三昧日記

小心者川筋男の後悔日誌

接地抵抗測定と接地抵抗計修理

2018-12-11 06:16:26 | 日記
シャックの外に接地棒を打ち込んで接地抵抗を測定しました。接地棒は長さ50
cmほどの銅棒です。

民生用ですね。ちょっと心細いのですが,まずはこれで接地抵抗を測ってみま
した。
エアコン室外機の横に打ち込みました。

接地極,接続端子がお分かりいただけますか?補助電極の位置を決めるため,
巻き尺の端をひっかけています。
接地極から6mの位置に打ち込んだ補助電極です。

黄色いクリップリードは電圧を測定するための電線です。
それからさらに6m離れた場所にもう1本の補助電極を打ち込みました。

電流端子です。
さあ,接地抵抗の測定です。測定器は日置製です。

220Ωと出ました。これでは大きすぎます。やはり,10Ω程度まで下げたいです
ね。単純に計算すると,同一接地棒を20本ほど打ち込まなければなりません。
工業用の長い接地棒を使う必要がありそうです。

実は先日知人の別荘で接地抵抗を測定しようとしたのですが,横河製の接地抵
抗計が機能しませんでした。
そこで修理です。
箱から中身を取り出して見ました。プリント基板です。

茶色の基板の右下あたりの楕円で囲まれた部分にひびが入っているのがお分か
りいただけますか?基板のひびと同時にパターン(銅箔)も断裂しています。
これが原因です。
電線でつないで元に戻しました。

緑色の楕円の中に黒いジャンパー線(電線)が2本見えますか?
組み戻して100Ωの抵抗器を接続して機能を確認しました。

平衡をとると,きっちり100Ωを示しました。良好です。
ケースに納めたところです。

接地抵抗計は良くなりましたが,肝心なのは接地極です。電材店で工業用の接
地棒を買ってきて打ち込んでみましょう。
また報告します。
以上

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