小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

右の頬を打たれれば、左の頬をも差し出せ

2016-08-31 15:38:46 | 考察文
「右の頬を打たれれば、左の頬をも差し出せ」

(マタイ伝5章39節)

これは、イエス・キリストの、教えである。

僕は、両親が、(一応、クリスチャン)、だったため、物心つくころから、聖書の教えは、聞かされて知っていた。

子供の頃は、この教えを、素直に信じることが出来た。

非常に、理想の高い、教えだな、と、思った。

「汝の敵を愛し、汝を憎む者のために祈れ」

と、まで、イエス・キリストは、説いているので、キリストは、非常に理想の高い、人間だと思っていた。

しかし、最近、(というか、大人になってから)、この意味が、正確に、わからなくなった。

「汝の敵を愛し、汝を憎む者のために祈れ」

という教えは、理解できる。(現実に実行するのは、まず無理だと思うが)

しかし。

「右の頬を打たれれば、左の頬をも差し出せ」

というは、どういう意味なのだろう。わからない。

「右の頬を打たれても、暴力で、仕返しせず、我慢しなさい」

というのなら、わかるが。

なぜ、右の頬を打たれたら、左の頬をも差し出さなくては、ならないのだろう?

これは、意味がわからない。

今の僕の解釈では、旧約の教え、に対する反動、から、高い理想を持ちなさい、と、イエス・キリストは、訴えたかったのではないか、と思う。

イエス・キリストに、マゾヒストの傾向があっかと、いえば、なかった、としか、思えない。

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三島由紀夫の文化防衛論2

2016-08-29 18:06:24 | 考察文
三島由紀夫が、「文化防衛論」、と題した動画で、(その9)、で、早稲田の学生と、「人間性とは何か?」、ということを、話している。

「人間性は、変えられるのか?」ということを、論じている。

僕は、この問題は、おおげさな問題ではなく、簡単な問題だと思っている。

僕は、「人間性は変わらない」と、思っている。

人間が、教育によって、洗脳されてしまう、というのも、僕は、「人間性」、の、特性の中の一つ、だと思うからだ。

歴史は、繰り返すし、時代が進んでも、人間は、大昔と、同じ、過ちを繰り返している。

そして、紀元前の、賢者の、発言、や、書いたものの、思考力の高さに、驚かされる。

確かに、共産主義国家や、北朝鮮のように、教育によって、一生、それに影響され続けて、死んでいった人もいるだろう。

しかし、僕は。

人間とは、空気で膨らまされた風船のようなもの、だと思っている。

風船の一ヶ所を、強い力で、押しつづければ、その部分は、凹む。

押し続けている限り、凹んだ状態は、続く。

しかし、押すのを、やめれば、風船は、元の形にもどる。

人間性も、それと同じだと思うのである。



しかし、風船、という、言い方は、必ずしも正しくない。

風船、というと、なにか、固定的で、変化しないような、ニュアンスが、あるが、それとも、少し違う。

一部の人間には、自分で、自分の、「人間性」、変えていける能力もある。

しかし、それも、また、「人間性」、の一部だと思うのである。

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チャンネル桜のバカさ

2016-08-29 14:47:17 | 政治
思わず笑ってしまうほどの、チャンネル桜のバカさ。

チャンネル桜の、水島聡氏は、H28年7月15日の、「直言極限」、で、天皇陛下の生前退位を、どの新聞も、一面で、報じた、全ての、新聞を、徹底的に、不謹慎だと、言い放った。

陛下の御心を、勝手に憶測した宮内庁も、不謹慎、極まりない、と、怒り狂った。

You-Tubeに、その動画がある。

しかし、H28年8月8日に、天皇陛下、自ら、健康のため、公務を果たせないため、生前退位の御意向を述べられた。

「天皇陛下の生前退位」が、不謹慎、極まりない考えである、というのなら、天皇陛下は、不謹慎、極まりないことを考えてる人間だ、ということに、なる。

陛下ご自身が、皇室典範にはない事を、公式発言したのだから、チャンネル桜としては、この問題は、多くの有識者を、集めて、真っ先に、ディスカッションすべき問題であるはずだ。

