小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

国会議員の一カ月の文通費100万円

2021-11-18 05:40:47 | 政治
「国会議員の一カ月の文通費100万円」

「衆参の国会議員には、給与に当たる歳費とは別に1人月額100万円の文通費が支給される。 歳費法では「公の書類を発送し及び公の性質を有する通信をなす等のため」と規定されるが、領収書の提出は不要で「第2の給与」と言われる。」

これは、最近、気づいたことではなく、ずっと前から、わかっていたことである。

元維新の橋下徹は、茶髪の弁護士として注目されて、それで、テレビのコメンテーターになって、日本の政治に関して、色々、発言するようになったが、一番、このことを訴え続けていた。

その後、橋下徹は、大阪府知事、や、大阪市長になって、また、大阪維新の会代表、になって、注目度が上がっていたのに、どうして、今まで、このことが国会で問題にならなかったのか?

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こわい夢を見た

2021-11-14 18:54:12 | Weblog
こわい夢を見た。

体調が悪いので、眠りが浅く、こわい夢しか見ないが。

自分が、平面人間になってしまう夢である。

自殺も出来ない。

夢から覚めると、「ああ。自分は体積のある普通の人間なんだ」とほっと安心した。

普通に生きていられることだけで感謝せねばならない。

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オリックスとヤクルト優勝

2021-11-14 04:13:24 | 武道・スポーツ
オリックスとヤクルト優勝。

プロ野球はニュースしか見ていないけれど。

セ・リーグでは、ヤクルトが優勝し、パ・リーグでは、オリックスが優勝した。

前年では、両チームとも最下位だった、というので、彼らは嬉しいだろう。

別に僕は、両チームとも応援しているわけじゃないけど。

僕は弱いチームを応援する。

ともかく、強い選手がたくさんいる、

「巨人とソフトバンクよ。負けろ。負けろ」

と、呪いの言葉をつぶやいていた。

なので、僕の、呪いの言葉が効いたのだろう。

DeNAベイスターズは最下位になった。

実に嬉しい。

なぜって、応援しがいがあるから。

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新庄剛志の記者会見

2021-11-08 04:22:58 | 武道・スポーツ
「新庄剛志の記者会見」

新しく日本ハム・ファイターズの監督になった新庄剛志。

記者会見は、面白かった。

僕が、プロ野球に関心を持ち出したのは、東日本大震災の年、2011年からである。

それまでは、プロ野球に関心がなかった。

なので、新庄剛志という人も知らなかった。

一見、ふざけているように見えるが、キラリと光る鋭い野球信念が見られる。

格闘で言うなら、こういう得体の知れない敵は要注意なのである。

そもそも、プロ野球の優秀な選手は、40歳くらいで引退すると、そのあとは、トレーニングしなくなるから、一気にブクブクな、みっともない体形になる。

その点。

新庄剛志は、トレーニングして、本気で現役復帰するために、48歳でトライアウトを受けているほど、なので、すごいヤツだ。

腹も出ていないし、鍛えてるし、現役でも、通用した可能性はあるだろう。

パフォーマンスが面白いので、それで、球場に行く観客も増え、経済効果はまず、確実に上がるだろう。

それをも見こした上での、監督のオファーだろう。

新庄剛志は、「選手の技術は、みな大体同じで、問題はメンタル面で、僕は、メンタル面を引き出すことには、自信がある」、と言っている。

こういう監督ではなく、ビッグボス、の元でなら、選手は、やりやすく、いいパフォーマンスを出せそうに思える。

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スポーツは教科書の要らない科目である

2021-11-05 04:20:04 | 武道・スポーツ
「スポーツは教科書の要らない科目である」

小学校、中学校、高校、では、履修科目の中に、英数国理社、の学科の勉強の他に、「体育」の科目がある。

英数国理社、の学科の勉強は、絶対に、「教科書」が必要な勉強である。

そんなことは、当たり前で。

「数学」の教科書を持たないで、「数学」を身につけられる生徒なんて、この世にいるはずがない。

それは、「英語」でも、そうで、「英語」の教科書を使わないで、「英語」が身につくはずがない。

「英語」の教科書を使わないで、どうやって、「英単語」を覚えることが出来るというのか?

