オリオン村(跡地)

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2017年通信簿 13 平沢大河

2017-11-14 00:53:18 | 千葉ロッテ

 

13 平沢大河 内野手 20歳 年俸1250万円

【2017年成績】 50試合 119打数 9得点 21安打 打率.176 2二塁打 1三塁打 1本塁打 3打点 1盗塁 7四死球 40三振 得点圏打率.087 

鈴木がセカンドにコンバートをされたことでショートを中村、三木と争う形となった平沢でしたが、しかしレギュラー獲得にはほど遠い一年でした。
石垣島でのラミゴとの国際交流試合では打った瞬間にそれと分かる一発を放ちましたがフラットなレギュラー争いにはならず中村偏重だったこともあり、その後は出番が減ったことで試合勘が鈍ったのか落球や悪送球など守りが重要視をされるショートでつまらないミスを繰り返してしまい、もやもやしたスタートとなります。
しかし降格かと思えばスタメンでのマルチヒットで開幕一軍に滑り込み、中村がもたついたことで三戦目にスタメンに起用されて同点タイムリーを放つなどアピールはしましたが守備の不安定さを解消できず、一試合で3個のエラーをやらかすなどして5月半ばに二軍落ちとなってしまいました。

終わってみれば昨年よりもかなり出場機会を増やしましたが伸びた、と言えるほどのプレーは見られなかったのが正直なところで、井口監督がぞっこんとも言われているルーキー藤岡がショートのレギュラー争いに参入となるのでしょうから、中村がセカンドにコンバートとなっても厳しさは変わらないでしょう。
昨年のプロ初安打に続いて出身地である仙台でプロ初アーチを放つなど我慢をして使い続ければ、とは思うのですが二軍でも2割そこそこではしんどいです。
二年が経ってもなかなか体が大きくならず、もう少し線を太くしなければ一年を乗り切るのにきついような、球威に押し込まれ、内を苦手にしているのもイメージを悪くしています。
それでもしなやかな体の動きにシャープさも垣間見せてセンスは抜群、来季は数年後に安田と鉄壁な三遊間を形成するための礎のシーズンとなるよう頑張りましょう。

2016年通信簿


【オリオン村査定】 1250万円 → 1350万円 (△8%)



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