それなのに、それは、全くしない。

自分に都合の悪いことは、チャンネル桜は、頬被りする。

全く、いい加減である。

そもそも、記者クラブに、どっぷり浸かっているマスコミに、ニュースソースを、リークする権力側は、政治とか、警察とか検察とかは、デタラメを平気でリークして、大手新聞も、そのリークを、そのまま、記事にする。

しかし、宮内庁だけは、別である。

皇室に関することは、大手新聞は、信頼性が、不十分な、いい加減なことは、書かない。

大手新聞といえども、皇室に関することは、慎重の上にも慎重を期す。

私は、チャンネル桜の、「直言極限」、なんて、バカバカしいので、ろくに見ていないので、たまたま、今日、見てみたら、あまりにも、滑稽だったので、笑ってしまった。



それと。国民の、ほとんどは、天皇陛下の生前退位を、望んでいない、とも、言っていたが、世論調査では、95%の、国民は、天皇陛下の生前退位に賛成してる、という結果が出た。

もっとも、これは、天皇陛下が、自ら、生前退位の、意向を述べられた、H28年8月8日、以後の、世論調査であるから、H28年7月15日の時点での、国民の考えは、わからない。だから、この点は、何とも言えない。



それと、水島聡氏は、チャンネル桜を、ブログなどで、誹謗する人間は、外国の、なにかの団体などから、金をもらっているヤツだ、と言っているが、私は、どこの団体からも、一円も、金なんか、もらっていない。

私は、自分の考えを、正直に述べているだけである。

ただ、水島聡氏も、無償で、日本のことを、真剣に考えている点は、評価している。

世の中は、多様な意見があるべきだし、あった方がいいのだ。

世の中が、一つの、意見だけになってしまった時こそが、こわい。

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天才脳外科医、福島孝徳先生に対する思いやり

2016-08-29 00:00:37 | 考察文
天才脳外科医、福島孝徳先生に対する思いやり。

患者は、誰だって、一番、優れた、技術を持つ医者に、最高の治療を受けたいと思っている。

そのため、脳腫瘍の患者は、みんな、福島孝徳先生に、手術をして欲しいと、思って、手紙を送る。

それで、福島孝徳先生は、それを、引き受けて、世界を駆け巡って、一年に、600以上もの、脳手術をしている。

福島孝徳先生は、他の医者では、出来ない、自分しか出来ない、脳手術なのだから、と、いって、患者の頼みを、引き受けている。

福島孝徳先生も、自分が手術しなければ、一生、寝たきり、か、死んでしまう、患者を、救えるのは、自分だけしかいない、という、使命感から、休みというものを、全くとらず、年間、膨大な数の手術をしている。

しかも、手術時間は、7時間とか、それ以上とか、長時間である。

福島孝徳先生としては、人の命を、救えることに、無上の、生きがいと、喜びをを感じているから、手術の激務は、福島孝徳先生には、良い、善玉ストレスとなっている。

しかし、そうはいっても、いくらなんでも、激務すぎる。

それは、他の人間が、大変そうだなと、想像することだから、福島孝徳先生の、疲労の度合いは、どのくらいなのかを、本当に知っているのは、福島孝徳先生自身しかいない。

しかし、年間、600以上もの、脳手術、しかも、一回の手術時間は、7時間を、超えるような、毎日を、送っていれば、いくら、やりがい、が、あるとはいえ、過労になりかねない、のは、可能性としては、十分、考えられることだ。

そこで、福島孝徳先生に対する、思いやりとして。

脳腫瘍が、できたなら、最善の、手術が出来る、福島孝徳先生に、「手術して下さい」、と、手紙を出すのではなく、福島孝徳先生でなくても、出来る、手術なら、他の脳外科医に手術を、お願いする、ということを、考えることだと思う。

本当に、福島孝徳先生いがいの脳外科医には、出来ない、困難な、症例の患者だけは、福島孝徳先生に、手紙をだしても、いいと、思うが。

福島孝徳先生のストレスは、あまりにも、多くの患者からの、「助けて下さい」、という、無限の、患者からの、手紙の依頼の山である。

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ピッチングが出来るようになった

2016-08-26 22:34:25 | 武道・スポーツ
最近、バッティング・センターで、打つのを再開した。

かなり前、バッティング・センターに、転がっている、ボールを、投げ続けて、ピッチングの練習もしていたが、一向に、上手くならなかった。

この原因を、僕は、ピッチングの上達は、やはり、キャッチボールによって、相手に、投げるようにしないと、精神の緊張感が、起こらないため、上手くならないのだと、考えていた。

