雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

鬼の大江戸ふしぎ帖 鬼が見える

2017-03-13 21:00:00 | 

和田はつ子著"鬼の大江戸ふしぎ帖 鬼が見える"を
読みました。
渡辺源時は唐物屋に生まれましたが、祖父が同心株を
買ってくれて南町奉行所定町同心となりました。
源時は鬼を倒した四天王の末裔で、鬼が見えるように
なりました。

妹がさらわれました。
久右衛門が現れて鬼の世界の説明をしてくれます。
薬草園をしている楽田狼太と知り合います。
楽田は狼鬼ですが、鬼の世界から離れ人間の世界で
生きようとしています。
狗石鬼に売られようとしていた娘たちは助けられます。

鬼が見えるようになって手下の岡っ引きの花吉は
蚊蜻蛉鬼だとわかりました。
そのまま手下として働きます。

鳥鬼、狸鬼、鶯鬼、時鳥など鬼がいっぱい出てきます。
時鬼の克次は鶯鬼の主人にいじめられていました。
寄席の席亭に引き取られ希朝という名で噺家として
成功を修めています。

狼鬼の楽田の幼馴染の美優、権太郎が現れます。
彼らは人間の世界で生きようとはせず、本性のままに
行動します。

鬼同市の戦いをみせものにする者に希朝と楽田が捕らわれ
死ぬまで戦わされる状態に追い込まれます。

いろんな鬼が登場してきます。
そんな鬼が人の中に混ざって生活しています。
なんか混沌とした話です。
あらすじを書こうにもうまく書けません。
現実離れした話が好き、って人にはいいかもしてません。