学科の勉強は、すべて、「教科書」が必要である。

そんなことは、当たり前である。

しかし、「体育」の授業では、「教科書」は不用なのである。

体育の授業、や、スポーツの部活に、「教科書」など不用なのである。

学科の勉強と違って、「教師」の存在も必要ない。

それで、スポーツの技術は身につくのである。

子供に、あるスポーツを見せる。

というか、子供が、あるスポーツを見る。

そして、教師が、「ああやってごらん」と言う。

すると、子供は、スポーツの技術を身につけてしまう。

もちろん、言われて、すぐに、出来る子は少ない。

何回も何回も、時間をかけた、反復練習をした後、身につくのである。

教師は、生徒が怪我しないよう見守っているだけで、十分なのである。

スケートボードにせよ、サッカーにせよ、テニスにせよ、それが好きで、やっている子は、勝手に、その技術が上手くなっていく。

その子たちは、スケートボードの「教科書」なんて読んでいない。

教えてくれる「先生」も必要ない。

好きで、何か、あるスポーツをしている子供たちは、テレビ、や、上手い人が、やっているのを、見て、それを真似して、上手くなっているのである。

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筒香嘉智の少年野球に対する記者会見の全文

2021-11-02 02:58:30 | 武道・スポーツ
子供たちへの野球指導の問題点

筒香:皆さんこんにちは。本日はお集まりいただき本当にありがとうございます。本日は僕自身が感じているスポーツ界、野球界の現状についてもっと良くなるためにはどうしたらいいのかという思いを皆さんにお伝えできればなと思っていますので、よろしくお願いします。自分自身は日本のプロ野球チームに所属していますので、今シーズン、もちろんプレーヤーとしてチームを勝利に導くために活躍するのが一番ですが、子供たちのため、野球界のためにお話しさせていただきます。

 野球界は野球人口が減少しているというニュース、現状がありますが、少子化の日本全国の少子化人口減少より6倍から10倍のスピードで野球人口が減っているとデータが出ています。また、小さい子供たちが野球をやりたいのにもかかわらず、無理をし過ぎて手術をしたり、けがをして野球を断念したというケースを僕自身も何度も見てきました。昨年は野球界だけではなくスポーツ界で指導者と選手の問題でさまざまなニュースが取り上げられました。現状のままでは、未来ある子供たちが好きなスポーツ、野球を続けていく環境が本当にこれでいいのかという問題はたくさんあると思いますので、昨年いろんな問題が起きたように、なぜそういう問題が起きるのかということをみんながもっと深く掘り下げて考えていかないと、また同じことを繰り返してしまうと僕は思っています。

 野球界でいうと、1つの要因は若い世代に多い勝利至上主義だと僕は思っています。どの年代も選手の子供たち、選手の将来的な活躍よりも今を勝つという、今の結果を重視された勝利至上主義が一番問題あるのではないかなと思っています。日本のプロ野球ではリーグ戦が行われていますが、体のできてない骨格のできてない子供たちの大会がほとんどがトーナメント制で行われています。どうしても選手の成長よりも今の試合に勝つということが優先されています。指導者の方は勝つために、勝つことが子供にいいことと思って良かれと思ってやっていることが、実はそこに子供たちの負担になっているという現状があると思います。

 もちろん、僕自身も勝つことを否定しているわけではありませんが、勝って、勝つ喜び、負けて悔しがる思いというのは必ず必要なことだと思いますが、勝つことが第一に優先されてしまう。子供の将来がつぶれてしまっているという現状が起きています。子供が優先にならないといけないのに、大人が中心になってやってしまっているのではないかなと思います。

 今月の14日に僕の出身チームであります堺ビッグボーイズさんに協力をしていただいて、体験会を行いました。応募が150名ぐらいあり、体験中も野球を楽しんだり野球に興味がある、野球やってみたいという子供たち、保護者の方もたくさんいらっしゃいました。ただし、これからは体験会を行えばいいというものでは僕はないと思います。大切なことは、チームとして子供たちの将来、子供たちの今後を第一に考えているかどうかだと思います。

 僕自身も3年前から堺ビッグボーイズのスーパーバイザーに就任させていただいて、今の野球界の現状のお話をチームの代表でもある瀬野竜之介さまとお話しさせていただきながら、野球界に対していろんなことを感じることがあり、僕自身も野球界にこうやって成長させていただいてますので、野球界に還元したいという思いで発信をさせていただいてます。