しかし、なぜかは、わからないが、いつの間にか、正しい、ピッチング・フォームで、早い球を、コントロールも良く、投げれるようになった。

これは、どうしてだか、わからない。

僕は、ピッチングは、You-Tube、のプロ投手の、スローモーションの動画を何回も繰り返して見て、また、工藤や、桑田の、解説も聞いて、また、自分でも考えて、何度も、練習したが、上手くならなかった。

しかし、最近、バッティング・センターで、打つのを再開して、たいして、投げていないのに、見違えるように、上手くなった。

90km/h台は、出ているだろう。

稲村亜美と同じくらいの技術がある、と思う。

僕は、子供の頃、喘息で、体力がなく、集団スポーツは、出来なかったし、もちろん、野球も、遊び程度で、数回しか、やっていない。

しかし、今は、コントロールも、あるので、ストライクがとれるから、草野球なら、十分、ピッチャーをやれる。

僕が、スポーツを、バカにしながらも、色々な、スポーツをしているのは、筋肉をつけ、血行を良くし、持久力をつけ、アンチエイジングのため、である。

それと、水泳を、長時間、やっていると、βエンドルフィン(脳内麻薬)が、出るからだ。

技巧力の向上も、アンチエイジングの効果がある。

過敏性腸症候群の最高の治療は、僕にとっては、水泳である。

スポーツの、勝ち負け、なんて、僕は、全く興味ない。

そういう理由で、スポーツをしているので、右で投げたり、(僕は左利き)、ということも、している。

ストライクが、とれなければ、草野球のピッチャーは、出来ないが。

5球、投げて、そのうち、3球、ストライク、が、とれれば。つまり要するに、ボールを投げて、6割、ストライクが、とれれば、草野球のピッチャーが、出来る。

それくらいのコントロールは十分ある。なので僕は、草野球のピッチャーが出来る。

本当に、一度、やってみたい。


☆考察。

夏は、二日に一度くらい、水泳をやっていて、今、体調も良く、キビキビ動けるので、そのために、運動の技巧も、上手くなったのではないか、と思った。

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そもそも愛国心など欺瞞である

2016-08-26 14:38:25 | 考察文
そもそも愛国心など欺瞞である。

保守だの、右翼だの、チャンネルなんとか、だの、は、日本を愛する、とか、言ってるけど。

「日本を愛する」、とは、何だ?。どういう行為が日本を愛する行為だというのだ?

そもそも、そんな定義など、ない、のである。

だが、漠然と考えて、「日本を愛する」、というのは、日本人、つまり、日本の国籍を持った人間を愛すること、と、言えるだろう。

そして、まだ、生まれていない、未来の、日本の子供たち、を愛することだろう。

同胞なのだから。

しかし、ここに、矛盾が生じてくる。

同胞の、日本人であっても、中国や韓国と親しくすべきだと思っていたり、集団的自衛権に対して、否定的な考えの、日本人を、保守だの、右翼だのの連中は、左翼だの、売国奴だの、と言って、嫌う。

しかし、考え方に違いがあっても、日本人なら、ほとんど全員に近い日本人が、日本が良くなって欲しいと思っている。

しかし、保守だの、右翼だのの連中は、自分と考え方が違うと、日本を愛する日本人でも、左翼だの、売国奴だの、と言って、嫌悪する。

つまり。結論から言うと。

保守だの、右翼だの、とかいう輩は、自分と同じ考えを持った日本人だけに限定して、そういう条件つきの日本人だけを同胞だと思っているだけなのである。

彼らは、単なる、わがままな、エゴイストなのである。



僕は、こう思う。愛国心というものが、「日本人を愛すること」、であるならば、全ての日本人を愛することが、「愛国心」、だと思う。たとえ、それが犯罪者であろうとも。

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注文の多い料理店(小説)

