オリオン村(跡地)

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2017年通信簿 9 福浦和也

2017-11-03 02:30:54 | 千葉ロッテ

 

9 福浦和也 内野手 42歳 年俸3500万円

【2017年成績】 70試合 134打数 6得点 30安打 打率.224 7二塁打 0三塁打 0本塁打 18打点 0盗塁 19四死球 25三振 得点圏打率.245 

もう球団としての責務である福浦の2000本安打、FUKUMETERフィギュアまで発売をしたのですから当然のことなのですが、しかし現場がそれについてこない今季でした。
春先からチームとしての先行きは真っ暗、夏場にはもうテールエンドが確定をしたのですから来季に向けての若手の起用とともに福浦の打席数を増やす絶好のチャンスだったはずが、しかし体調との相談があったにせよマルチヒットの翌日には地蔵、あるいはパラデスを優先するなど首を傾げたくなる起用で積み上げたのは30安打、残りは38安打もあります。
昨年よりもさらに打率を落としましたので来季中の達成はなかなかに難しく、井口監督からすればこの福浦の足踏みをもたらしたベンチには恨み節といったところでしょう。
チームの若返りを進めなければならない中でどう折り合いをつけていくのか、あまりに無様なことになれば自ら身を引く決断をしそうな福浦だけに、もう一踏ん張りを願いたいです。

井口と同じく春季キャンプは二軍スタートで、井口と二人でのサブグラウンドのランチ特打を楽しませてもらいましたが、その井口が監督就任、福浦も打撃コーチを兼任となりましたので今年が見納めになったのかもしれず、そしてコーチ兼任がさらに2000本安打への障壁になるのではないかと心配でなりません。
これまではコーチへの手前、あまり大っぴらにアドバイスをしづらかったところでの肩書きであればいいのですが、極度な貧打線だけに福浦への期待はかなりなものがあるでしょう。
秋季キャンプには選手ではなくコーチとしての参加とも言われていますし、そうなれば練習量がどうしても減ってしまいます。
今季は二軍で開幕を迎えて三番でのスタートもすぐに姿を消した、かと思えば半月遅れの一軍の二試合目には四番を任されるというある意味で雑、24年目で初の代走は話題になりましたがこれも傍から見ていれば酷い仕打ちでもあり、さらに自分のために割く時間が減ってしまうと厳しさが増してきます。
性格的に自分よりも自分が教えた選手にチャンスを、と考えてしまう福浦のような気がしますし、それでも巧みなバットコントロールは健在、昨年に比べれば力強く引っ張る打球もあり、またスローイングが乱れるサード、ショートには福浦の華麗なグラブ捌きはまだまだ必要です。
来季に43歳ともなれば守備につく機会も減ると思われ、100打席もあれば御の字か、そんな中でも濃縮したプロのプレーでチームを引っ張るベテランの意地を見せてください。

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