10 大松尚逸 内野手 33歳 年俸3160万円
【2015年成績】 18試合 49打数 5得点 11安打 打率.224 3二塁打 0三塁打 0本塁打 5打点 0盗塁 3四死球 12三振 得点圏打率.300
いよいよ進退窮まった感のある大松です。
ルーキーイヤーを除けば最少の18試合、53打席でしかなく、そして今季は持ち前のパワーも活かせずのノーアーチでした。
オールスター前に一軍に昇格をしてラッキーボーイ的なポテンヒットで勝利に貢献をした試合もありましたが、しかしそれも長続きはしません。
不振も三年も続けばそれが実力、そんな中での五年目の低迷でFA権を取得したことでトレード候補にもなりえず、あるいは戦力外通告すらあるかと思わざるをえない立ち位置であり、しかしそれでいて球団からは残留要請との報道も流れましたので微妙な存在でもあります。
気がつけば30代半ばに差し掛かり、浦和でも春先から不調で2割に届くか届かないかの低打率から.265まで持ち直しはしましたが青松が15本塁打、細谷が12本塁打、加藤までもが9本塁打を放っているのに対しての大松は6本塁打、もちろん打席数が違いますので一概に比較はできませんが、引っ張り上げる材料に欠いているのもまた事実です。
どんどんと短くなっていく一軍生活ですからナマで見る機会もほとんどありませんでしたが、その打撃スタイルに変化は感じられませんでした。
思い切りに振るのか、当てにいくのか、どっちつかずの中途半端なスイングで、高めのストレートに反応できずの空振りには溜息しか出てきません。
どこでどう道を誤ってしまったのか、待ち焦がれた和製大砲の面影もなく、さすがにこのままでは今度こそ来季がラストチャンスでしょう。
福浦ばりの柔らかいグラブ捌きに長身を活かした捕球とファーストの守備ではいいところを見せるだけに、ある意味で地蔵枠の犠牲者と言えなくもありません。
ただ一軍に居場所を見出すほどに打てなかったのがその理由でもあり、清田のブレイクで外野手としての活路も苦しくなってきましたので、とにかくしんどすぎます。
秋季キャンプのメンバーからも外れてアピールの場もなく、このままでは春季キャンプもおそらくは二軍スタートでしょう。
本来は率で勝負をするタイプでしょうが今の打線に求められるのは飛距離ですので、気持ちのいいぐらいのスイングこそが目指すべきところではないかと思います。
フレーフレーフレー、振れ振れ振れ、風を感じるぐらいに目一杯にスイングをする大松であることを願います。
2007年通信簿 2012年通信簿
2008年通信簿 2013年通信簿
2009年通信簿 2014年通信簿
2010年通信簿
2011年通信簿
【オリオン村査定】 3160万円 → 2600万円 (▼18%)
選手を励まして、気持ちよくノセてあげる事もファンの大切な役目ではないでしょうか。
自他共に楽しませる中で本来の実力を発揮できるのが彼の特性だと思います。
来季に再び輝きを取り戻して欲しい!
大松と竹原で長距離タッグかと言われましたが、竹原は自由契約になってしまいました。そこそこ出てたのに。おたがい寂しい現状です。話が少しそれますが、竹原の推移を見ていると佐藤幸彦や大村巌は大したものだったのだなぁ、なんて思ったり。そういった感じで見た場合、左の大松の対象になるのは誰だろう、秦(なつかしい)とか平井・・・ちょっと違うような、あ、愛甲なつかしいなぁ!愛甲は成績も良かったけど、存在感がありました。
ロッテはなかなか長距離砲が出てこないから、もう当たらなくてもいいから(!?)中村紀や柳田みたいなフルスイング野郎も見てみたいです。まぁパスクチやズレータが肩透かしされたときのスイングなんかを見ると、フルスイングするのも大変なのだろうとは思いますが。30本、40本打つ選手を見たいなぁ。
その後、伊東監督に期待されて、「復活できるか」と思ったら、結果が出せず2軍に定着し・・・・
なんと言っても、打撃が売りですから、特徴の有るバッティングをしないと。率でいくのか、長打でいくのか、どっちつかずの勘がして仕方ないです。
打率で3割(出塁率.350ぐらい)でHR12~15本か打率.270~.280ぐらいで、HR25本とか。
前者なら安打の延長でHRもでる清田とか井口タイプ、後者ならHRを期待されてそこそこ安打も打てる外国人タイプ何ですけど、大松はどっちつかずですね。来季ダメなら戦力外でしょうから、肝を据えてどちらのタイプでいくのか決めて、いくしかないでしょうね。ただし、若手じゃないので、2軍で常時出てアピールというのも難しいでしょうから、代打で成功率を高めて存在感をアピールし、そこから出場機会を増やしていくしか無いという、茨の道ですから悔いなく「やるだけやった」といえるシーズンにして欲しいです。ラストチャンスでしょうから。
2010年シーズンまでは、なんとか成績を残せたものの、それ以降サッパリ。
5年周期で大松選手は、復活なるのか?
との期待も、夏までに見事にしぼんでしまいました。
知人の小学生は、大松選手のことを知りません。
「ライトの虫取りアミは何?」
「大松選手って?」
忘れ去られようとしている、というか、10本以上も本塁打を打っていたことも知らないロッテファンもいるようになりつつあります。
今オフ、かろうじて戦力外通告されなかった。というところでしょう。
まずは「RIZAP」に行って、ボディの鍛え直しをするくらいの心づもりでないと、ダメダメでしょうね。
浦和で、根元と仲よくしている場合ではない。世界遺産と言われ、その理由も理解できないファンも多いようです。打撃のみの選手であり監督も若い選手を使う感じが強いです。
フルスイングを望む選手です。
決して伊東監督から嫌われているわけでもなく、チャンスも青松以上に貰ってのそれですから仕方ありません。
3年連続15本以上マークしたマリーンズの和製バッターは平成以降他に思い当たらないだけに、08~10の成績は傑出している感じさえします(※今江でさえキャリアハイは12本なんですね)。
SBなら普通の中軸打者の成績なんでしょうけど(笑)。
原前監督が同窓ということでご執心という噂もありましたが、その座を去ってマリーンズで再生する以外、道は無くなりましたが大村コーチのお手並み拝見といった気持です。高橋由伸の指導を受けさせたかったですねぇ。
遺産扱いされてますが、大村コーチと打撃改造してもう一回スポットライトを浴びて欲しい。
久し振りにパソコンでのコメントです。
大松選手、確かに来季が崖っぷちですね。
来季、とにかく結果を残さないと。
やっぱり過去の実績とあの恵まれた体格から一発を期待されます。
最後のチャンス、率は気にしないで一発狙いでいってほしい、他の選手には無いものを持っているのだから。
2010年の杉内やファルケンを打ち負かした、あのいかにも長距離砲といった感じのフォームじゃダメなのかしら?
大村コーチに期待します。