手持ちのUHFトランシーバの出力スペクトルを観測すると2倍高調波
がやや高いことが気になります。
そこでLPF(Low Pass Filter)を作ることにしました。日本語では低域
濾波器と呼ばれています。もっと厳密に言うと低域通過濾波器となり
ましょうか?つまり,ある周波数以下の周波数は通過させ,それ以上
の周波数成分は通さないというものです。
コイル(L)とコンデンサ(C)で構成します。その値は計算で求められ
ますが,実現にはなかなか難しいものがあります。
そこで,まずは適当に作ってみました。下の写真をご覧ください。
コイル3本,コンデンサ6本の構成です。
コイルは直径8mm巻き数3回です。コンデンサは18pF(だったと思い
ます)。
その特性をスペクトルアナライザで見ました。下の写真です。
これだとアマチュアバンドの144MHz帯のLPFに適しています。
145MHzを中心にした特性を見てみました。
遮断周波数は160MHz付近にあります。高域の減衰量はー60dBあり,
充分でしょう。
おっと,わたしが求めているのは430MHz帯用のLPFでした。もう少し
小さく作らねばなりません。
取り敢えず,感触を得る試作・実験は終えました。ケースをかぶせた
外観です。
もっと小さなケースを探さなければなりません。
またご報告いたします。
以上
がやや高いことが気になります。
そこでLPF(Low Pass Filter)を作ることにしました。日本語では低域
濾波器と呼ばれています。もっと厳密に言うと低域通過濾波器となり
ましょうか?つまり,ある周波数以下の周波数は通過させ,それ以上
の周波数成分は通さないというものです。
コイル(L)とコンデンサ(C)で構成します。その値は計算で求められ
ますが,実現にはなかなか難しいものがあります。
そこで,まずは適当に作ってみました。下の写真をご覧ください。
コイル3本,コンデンサ6本の構成です。
コイルは直径8mm巻き数3回です。コンデンサは18pF(だったと思い
ます)。
その特性をスペクトルアナライザで見ました。下の写真です。
これだとアマチュアバンドの144MHz帯のLPFに適しています。
145MHzを中心にした特性を見てみました。
遮断周波数は160MHz付近にあります。高域の減衰量はー60dBあり,
充分でしょう。
おっと,わたしが求めているのは430MHz帯用のLPFでした。もう少し
小さく作らねばなりません。
取り敢えず,感触を得る試作・実験は終えました。ケースをかぶせた
外観です。
もっと小さなケースを探さなければなりません。
またご報告いたします。
以上