医者同士の嫉妬。これは研修病院で感じた事だが。医者同士の嫉妬というものがある。自分がある患者の主治医になって、患者も医者を信頼すると、良い医者、患者関係が出来る。この時、医者はいい気分である。患者が自分を信頼してくれるというのは、嬉しい。しかし、そこに、別の医者が出てきて、患者が、その自分より、その医者の方を、より信頼するようになると、嫉妬の感情が起こるのである。これは患者が、素直な性格の患者だとか、容貌がいいだとか、そんな事は全く関係ない。これは医者としての自分の能力、人格において、患者が好む医者に対する嫉妬である。患者は、自分を治してくれる医者だけを求める。そして、こういう事は、大学病院、総合病院、個人クリニックに関わらず、医者をやっている限り、ついてまわる問題である。医者はある程度、能力、技術が身について、自分に自信が出てくると、こういう事に悩まされることになる。勿論、すぐに白旗をあげてしまうのは良くないが。大切な事は、自分の能力を過信しすぎずに、自分に手に負えない患者に対しては、患者離れが出来る医者になるということである。
「医学・病気」カテゴリの最新記事
- 最高血圧が「年齢+90」以下なら正常とされていた60年代…実は科学的根拠の信頼度が...
- mRNAワクチンの開発者カタリン・カリコはMad Scientist
- 現代は「オオタニサン変態症」患者が増え過ぎている
- ほとんどの薬はその場しのぎ…どころか毒?知らないと怖い「薬」の基礎知識(日本初...
- 「うつは心の風邪」大キャンペーンの裏にあった製薬会社の動き…なぜ患者が急増した...
- 「6種類以上の薬を飲むと、認知症になりやすい…」3大お薬ビジネスの裏側とは(長尾...
- 河野太郎 ワ◯◯ン後遺症訴訟「私は関わっておりません」
- 【河添恵子】ガチで消される前に見て下さい。グレー◯リセット。「奴ら」が執拗に打...
- 過敏性腸症候群 抗コリン 睡眠薬
- ヘルスアカデミー公式YTチャンネル