2016-08-25 18:39:32 | 小説
注文の多い料理店

ある一人の少年がいました。
少年の、趣味は、ロードバイクで、遠くへ行くことでした。
少年の、ロードバイクは、6.8kgと、軽量で、走り心地は快適でした。
少年が、ロードバイクが、好きなので、父親が、少年の誕生日のプレゼントとして買ってやったのです。
少年は、大喜びしました。
少年は、ロードバイクで、色々な所に、かなりの距離を走るようになりました。
ロードバイクも、ランナーズ・ハイと、同じように、長時間、走っていると、気分がハイになってくるのです。
ある時、少年の、ロードバイクの前輪がパンクしてしまいました。
人気のない林の中の道です。
(困ったなあ)
と、少年は、呟きました。
少年は、ここは、どこかなのか、と、思って、ポケットの中を探りました。
(お母さんに連絡して来てもらおう)
と少年は、思いました。
しかし、ポケットにスマートフォンは、ありませんでした。
(しまった。スマートフォンを、持ってくるのを忘れた)
と、少年は、呟きました。
少年は、仕方なく、ロードバイクを押しながら、林の中の道を歩いていきました。
かなり、歩いたので、少年は、お腹が減ってきました。
(ああ。お腹が減ったなあ。何か食べたいな)
と、少年は、思いました。
すると、道の先に、小さな飲食店が見えてきました。
ハンバーガーショップのようです。
(ああ。助かった。あそごで、ハンバーガーを食べよう。そして、スマートフォンもあるだろうから、借りて、家に連絡しよう)
と、少年は思いました。
しかし、こんな人気のない所で、ポツンと、一軒だけ、ハンバーガーショップがあるのも、不自然なように、思われました。
(本当に、ちゃんとした、ハンバーガーショップなのだろうか?)
と、少年は、疑いました。
それで、少年は、店に着くと、すぐには、入らず、店の中に、見つからないように、壁際に座り込み、店の中の、様子に、聞き耳を立てました。
すると、店の中から、人の会話が、聞こえてきました。
なにか、店の店長と、客の、会話のようです。
少年は、店の外から、その会話を聞いてみることに、しました。
すると、こんな、会話が、聞こえてきました。
店長は、ひどく、横柄な態度なので、少年は、不思議に思いました。
普通、どんな、料理店でも、客が、金を払って、店の経営が成り立つのですから、店長は、愛想のいいものです。
それは、何も、料理店に限ったことではなく、全ての、商品や、サービスを売る店で、いえることです。
客があってこそ、店の経営は、成り立つのです。
少年は、不思議に思って、聞き耳をたてました。
すると、店の中から、こんな会話が聞こえてきました。
「いらっしゃいっ! なんにする」
店長の声です。
「えーっと、なん…なんにしようかな」
お客さんの声です。
「早よ決めや」
店長の声のようです。
やけに、横柄な態度です。
「えっ。はい、じゃあ、 あの・・・チーズバーガー」
「チーズバーガーだけで ええんかいっ」
「あっ、 はい」
「普通おまえチーズバーガー 頼んだらコーラかなんかも注文するやろ」
「はい じゃあコーラ」
「ポテトは?」
「えっ?」
「セットで安くなっとんのや。おまえ、注文せにゃ損やどっ」
「じゃ…ポテトも」
「新発売のテリヤキバーガーはどうや?」
「あの…だけど、そ、そんなに食べ…食べられないし・・・」
「俺がすすめたもんが 食えんちゅうのかい?」
「はい。じゃあ、じゃあ、それも」
「ここで食うんか 持って帰って食うのんか どっちや」
「あ、あの。持ち帰ります」
「ここで食えっ」
「えっ?」
「そのほうがこっちは 楽やねん、ここで食えっ」
「はい。じゃ、じゃあ、ここで食べます」
「金払え」
「あの…おいくらでしょうか?」
「690円や、 安いやろ? おっ1000円かい 釣りはいらんな?」
「いえあの、お釣り・・・」
「ケチケチすな、ボケッ」
「ほら出来上がりやさあ食えっ」
「どや うまいか? うまいか?」
「はっ・・・はい」
「そやろ、 早よ食えっ」
「うしろがつかえとんのや」
「おまえ、とろとろしとったらいってまうどっ」
「はいっ・・・ご、ご、ごちそうさまでした」
「よっしゃっ、明日も来いよ。絶対来いよ」
「・・・・」
「来なんだらこっちから 訪ねて行くからなっ。顔は覚えてるぞーっ」

