モーガンフリーマンは良い俳優だね。
彼が演じると味が出る。
先ほどテレビでアメリカ映画トータルフィアーズを観ました。アメリカのバルティモアに原爆が落とされ、テロと裏切り、報復攻撃、スリリングな取引…
過去の長崎・広島の原爆や同時テロやイラク戦争などなど、実にいろいろな過去が頭の中でフラッシュバックしていました。私は戦争体験者ではないですが、いろいろな資料や文献を読んだとはあります。皆さんそうだと思いますが…言葉に表せないほどつらいものです。
アメリカ同時テロでは、ある知り合いの叔父が国防総省ペンタゴンで死亡しました。
イラクに徴兵で行き、そのまま連絡が途絶えてしまった人もいました。
イラクで全く無垢な国民が死んでいる映像を見ました。頭が潰されていました。
日本が戦時中、親は疎開していました。防空壕とサイレン。食べるのもやっとの時代。
私の本籍が置いてある東京の家には不発弾が埋まっているそうです。
「ガラスのうさぎ」この本を小学生の時に何度も読み、何度も泣いたのを覚えています。
今、この文献で検索したら、2005年5月より映画上映されるとの事です。(長編アニメ)
ガラスのうさぎ
もしこの本を読んだことがなければ読むべきです。
もし貴方のお子様に安全と平和を願うのなら、この本を読ませるか、一緒にその映画を観ることをお勧めします。
今いろいろ軍事に関する武力や憲法改正の話もありますね。非常に難しい題材です。
もし、他国の人間同士、価値観と考え、文化が通用すれば、おそらく「話し合い」で済む問題なのでしょう。そうなれは万歳、そうであれば逆に戦争なんて起きない。
もし他国の人間が、あなたと全く違う価値観を持っていたら、いつもケンカが絶えないでしょう。また、「これだけはやってはいけない」という倫理すら通用しないでしょう。
国が攻撃されておしまいでしょう…
しかしながら、この理由で武力を自身で肯定するのは抵抗がありまして…
肯定するには、その法を司るにあたり、悪用へ論理のすり替えをしない精神レベルの高い人間が必要なのではないかと思うのです。現在この大前提を満たした状況かどうかは疑問ではございますが…
流れの速い時代ですから、筆者みたいに考えていたらやられてしまうのでしょうか、それとも…
もし将来、2000年から2004年までのアメリカを舞台にした、「トータルフィアーズ」みたいな映画が作られるとしたら、「パウエル長官」役は、是非ともモーガンフリーマンに演じてもらいたいです。