あるSEの業務日報

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9.14大暴落説…市場が震撼する「秋相場7年周期」ジンクス~ジブリの法則とG20

2015-09-06 06:38:57 | 話題

 この1週間は葬式とかで、ほとんどブログの更新ができなかったが、また、いろいろな話をしていきたいのでよろしくお願いします。
 さて、日刊ゲンダイに、経済ニュースとしてはジンクスや景気循環などがわかりやすく解説しており、なかなか面白かったので取り上げた。

元記事はこちら


まずジブリの法則を取り上げている。


  -「ジブリの法則とは、テレビ(地上波)でスタジオジブリの映画が放送されると、翌営業日の株価は大荒れというジンクスだ。8月21日(金)に「おもひでぽろぽろ」が放送され、週明け24日の日経平均は895円安と大幅下落。28日もジブリ作品が流され、翌営業日は245円安だった。」-
 相場関係者は有名な話であり、米ウォールストリートジャーナルでも取り上げられるもので、ジブリの呪いとも呼ばれるジンクスだ。昨年放送された日経CNBCの「FXまるわかりナイト」で詳しく紹介されたが、ジブリ作品がなぜ注目されるのかというと、日本テレビの金曜ロードーショーがジブリ作品を放送する場合は、決まって第1週に放送されるのだが、毎月第1週の金曜日は米雇用統計というビッグイベントが発表される時間であり、日本国内においては日本テレビ編成上の都合で第1週にしたのだと思うが、たまたま時間が重なるのでジンクスとなった。つまりジブリ映画が流れている時刻に雇用統計が発表されると、アメリカ株や為替などが乱高下する事が多く、その影響が翌日の日本の相場にも大きく影響されるわけだが、たまたまジブリ作品が放送された場合は、大抵の場合は相場が大きく下落する。唯一例外的に大きく上昇したのは「魔女の宅急便」だけで、他は下落しているそうだ。だからジブリの法則と言われるようになった。

 まもなくやってくる恐怖


  -「今年は、その7年周期にあたるだけに警戒が必要です。世界の金融市場はユダヤ暦に影響されることが多く、過去の例から推測すると、危険日はユダヤ暦の大晦日である9月13日。ただこの日は日曜日なので、13日前後の11日(金)、14日(月)あたりが要注意日となります」-
 7年ごとに9月10月が暴落するというジンクスがあり、記事にあるようにブラックマンデー、アジア通貨危機、9.11テロ、リーマンショックと、7年ごとに世界の市場が大混乱に陥いるが、そのリーマンショックから7年目の今年が危ないというわけだ。確かに中国初の恐慌が起こる可能性が高くなっており、G20が開催されたが、ブルームバーグに中国中銀総裁、バブルはじけたと説明-G20がアンカラで開幕 という記事が配信されており、このジンクスは当たってしまうかもしれない。ちなみに7年周期というのは、経済学の教科書にあるようにチキン循環と呼ばれる景気循環で一応説明がつく。ざっくり言うと40週ごとに景気と不景気が訪れるので、言い換えるとほぼ3年半の景気の底を2回転すると7年となり、株が底になる理屈だ。