 子供を守るのは両親であったり指導者の方、大人が守らないと子供の将来はつぶれると思います。小さい小学生が肘や肩を傷め、ひどい場合には手術をしないといけないという例も多く聞きます。もうアメリカでは球数制限が導入されていますが、日本はまだ導入されていません。指導者の方が良かれと思ってやっていることですが、子供たちに負担になっていることはすごく多いのが現状です。その子供たちを守るには各連盟の方がルールを決めて、子供たちを守ってあげないと、また同じ繰り返しになると思っています。

 また、スポーツマンとは良き仲間、信頼できる仲間といわれていますが、今の小さい子供たちの試合や練習に僕自身も見学に行かせていただきますが、指導者の罵声、暴言、子供たちができないことに対して、子供たちができないのは当たり前なのに、子供たちができないことに対して、それにいら立てている、怒っているという現状を僕自身も目で見てきました。スポーツマンは対戦チーム、仲間に敬意を払い、お互いにリスペクトし合う。指導者と選手の関係も同じ目線、同じ立場で子供たちに歩み寄り、リスペクトし合い、信頼関係が生まれて、子供たちは成長していくと思っています。

 野球人口が減っていく中で野球普及をしようという声が全国で上がっていますが、野球を通じて今後の人生に生かさなければ、子供たちのためにもならないですし、本当に野球をやる意味はないと思っています。野球界も勝利至上主義ではなく、スポーツの本当の意味、スポーツマンの本当の意味を理解して、野球の価値、スポーツの価値をみんなが高めていく、そういう行動が必要なんじゃないかなと思っています。

 今の指導者の方全員ではないですが、指導者の方の指導方法を見ていると、子供たちに答えを与え過ぎる、子供たちが自分で考えて行動する力が付かないように思います。プロ野球選手になりたい子供たち、野球が好きで今やっている子供たち、いろんな考えの子たちがいると思いますけど、先を読んで行動する、自分で考えて行動するというのは、野球をやっていなくても、野球をやっていても、必ず必要なことになると思います。将来の子供たちのことを考えると、答えを与え過ぎる、なんでもかんでもすぐに言うというのは子供たちのためになってないんじゃないかなと思います。

 あと、野球界で言いますと、やはりトーナメント制というのが大きな弊害がすごく出ていると思います。プロ野球選手、プロ野球の体ができた大人ですらリーグ戦でやっています。それが体のできていない小さい子供たちがトーナメントをしています。皆さん、良かれと思ってのことですが、今は全国で大会数がかなりの数、増えています。トーナメント制でやると試合が勝つにつれて試合数もかなり増えてきて、日程的にも休みがない状態になります。メンバーは固まってしまい、勝つために試合が出れない子供たちもい、野球が楽しくないという子供たちもいます。

 先ほども言いましたが、連投連投による投手の肘、肩の故障が小中学生で今かなり増えています。皆さんのお手元にもある資料ですが、慶友整形外科病院の古島先生にいろいろお話を聞きました。U-22、侍ジャパンの代表の15人のうち10人が肘をけがしている、内側障害があるというデータが出ています。

 僕自身もウインターリーグ、ウインターリーグ以外でも訪れたドミニカ共和国でも古島先生が検査をした結果、ドミニカの子供たちは全然違う結果でした。僕自身、ドミニカに訪れて感じたのは、指導者が子供たちに答えを与え過ぎない、決して子供たちに無理をしない指導でした。もちろんドミニカ共和国が日本の素晴らしいところを学ばないといけないところもあると思いますが、日本もドミニカや他国の野球の指導、素晴らしさをもっともっと吸収して学ばなければ変わっていかないと思っています。

 将来がある子供たちを守るには、一発勝負のトーナメント制をやめ、リーグ制を導入したり、ルールで、球数制限や練習時間を決めるなどする必要があると思っています。指導者の方は、良かれとやって、うまくなってほしいと思ってやっていることだと思いますけど、子供たちを見守る、いい距離感で子供たちに指導する、長時間練習、罵声、暴力、そういうのをなくす、指導者の方の頭の中が常にアップデートされ、時代に比例した野球指導を行っていく必要があると思います。

