
 いわゆるSTGにおいて難易度をコントロールするための「ランク調整」は、シューターには周知の事実であってもパンピー(一般ピープル、ここでは非シューターの意)にはあまり知られていないテクニックでしょう。なので、M2ショットトリガーズがPS4に移植しているSTGでは、間口を広げるためには初心者用の低難度モードを搭載するという形で難易度の壁を段階的に設定しています。
 対して本作では、「ライフを削って発射する強力な武器である太陽剣」と「太陽剣を使用しない状態ではライフが高速で回復する」というふたつの仕様で、実質的にプレイヤーが能動的にゲームの難易度をコントロールできるようになっています。すなわち、難しいシーンでは太陽剣を使わずに豊富なライフで被弾しつつしのいで、簡単なシーンでは思い切ってライフを削って太陽剣を使ってスコアを稼ぐというプレイスタイルが成立するというわけですね。これは理屈自体は簡単ですがかなり画期的なことではないかと思います。
 そもそも本作はいろんな部分が「思い切った」仕様になっています。プロローグで山ほど中ボスが出てきたり、2面でいきなり追加武装と合体したりといった「思い切った演出と展開」だけでなく、「ほとんどの敵弾を無条件でかき消し、中ボスも一瞬で粉砕できる太陽剣」「太陽剣を使わない状態だと高速で回復するライフ」といったシステム面も思い切っています。シールドなどの防御手段のエネルギーが時間経過で回復するSTGは数あれど、本作におけるライフの回復速度はそれらに比べるとほぼ一瞬と言っていいでしょう。そうした「思い切った」、一見すれば大味に見えるシステムが、前述の「実質的にプレイヤーが能動的にゲームの難易度をコントロールできる」という無理難題を成立させているわけです。すげーなあ。
 また、わたくし人形使いの神ゲー判定ポイントとして、「ゲームシステムと作中設定・ストーリーの融合」があるんですが、本作はそのポイントも押さえています。本作の自機である「ネグザルツ」は、前述の通り太陽剣を使うたびにライフを削られます。これがただ単にゲームシステムというだけでなく作中設定としても意味のある仕様になっているので、プレイヤーはまさに「命を削って戦っている実感」を得られるわけです。そして本作のストーリーの重要な部分にあるのが「兄弟(に当たる存在)との戦い」なんですが、これもまた男の子ならみんな大好き「自機と同等の性能を持ったライバル機」が登場する必然性にもなっていて、ストーリーに没入できるのも好きポイントです。
 そして今回はやっとクリアということで中盤からラストまでの展開を見たんですが、いやー最高にワクワクします。何がワクワクするってこれだけ盛り上げといてストーリー的には本作自体がプロローグ的な位置づけだったということですよ。ストーリーを詳細に明示するタイプの作品ではないだけに、ボス戦前のセリフや各ステージのポーズ時に見られるテキストなどからストーリーやキャラクターの関係性を妄想するのが楽しいタイプの作品です。
 また、スタッフロールに自分の名前を見つけて嬉しくなりました。いろんな作品のレビューを書くようになってから人様のゲームのスタッフロールに自分の名前を載せていただくことも増えてきたので嬉しいですね。
 作者さんのtwitterやファンボックスによれば続編の構想も進んでいるようなので、次回作も楽しみです。
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塚口サンサン劇場「劇場版シティーハンター天使の涙 帰ってきた!もっこり応援上映」見てきました!

2023-11-25 23:22:41 | 映画感想
 なんか毎週マサラ上映やら応援上映やら開催されてる気がしますが実際に開催されています。どうなってんだよこの映画館は。来週はジョン・ウィックのハードマサラ上映だしな。
 というわけで今日見てきたのはこれ!
 
