小説家、精神科医、空手家、浅野浩二のブログ

小説家、精神科医、空手家の浅野浩二が小説、医療、病気、文学論、日常の雑感について書きます。

歯科医師国家の合格率は63.7%(なぜ?)

2019-06-23 02:40:42 | 医学・病気
今年の、歯科医師国家の合格率は63.7%である。

2014年から、63%、が、続いている。

医師国家試験の合格率は、90%、が、ずっと続いている。

これは、どう見ても、おかしい。

歯学部を卒業した人も、歯科医になるしか、他に選択はないのだから、国家試験は、必死で勉強しているはずだ。

特に、歯学部を受ける人は、親が歯科医院を開業している人が多いだろう。

歯科医院の設備があるのだから、開業するのに、金がかからないから。

歯科医院の数は、コンビニ店の数より、多いと言われている。

つまりは、歯科医院、や、歯科医師、が、多すぎるから、歯科医を減らすために、国が、政策として、歯科医師国家試験を難しくしているのである。

これは、おかしなことである。

こんなことをしていたら。

トリマーの数が、増え過ぎたら、「トリマー国家試験」、というのを、つくって、それは、司法試験より、難しい試験になりかねない。

冗談のようなことを、政府は、本当にやっている。

まあ、司法試験も、検察官の数を調整するため、司法試験の難度を、変えているから、冗談を、本当にやっている。



ちなみに、僕の、ポリクリ(臨床実習)の同じ班の、女子医学生Sさんは、

「私。トリマーになりたい。でも、人間の病気も、治せるでしょ」

と、言っていた。

もの凄い発想をする子だ、と思った。

「Sトリマー店。内科」、と、標榜するのだろうか?

そんなことを、保健所に申請したら、保健所は、びっくりするぞ。



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