雑記帳

日常の出来事や、読んだ本のあらすじや感想など書いています。

蜂に魅かれた容疑者 警視庁総務部

2015-01-23 20:59:03 | 

大倉崇裕著"蜂に魅かれた容疑者 警視庁総務部
動植物管理係"を読みました。
"小鳥を愛した容疑者"の続編です。
怪我をして一線から退いた須藤と、動植物の知識が豊富な
部下の薄のコンビが活躍します。
前巻は連作短編でしたが今回は長編です。
今回登場する生き物は蜂、それも凶暴なスズメバチです。
警察はいろいろな問題を起こしている宗教集団の
「ギヤマンの鐘」の対策に手いっぱいです。
スズメバチに刺されるよう仕向けられたという人
の調査は総務部の須藤へ押し付けられました。
バスや電車のの中で蜂を放ったりして実験を行って
いるのではないかと思われます。
蜂を使って何か行動を起こそうとしている者が
いるようです。
そんな中、高速を走行中の車の横を走り挑発して
窓を開けさせ蜂の入った箱を投げ入れ事故を
誘発させ運転者と同乗者が死亡と大怪我をすると
いう事件が発生します。

須藤と薄が蜂を使った事件を追っていきます。
この一連の事件は宗教集団と繋がっていきます。
彼らも蜂に襲われ危ない状態に見舞われたりします。

スズメバチ、怖いですね。
襲ってくるんですよ。
出会いたくないもんです。
黒い服装はさけ白い服装をした方がいいそうです。
走ったりせず体を低くして静かにして蜂が鎮まったら
そっと移動する、というのがスズメバチに襲われ
ないようにする方法だそうです。

須藤に薄の二人好きです。
おもしろかったです。