 
 開催されるべくして開催された応援上映と言えるでしょう。「新宿プライベート・アイズ」の応援上映をやったからにはこちらもやらないと嘘というもの。
 恒例の待合室はこの有様。
 
 
 
 シティーハンターにおいてはコルト・パイソン357と並ぶ重要アイテムである掲示板と100tハンマーが展示されております。掲示板にはシティーハンターファン、そして塚口ファンのアツいメッセージが。
 そしてこれまた恒例の上映開始前のスクリーンはこんな感じ。
 
 
 今回は開始時間が17:45といつもに比べるとかなり早めだったせいか、客席の埋まり具合はけっこう控えめ。しかし、シティーハンターは熱狂的なファンが多い作品なので、館内の熱気はマサラ上映にも負けない雰囲気。今回は女性が多かった感じですね。周囲を見ると、サイリウムに加えて100tハンマーのぬいぐるみを持っている人なんかもいて、改めて本作には気合の入ったファンが多いなあと感じました。
 そしてもちろん気合が入ってるのは観客だけではありません。拍手とともに壇上に上がった戸村支配人、今日は冴羽獠スタイルでキメています。なんか心なしか顔立ちが北条司先生タッチになってる気が!?
 そして恒例のアンケート、今回も応援上映初参加、塚口初参加の方がおられました。館内の塚口常連の皆さんからは暖かい拍手と「絶対に逃さんぞ……」と言わんばかりの獣の眼光が浴びせられます。塚口はエモノを逃さない。
 さておき、「劇場版シティーハンター天使の涙」、ミッションスタート!
 
 前述の通り今回は女性が多めだったわけですが、印象的だったのが獠への声援はもちろんのこと、香への女性の声援が非常に多かったこと。
 初恋(二次元)の相手が冴羽獠だったという女性は多かろうというのは決してわたくし人形使いだけの思い込みではないはず。以前の「新宿プライベート・アイズ」の応援上映のとき、獠の最初のセリフ「お嬢さん、名前を教えてくれるかな?」に対して女性陣が自分の名前を絶叫し始めたおもしろエピソードは死ぬまで語り継いでいきますよ。
 しかし今回は体感的にそれ以上に香への声援が大きかったと思います。こはなんだかわかるなーといった感じ。本作はいわばシティーハンターという作品の完結編・前編といった流れの作品なので、原作は完結しているとはいえ獠と香の関係性がどうなるのか、という思いもあったりするんじゃないですかね。また、改めて考えると獠と香の着かず離れず、異性として見ているのかいないのかというポジションを貫いている関係性はけっこう特異なのかも。その辺も含めて同じ女性として応援してあげたくなるキャラなんですかね香は。美樹が二人を「くっついちゃえばいいのに」と評するシーンでは特に大きな歓声が上がってました。
 また、塚口で見たからにはやはり音響に言及せねばなるまい。本作は言うまでもなく全編にわたって激しいアクションが楽しめる作品となっていますが、塚口の重く響く音響が打撃音銃撃音を何倍にもパワーアップさせており、もうほとんど4DXに片足突っ込んでるような振動が背中からビリビリ伝わってきます。毎回言ってますが、これこそが映画館で、塚口で映画を見る理由ですよ。
 「映画館で映画を見る理由」としては、「周りに人がいること」も挙げられます。これは場合によってはマイナスポイントともなる部分ですが、こと応援上映となると周囲の人の反応が安心して楽しめるんですよね。みんなピラルクーとエスパーダにほっこりしてたのが最高に笑えました。実際、本作の魅力の3分の1はこのふたりのイチャイチャにあると言っても過言でも華厳でもない。
 後半からラストにかけては拍手や歓声は控えめになって、代わりにそこかしこからすすり泣きが聞こえてくるのがまたいいんだ。
 そしてラスト、これがなくてはシティーハンターは始まらないし終われない!
 サイモンとガーファンクルのデュエット!
 ウッチャンに対するナンチャン!
 高森朝雄の原作に対するちばてつやの「あしたのジョー」!
 シティーハンターといえばこの曲、「Get Wild」!
 今日このときこの場所に集まった人々は半分はこの曲を歌いに来たと言っても過言でも華厳でもありません。
 前説での戸村支配人いわく、「今日ここは映画館でも新宿でもなく、TMネットワークのライブ会場です!」
 その言葉通り、エンドロールではサイリウムの光、手拍子の嵐とともに全員が合唱! これですよ応援上映の醍醐味は。いいトシした大人が何十人も集まって36年前のアニソンを恥も外聞もなく熱唱できる場所なんてここをおいてどこにあろうかいやない(反語)! 塚口は俺たちの無法地帯だ!!
 そしてラストカットで客席から上がった「お幸せにーーー!!」の声に今回最大の拍手が上がっていたのが最高で最高。
 ……といった感じで、「劇場版シティーハンター天使の涙 帰ってきたもっこり応援上映」大盛りあがりで終わりました。最初こそ人数が少なめだったせいか発声も控えめでしたが、中盤を過ぎる辺りからだんだん盛り上がってきてラストでは前述の通りの有様ですよ。
 現在では映画を見るのなんてクリックひとつで簡単にできるものですが、やはりこの興奮、この熱狂、この一体感は映画館でしか、そして塚口でしか味わえないものだと毎回思い知らされます。あー楽しかった。
 とか言ってると今度はもう来週にジョン・ウィックのハードマサラ上映が開催されるというなんか締切間際の同人作家みたいなスケジュールなんですが大丈夫なんでしょうか塚口。大丈夫なわけないんだよな塚口だからなあ。この映画館に付き合ってたら命がいくつあっても足りませんよ。(来週の火薬銃を準備しながら)
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第19回東方紅楼夢戦利品レビューその8

