66 岡田幸文 外野手 33歳 年俸4180万円
【2017年成績】 31試合 33打数 4得点 0安打 打率.000 0二塁打 0三塁打 0本塁打 0打点 0盗塁 5四死球 2三振 得点圏打率.000
昨季に踏み止まって再度の浮上といきたかった今季でしたが、まさに奈落の底に突き落とされたかのような一年となってしまいました。
ルーキーイヤーを除く一軍でプレーをしたシーズンでは最少の31試合の出場でしかなかったのは、とにかく打てなかった、これに尽きます。
吉田が昨季に更新した野手として最多の35打席30打数ノーヒットを上回る40打席33打数ノーヒットでは超絶な守りを誇っても出番が無いのは仕方なし、それでも打線が活発であれば守備型の選手にも活きる道があったでしょうがその打線が地べたを這うような低空飛行でしたのでどうにもなりません。
その年齢を考えれば力が残っているうちに岡田が求められるような打線になるとは考えづらいだけに、来季は自らの進路を切り開くための実績作りが目標となります。
オープン戦でも31打席で3安打、身長にも満たない打率で開幕一軍すら危ぶまれた岡田でしたが、しかしビックリ仰天の開幕スタメンもベンチの期待に応えられませんでした。
その後も快音が聞かれずに5月半ばには二軍落ち、夏前に戻ってはきましたが守備固めをメインに代走、そして伊東監督お得意の代打と控え扱いから脱することができず、定位置だったセンターだけではなくライトでの起用もあり岡田らしいファインプレーもありましたが、つまりはそういうポジションに落ち着いてしまったということです。
足を活かした野球を志向する井口監督ですので活躍の場はありそうですが初球ポップフライなどの打撃スタイルが嫌われる可能性が高いような気がしないでもなく、二軍では3割、二桁盗塁と力のあるところを見せはしましたがやはり一軍での醜態を払拭するような春季キャンプでのアピールが必須でしょう。
育成枠からの這い上がりで頑張って欲しい、応援をしたい選手の一人ではあるのですが、二軍が長くなれば一軍のスピードへの勘不足で打撃だけではなく守備のキレの衰えも心配されるだけに、チームのためというよりは本人のためにもシーズン中の決断があってもよいように思ったりもしています。
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【オリオン村査定】 4180万円 → 3300万円 (▼21%)