 高校野球も僕が感じることがあります。高校野球は教育の場とよくいわれていますが、高校生が甲子園に出てやっていることは、あれは部活動です。将来、子供たちのことを考えたときに、昨年もいろんな球数問題が出ていましたが、本当に正しい、子供たちのためになっているかという疑問があります。もちろん球数制限をすれば、野球が面白くなくなる、待球作戦をするなどいろんな声が上がっていますが、大事なのは子供たちの将来のために今を過ごしているかだと思いますので、大人が中心になるのではなくて、子供たちの将来を考えてあげることが一番の優先だと思います。

 いろいろなパワハラ問題だったり指導者と選手の問題が出ていますが、僕自身は野球界そしてスポーツ界が本当に良くなるために、いろいろな発信を今後ともしていきたいと思いますので、皆さんの協力も必要不可欠ですので、子供たちのためによろしくお願いします。ありがとうございました。

司会:今お話が出ましたけど、筒香さんが書かれたご本ありますので、書店とかでお求めいただけると思います。これから質疑応答に入りたいと思いますが、まずお名前、所属名、そしてできるだけお1人さま1問で簡潔にお願いいたします。

自分の子供時代と今の子供たちの現状を比べて何が違うか
記者1:今振り返ってみて、ご自身が子供だったころ少年野球チームに入っていたり、また高校でも甲子園に出ていたりといったころのご自身と、今の子供たちの現状と比べるといかがですか。

筒香:僕自身は堺ビッグボーイズというチーム出身で、そのころから野球以外の体の、自分の体を使う体操、エクササイズだったり、野球をしている時間はもちろんあったんですが、野球ばかりではなくバスケットボール、バレーボールなどを練習で取り入れたりとか、そういうことが体の貯金をつくってくれましたというか、決して痛くて、痛みがあり野球ができない時期もありましたが、無理をさせられることなく、痛いまま無理をさせられるということはなかったです。

司会:(英語)

今のやり方を変えることはどれくらい難しいのか
記者2:以前日本でも投球数の制限ということが、というお話があったんですけれども結局実現しなかったじゃないですか。これからいろいろなことを変えていきたいとおっしゃっている中で、それがどれほどの難題なのか、どれぐらい難しいことなのか、どれぐらいのチャレンジが必要なのか、そういったところの意気込みをお聞かせください。

筒香:僕は連盟には加入していないので中の問題のことは分かりませんが。一プロ野球選手として思いますのは、子供たち、今をどうっていうよりは、先を読んで、先の将来の子供たちを考えることが一番という思いが全員が持てれば、そんなに難しい問題ではないと思っています。

司会:(英語)

熱心な親や指導者ほど問題行動に走りがちでは?
AFP通信:(英語)。AFP通信のヒヤマと申します。よろしくお願いします。今日はありがとうございます。球数制限のことなどご指摘はもっともだと思いますし、それは皆さん答えとして分かっていると思うんですが、なぜそれが変わらないのかというところが一番の興味のある点だと思いますけれども。野球でありますとスポーツに熱心な親御さんであったり、指導者の方、熱心であればあるほど、筒香選手もおっしゃるような問題的な行動に走りがちになるのかなと思いますけれども、熱心である方こそがスポーツを支えている核になるコミュニティーのメンバーでもあるということを考えると、そこのバランスを筒香さんとしてはどういうふうに思っていらっしゃるのかということを伺いたいのと、あとメジャーで行かれる気持ちをおっしゃられていますけれども、大きなチーム、小さなチーム、大きなまち、小さなまち、いろいろあると思いますけど、その辺のお考えをもし伺えればと思います。

筒香:そういう意見もたくさん僕もお聞きしていますが、何度も言わせていただいていますが、子供たちの将来が一番です。昔はそれでも良かったかもしれませんが、今は昔とは明らかに時代が違いますし、日本の現状で多いのが指導者の方、自分が経験したことだけを子供に教えてしまうという現状があります。

 例えば40歳の方の指導者が、自分の経験したことだけを子供たちに伝えると、もう何十年も前の話になってしまいます。時代はすごいスピードで社会も変化している中で、野球界の社会と比例して進化していく、成長していくスピードが僕は遅いと思っています。そういう意見もたくさんありますけど、子供たちが一番と考えたときに、今やっている現状というのは子供たちのためになっていないと思います。

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