2023-11-24 20:24:36 | 同人誌感想
 来月はもうコミとか何の冗談だ?という時期になってきて寒さとは別の理由で震えてきましたが、粛々とやるべきことを進めていきます。
 
・摩多羅神入門ガイド~聖地巡礼も添えて~(猫の足跡亭)
 普段はあまり手に取らない、レポート系の同人誌。
 折しも紅楼夢新刊で摩多羅神のことを調べはじめて最終的にフテ寝という結果になってしまったので、なんかもっとわかりやすい資料がほしいと思っていたところtwitterにて発見したのでチェックしておきました。
 内容は、全国各地にある摩多羅神ゆかりの寺社を紹介するとともに、謎多き秘神である摩多羅神の発祥と発展をわかりやすくまとめてくれています。特に、東方Project原作のセリフなどを同時に取り上げて解説してくれているのがありがたい。
 こうした本は写真が多くてフルカラーだと非常に助かるし読みやすいんですが、本作はお守りや石碑、寺社の豊富な写真をフルカラーで掲載してくれているので楽しみながら読めました。
 個人的にはやはり、摩多羅神の来歴をわかりやすくまとめてくれているのが助かりました。これは来年の紅楼夢に活かしたい。
 わたくし人形使いはすっかり出不精で資料を漁ることしかやってませんが、こういう本を見ると色んなところに足を運んでみたくなりますね。
 
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コートの修繕を進めました。

2023-11-23 23:27:35 | それさえも平穏な日々
 やることが山積みで何から手を着けていいかわからないときには、考えるのをやめてとにかく何かするべしという学びのもとに、わたくし人形使いはさっきまでお裁縫に勤しんでおりました。小学校の時のお裁縫セットが未だに現役です。
 愛用のコートのほつれや破れが目立ってきたので修繕しているんですが、取れてたボタンも着け直して、あとはなくなったボタンを買ってきて着ければ完成といったところ。
 まあかなり年季の入ったコートなので、そろそろお店に頼んで修繕してもらおうと思ってますが、毎年そう思ってるあいだに冬になってしまうという。
 でもまあ長い長い一人暮らしで培ったお裁縫スキルがあるので今年の冬はなんとかこれでどうにか乗り越えたいと思います。
 素直に買い換えろよとも思いますがお高いんだよなコート。
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塚口サンサン劇場「映画プリキュアオールスターズF」見てきてしまいました!

2023-11-22 23:03:00 | 映画感想
 フゥゥーー…
 初めて…………
 映画館でプリキュアを見ちまったァ~~~~♪
 
 でも想像してたより
 なんて事はないな
 
 というわけでペッシになっております。
 数々のはじめてをサンサン劇場に捧げてきたわたくしですが、またひとつはじめてを奪われてしまいました。
 というわけで今日見てきたのはこれ!
 