少年は、びっくりしました。
「うわー。ここは、注文の多い、ハンバーガーショップだー。うかうかしてたら、何をされるか、わからない」
そう叫んで、少年は、一目散に、走り出しました。

店の外で、大声がしたので、店長が、出て来ました。
そして、店の外に出ました。
ロードバイクを押しながら走っている少年の後ろ姿が、見えました。
「おーい。どうしたんだー。どうして、逃げるんだー?」
と、叫びました。
しかし、少年は、逃げるように、走って、ついに、見えなくなりました。
「あの。少年は、どうして、逃げたんだろう?」
店長は、首を傾げながら、店の中に、もどりました。
店内では、BGMで、FM横浜、が、流れていました。
「・・・はい。埼玉県に、お住いの、Aさん、の、リクエスト、による、嘉門達夫の、ハンバーガーショップを、お送り致しました。では、次の、リクエストは、長崎県に、お住まいの、Bさんの、リクエストによる、シャーリーンの、愛はかげろうのように、です。それでは、どうぞ」
そして、店の中に、シャーリーンの、愛はかげろうのように、が、流れ出しました。



平成28年8月25日(木)擱筆





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注文の多い料理店

2016-08-25 18:35:59 | 小説
「注文の多い料理店」

という小説を書きました。

ホームページ、「浅野浩二のHPの目次その2」、にアップしました。

よろしかったらご覧ください。

ブログにも、入れておきます。

(原稿用紙換算10枚)

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三島由紀夫の文化防衛論

2016-08-24 16:17:59 | 考察文
三島由紀夫が、早稲田大学の学生と話をしている、動画がある。

かなり前の、今年になってから、出てきた。

東大全共闘は、三島由紀夫と対立していたが、早稲田大学の学生は、三島由紀夫を、「先生」、と、呼び、学生運動も、していない。

というより、早稲田の学生でも、学生運動をしていた、生徒は、たくさん、いたろうが、三島由紀夫の講演会には、学生運動をしている学生は、出ていない、という方が正しい。

その「9」番目の動画で、早稲田の学生が、三島由紀夫が、40歳過ぎて、生きていることから、若くして死ぬ気はなかったのでは、ないか、と三島由紀夫に、質問した。

しかし、これは、誤りである。

太平洋戦争は、三年半の戦いだった。

三年半で、終わった戦争、といえば、後から考えると、短いように思われてしまう。

しかし、これは、完全な結果論、事後考察である。

戦争している国、や、国民は、この戦争が、いつまで、続くのかは、わからないのである。

わからないと、戦争という性質から、人間は、長引くだろう、と思ってしまうものである。

ましてや、日本は、広島に、原爆を落とされた後でも、本土決戦を主張し、特攻隊を続け、一億総玉砕するまで戦う、気でいた。

若者は、二十歳までの命、と、教育された。

つまり、日本人は、敗戦の色が濃くなるにつれ、もう、死ぬ運命だと覚悟していた。

もちろん、三島由紀夫も、死を覚悟した。

後から、太平洋戦争を見ると、激戦とはいえ、三年半で終わった、短い戦争だったが、当事者には、戦争で、死ぬことが、日本人の宿命として、決まっていた、精神状態だったのである。

だから、三島由紀夫は、死を本気で覚悟していた。

しかし、日本の、文化、歴史、伝統、天皇制、それらを、すべて壊すと、考えていた、鬼畜米英は、日本を民主主義国家にした。

(これは、ソ連の脅威に対抗するための極東軍事基地という目的もあったが)

三島由紀夫は、美しく死ぬためなら、太宰治のように、女との情死でもいい、と言っていた。

つまり、美しく死ぬためなら、その方法は、何でも良かったのである。

さらに、「美しく死ぬための方法をたくらんでいる」、とまで言った。

これから、わかるように。

昭和45年11月25日の、三島由紀夫の、自決は、自分が、美しく英雄的に死ぬための手段であって、「自衛隊の違憲性」、に対する憤りの諌死では、全くないのである。

何か、政治的な矛盾、なら、何でも良かったのである。

しかし、自分が、美しく英雄的に死ぬための手段として、無法的なことをするというのは、傍迷惑なこと、である。

(世間の人間は、みな三島由紀夫にだまされている)

