コーチkazuの「夢が実現!」 http://www.katch.ne.jp/~k-kami/

コーチ日本1のkazuさんが満を持してブログに登場!教育コーチを日本に広めた第一人者として、東奔西走しています。

立派な人として扱う

2017-02-02 06:06:11 | Weblog
時代劇などを見ていると、
将軍の子どもは、
周囲から丁重に扱われて
幼い時から次期将軍らしく振る舞い、
一般人とは違うものの考え方をするようになります。

「環境が人をつくる」といいますが、
そのよい例といえるでしょう。

では、
相手を立派に育てるためにはどうすれば良いのでしょうか。
答えは簡単です。

同じように、
相手を立派な人として扱えば良いのです。
「キミにはたぶん分からないだろうけど」
「キミにはちょっと難しいと思うけど」
という上から目線で接するのではなく、
当然理解できるものとして対等に話すのです。
すると万がーその相手が
「難しい話だなあ。」と思ったとしても、
対等に扱ってもらえたことで自己イメージが上がり、
相手の期待に応えるべく勉強しようとするでしょう。

この「同じ目線で話す」というのは、
まさにコーチング的なコミュニケーションなのです。

コーチングセッションにおいて
コーチとクライアントの関係に上下はなく、
あくまでも対等の関係です。
上司部下には立場的な上下がありますが、
それはあくまでも役割上のものであって、
人問としての上下ではありません。
そして器の大きい人ほど自分のことはさておき、
相手の存在や人格を尊重するものです。