 
 わたくし人形使いもそれなりに長く生きてきていますが、まだまだ経験していないことはたくさんあります。そんな中、わたくしまたひとつ経験を積んできました。Life is Challenge。
 いやー……とうとうやってしまったという感じです。心理的には非常に高いハードルだった。
 かなりの躊躇がありましたが、せっかく塚口で、しかも1週間で上映ということだったので思い切って見てきました。
 今まで仮面ライダーやスーパー戦隊の映画は別に抵抗なく見に行ってましたが、やはりプリキュアとなるとハードルは高い。しかし、「一度きりの人生、ムキにならずにどうする」という須藤真澄先生の言葉を胸に、わたくし人形使いは心のミラクルライトを掲げてプリキュアを応援してきました。あれ? なんかこのミラクルライト、形がどう見てもシズマドライブなんですが……。
 
 わたくし人形使いの未だ紅顔ありし時を思い返すに、「テレビアニメの劇場版」というのはやはり特別感があるもの。今では映像に関してはTVアニメでも劇場版に匹敵するレベルのものがお出しされることも珍しくありませんが、やはり劇場版でしか見られない展開は特別なもの。
 特にプリキュアオールスターズは、作品の垣根を飛び越えた夢のクロスオーバーが見られるというのが何よりの魅力。しかし、それを映画館、そして塚口で見るとなるとやはりいちばん特別感を味わえるのは音響でしょう。
 今まで散々聞いてたはずのキュアスカイ変身時のBGM、塚口で聞くと低音が響く響く。特にキメのウインクのところのドラム連打が最高に心地良い。
 そしてプリキュアの魅力といえばドラゴンボールから脈々と続く格闘戦の迫力なわけですが、打撃音は重く風切り音は鋭く、塚口の音響でその迫力はマシマシに。塚口の音響は背中で聞け!
 お話に関してですが、今回の敵役にして劇場版限定のプリキュアであるキュアシュプリームは、これけっこうメタ的な存在なんじゃないでしょうかね。プリキュアの強さを知りたいがために世界を再構成し、悪役と一般人、さらには妖精ポジションのキャラクターまで用意してそこで自らプリキュアという「役」を演じるという。これにはある種の「ごっこ遊び」的ニュアンスも感じました。
 劇場版プリキュアはしばしばメタ的な視点、言い換えるなら「今プリキュアを見ている子供」ではなく「今までプリキュアを見てきた大人」に向けた視点が盛り込まれていることがありますが、本作についてもそれを感じました、というのは勘ぐり過ぎでしょうかね。
 わたくしもオタクとしてさまざまな作品を見てきましたが、こういう視点はいわゆる男の子向け作品にはあまり見られないものなんじゃなかろうかと思います。アンチヒーロー、アンチプリキュアではなく、いわばメタプリキュアとでも言うべきか。本作におけるキュアシュプリームというキャラクターは、プリキュアを演じることでその強さの秘密を得ようとするシュプリームを通じて、改めて「プリキュアはなんぞや?」という問い、そしてその答えを提示するという役割を負った存在なのではないかと思いました。
 また、本作では随所に、ふっとばされてからのキッと前を向き壁ジャンプするシーンや手を取り合うシーンなど、原点にして頂点たる初代プリキュアのイメージが使用されています。そしてさらに直接的に、歴代プリキュアの名場面が回想シーンとして登場します。さらには、キュアシュプリームと対となる存在として登場するキュアプーカ、このふたりが「白と黒」という明確な初代プリキュアのカラーイメージを持っている。これらの要素にはプリキュアという作品の積み重ねを強く感じました。20周年を数えるまでに積み重ねられたものがあるからこそこれらの要素が輝くわけですよ。積み重ねって大事。
 あと個人的にはソラ、まなつ、ゆいの脳筋組の変顔が堪能できて満たされました。
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とてもえらい。

2023-11-21 23:28:31 | それさえも平穏な日々
 何の話かと言うとお仕事の話です。いつもいつも締め切り前日に徹夜するのがお約束になっててとても良くない状態でしたが、今日はなんとか日付が変わる前に手持ちの仕事を終えることができました。はーやれやれ。まあ仕事の量を少し減らしてたおかげもありますが……。
 やはり締め切りギリギリになると仕事の精度も落ちてしまうので余裕を持ってやっていきたいですね。原稿もな……。
 今回の勝因はまあ単純に事前に決めておいたスケジュール通りに、1日の仕事量をかなり少なめにできるように小分けにしてたことだと言えるでしょう。原稿ももう少し小分けにして少しずつ進めていけるようにせねばなるまい。
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