しかし、三島由紀夫が言う、「果たしていない、たった一つの約束」、つまり、遺書を書いて、死を覚悟して、他の学友が戦死していったのに、自分が生き延びた、ことに、対する、罪悪感、は、三島由紀夫の純粋な思いである。


しかし、夭折の美、とか、若くして英雄的に美しく死ぬ、などというのは、漫画や、テレビドラマや、小説や、映画などの、フィクションのお話の中で、主人公に、させるのならいいが。そして、あくまで、フィクションのお話の中だけで、とどめておくべき事である。

それに、本気で憧れて、それを現実に実行するなど、不謹慎、きわまる、狂った考えである。

三島由紀夫という、社会的にも、モラルがある、天才作家が、言っているので、誰も、それを、「不謹慎」、だと、言わないだけである。

多くの人が言うように。

「人間には生きる権利があるのと同時に、生きる義務がある」

のである。

僕、個人としては、自殺を無条件に悪いとは、全く思わない。どうしても、仕方のない自殺というものは、僕はあると思うし、認める。

しかし、人間は、安っぽく、死んでは決してならない。

歳をとるのは、つらいことだが、それは、我慢しなれば、ならないのが人間の宿命である。

運動し、食を節し、健康に気を使っていれば、若さは、かなり保てるのである。

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モハメド・アリがキング牧師を殺した

2016-08-24 13:59:44 | Weblog
モハメド・アリがキング牧師を殺した。

という、言い方をしても、全く間違いとは、言えない。

風が吹けば桶屋が儲かる、である。

モハメド・アリは、黒人を差別をする白人も、黒人を差別をしない白人も、ひっくるめて、「オレの敵は全白人だ」と言い、テレビのショーで、「クズ白人」などと、徹底的に、白人を嫌った。

