あるSEの業務日報

日報代わりの記録です。

Windows10評価コピーを正規版へ移行した

2015-09-26 15:19:37 | 出来事

 この1か月間は葬式などでサブパソコンは全く電源を入れてなかったので、久々に電源を入れたら、評価は終了したので9月30日で使えなくなるという趣旨のメッセージが出てきた。さらに正規版へアップデートできるようなのでさっそく実行してみるた。

 最初のうちは順調に進み、設定をそのまま引き継ぐのか、新規にインストールをやり直すのか選択肢が表示されたが、引き継いで作業を続けた。そしてWindows10Homeのインストールを続けていって画面が再起動した。次の画面にMicrosoft IMEと、各国の選択が出たので、IMEを選択した途端に「電源切る」で強制終了されてしまった。再度パソコンを入れるといつものWindows10評価コピーの画面に戻っており、メッセージにブート時に異常が起きたとを伝えてきたので、どうやらインストールは中止になったらしい。これまでの30分間は何だったのだろう・・・。ま、気を取り直して失敗の原因を考える事にする。真っ先に思いついたのは、ダウンロード中に出たウイルスセキュリティとスパイウェアが最新に更新されていないという警告文だ。1か月間放置していたので、手動で各ファイルをアップデートした。こういうのは地味だが大切で、アップロードは最新状態にしておくのが鉄則だ。

 そして再びWindows10へのアップグレードを行ってみた。ただ今回は、設定を引き継がずにクリーンインストールする事にした。ちなみにサブパソコンはいつクリーンインストールしても良いようにしていて、メインパソコンとのバックアップとしての意味合いが大きく、大切なファイルは無いので迷わず実施してみた。さて、あいにく結果は全く同じで、再起動(ブート)の失敗で中断していまう。その日はあきらめて終わった。

 さて、次の日だが失敗してしまったので素直にWindows7のインストールディスクを持ってきてクリーンインストールしようかとも思ったが、あきらめが悪いのでもう一度挑戦してみた。まずWindows10へインストールするためのアプリケーションを起動させると、直接アップグレードするか、USBなどの外部メディアに保存してisoファイルを作成してWindows10の起動ドライブを作成するかの選択肢がでてきた。手軽に外部保存ができるUSBに保存する事にしたが、フラッシュドライブをつなぐとなぜかドライブが上がってこないのだ。どうしたものかとデバイスマネージャーを開くと、USBドライブに黄色い!マークが付いているではないか。評価コピーのサブパソコンにはフラッシュメモリは今回初めて使ったが、メインパソコンでは問題なく使用できるので何か別の原因としか思えない。次に外付けの2.5インチハードディスクを接続してみた。だがこれも!マークで使えない。ちなみにこの2.5インチドライブは、サブパソコンでも最近使ったばかりなので、これなら間違いなく使えるはずだが使えないのは、一連のWinodws10のアップグレード事態に問題が起きたとしか考えられない。USB関係はあきらめてCドライブには問題なく保存できるのだが、このサブパソコンにはDVD-ROMしか搭載していなくて、外部メディアに焼き付けができないので、そのまま起動ドライブを作る事ができないのだ。他に手が無いかと思案したがネットワークには接続できるので、メインパソコンからサブパソコンにファイル共有して、起動ディスクを作る事ができるので、まずはいったんCドライブにダウンロード保存しておきネットワーク上からisoファイルを転送させることに成功した。あとはメインパソコンでDVD-Rに焼き付けてWindows10 Home起動ディスクの完成である。

 さっそく出来上がった起動ディスクをサブパソコンにインストールしてみた。Windows10のインストールが順調に進んでいき、途中でプロダクトIDを要求されてきたが、評価コピーの時から一度もプロダクトキーを要求された事がないので、これもどうしたものかと困ってしまった。だが、よく見ると「スキップする」とあるので、それをクリックするとクリーンインストールする画面が出てきた。Cドライブを選択するとそのまま続行してインストールできた。

 以前からWindowsのインストールはさんざんやって来たが、ボリュームライセンスを除いて、以前は必ずプロダクトIDが要求されてきたのに、今回はなぜかあっさりと通過させてくれたのが何とも不思議だ。評価コピーを使ったから今回は特別だったのか、あるいはWindows10の方針が変わったからなのかは現時点では不明だが、とにかくサブパソコンが正規にWindows10Homeになった。