57 香月一也 内野手 21歳 年俸520万円
【2017年成績】 19試合 41打数 1得点 8安打 打率.195 0二塁打 0三塁打 0本塁打 2打点 0盗塁 0四死球 6三振 得点圏打率.091
春季キャンプでは坊主頭で意欲を見せていた香月は、昨季のプロ初ヒットに続いて今季はプロ初打点、そうなれば来季はプロ初アーチといきたいところです。
しかし同期で同じ下位指名の脇本、オフも一緒に過ごすなど仲良しだった猪本が戦力外となり、主戦場のサードには鈴木がコンバートされるなど楽観視できる状況ではありません。
当然に来季は開幕一軍を狙いたいですがそのためにも春季キャンプの初日からアピールをするしかなく、とにかくやるだけです。
ベンチに一貫した方針が無かったのか二軍では大半がサードでしたがセカンド、ファーストも守り、一軍でもほとんどがファーストでした。
とにかく出場機会を得ることが第一ですので贅沢は言っていられないのですが、この場当たり的な起用が香月の成長の足を引っ張った感は否めません。
ただ現実的に一軍を確かなものにするには鈴木のサード、中村のセカンドよりはファーストを狙うにしくはなく、また一長一短はありますが守れることはアドバンテージにもなります。
肝心の打撃はその雰囲気からロッテの筒香を期待するもプロ初ヒットがそうであったように内野安打を除けば全てがセンターから逆方向へのヒットだったことからして目指すは好調時の大松なのか、逆に言えば内角に差し込まれてしまっている、力強く振れていない、球威に押されてしまっていることが課題でしょう。
その脚力からして三木、大嶺翔とは違って外野はなかなかに考えづらく、また井口監督の視野にはサード鈴木、次は安田しか映っていないでしょうからまずは打倒井上、です。
【オリオン村査定】 520万円 → 600万円(△15%)