これは、ちょっと、ひどい。

こんなことを、言われれば、白人だって怒る。

モハメド・アリは、ボクシングでも、そうだが、舌戦でも、相手を挑発した。

モハメド・アリは、有名で、黒人に対して、影響力が強かったから、多くの黒人が、アリの発言の影響を受けた。

モハメド・アリの、ちょっと、行き過ぎた、強引な、白人敵対観に、白人も、怒るのは無理はない。

ヘビー級チャンピオンの、アリにとっては、ボクシング、ライセンスは、アリの命、以上に大切な物だった。

アメリカとしても、ベトナム戦争は、国策で、世界の国々が、どんどん、赤化することは、脅威だった。

アリの徴兵拒否を認めてしまう、前例を作ってしまうと、アメリカ人(黒人も白人も)、どんどん、徴兵拒否してしまう。

アメリカ政府としては、それは、困るのである。

なので、前例を作らないため、アリの、ボクシング、ライセンスを剥奪した。

これは、政治的な問題である。

なので、アリが、白人を徹底的に、敵視したため、KKK(白人至上主義団体)を、産み出した、とも言える。

そのKKKによって、キング牧師は、殺された。

なので、モハメド・アリがキング牧師を殺した、とも、言えなくない。



日本に、徴兵制は無いし、これからも、出来るとは、まず、考えにくい。

しかし、もし、日本に、徴兵制が出来たら、オレは、拒否する。

こんな、バカげた、狂った、腐りきった、日本という国に、私は、愛国心など、カケラも、持っていない。



しかし、モハメド・アリは、イエス・キリストが、白人で、金髪で青い目、ということで、キリスト教ではなく、イスラム教を信仰した。

しかし、いくらなんでも、それはないだろう。

キリストだって、白人に生まれたくて、白人に生まれたわけではない。

キリストは、ユダヤ人に限らず、全ての人の罪を背負ってくれて、十字架にかけられた。

ちょっと、モハメド・アリの、考えは、行き過ぎている。

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バカげた地球温暖化税

2016-08-24 13:21:26 | Weblog
環境庁は、当然、狂っている。

地球温暖化の原因が、CO2であると、科学的に証明されては、いないのだ。

むしろ、武田邦彦先生、や、丸山茂徳先生、そして、科学者の90%は、地球温暖化の原因は、CO2ではないと思っているのだ。

科学的な根拠で。

丸山茂徳先生は、地球温暖化の原因は、雲、だと、考えている。

科学的な根拠で。



そもそも、常識的に考えてみたまえ。

ある殺人事件が起こって、ある容疑者が、犯人ではないかと、疑わしいと、考えられたとする。

その時、ちゃんと、物的証拠、状況証拠、によって、容疑者が犯人と、科学的に、証明されるまでは、容疑者を犯人と決めつけては、いけないのだ。

「疑わしきは罰せず」の原理である。

こんなことは、当たり前である。

それは、裁判に限らず、全てのことで言える。

科学的に証明されていないものは、決めつけてはいけないのだ。

「証明されていないものは、決めつけてはいけない」である。

しかし、日本の環境省、日本政府は、地球温暖化の原因が、CO2であると、科学的に証明されては、いないのに、CO2削減、エコ、を、法制化している。

そのために、1兆円を超える、国民の血税を、使っている。

全く、無駄なことに、1兆円を超える、国民の血税を、使っているのである。

ビューロクラシーの、天下り先の確保のため、特殊法人のため、そして、大企業と、ビューロクロシーの癒着のため。

全く、バカげている。

しかし。武田邦彦先生、や、丸山茂徳先生、そして、科学者の90%の主張する、地球温暖化の原因は、CO2ではない、という説も、残念ながら、科学的には、証明されていないのだ。

なので証明できないものは、正しいと、決めつけてはいけないのだ。

まあ、近く、科学的に証明される日が来るかもしれないが。

ともかく、日本政府は、科学的に証明されていないものを、決めつけて、1兆円を超える、国民の血税を、使っている。

日本政府は、狂っている。


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当然、吉田沙保里は白痴である

2016-08-22 22:22:33 | Weblog
当然、吉田沙保里は白痴である。

バカバカしい、オリンピックと、バカバカしい、高校野球が、終わってくれて、ほっとした。

もちろん、両方とも、あんな、くだらないもの、僕は、ほとんど、見ていない。

小説創作と、医学の勉強に忙しくて。

吉田沙保里が、銀メダルで、なんやら、泣いて、謝ったらしいが、何で、日本国民に、謝らなきゃならないの?

国民の税金で、彼女のための、トレーニング施設を建てた、というのなら、わかるけど。

日本国民と、彼女は、同じ国籍の、日本国民である、である、という以外に、何の関係性もない。

感情や、慣例や、その場の雰囲気でしか、ものを考えられない人間は、論理的にものを考えられなくなってしまうのだろう。

生活の、全てが、レスリングの練習、という日々を送っていると、おかしな誇大妄想が起こってきたり、レスリング以外のことは、何も、わからない、という、白痴になってしまうのだろう。

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今日は岡田有希子さんの誕生日

2016-08-22 21:38:57 | Weblog
今日は岡田有希子さんの誕生日。

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・・・

2016-08-21 13:14:35 | Weblog
・・・・

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愛国心を教育しては絶対いけません

2016-08-19 23:06:47 | 政治
愛国心を教育しては絶対いけません。

両親を敬愛しなさい、などと、教育しては、絶対いけません。

こんなのは、当たり前のことである。

しかし、人間は、あまりにもバカだから、こんな、当たり前のことすら、わからない、バカが多い。

虐待された子供に、「両親を敬愛しなさい」、などと言うのは、子供に、「イエス・キリストになりなさい」と言うようなものである。

そんなこと、言ってる、ヤツは、てめえは、イエス・キリストの教えを、完全に守って生きているのか?

戦時中といわず、明治維新になってから、日本は、教育勅語で、愛国心を徹底的に教育した。

その結果、神風特攻隊が生み出された。

多くの若者が国家のために死んでいった。

戦後、その反省から、教育勅語も忌み嫌われ、廃止され、愛国心教育もなくなり、思想の自由が認められた。

しかし、オリンピックに、うかれているヤツラを見ると、また、愛国心は、持って当然であり、愛国心を持たない者は、非国民だ、とか、売国奴だとか、言い出しかねない、ように、見受けられる。

バカは、死ぬまで治らない、不治の病だから、こんなこと、書いても、無意味だろうけど。


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