どれほどの投手であっても常に完璧に抑えられるわけではなく、調子が今ひとつのときもあります。
そのときに悪いなりに投げられるか、悪いなりに修正をしていけるかが一流と二流との分かれ道なわけで、今日にピリッとしなかった関谷は次の登板が注目です。
ルーキーイヤーも打たれ出すと止まらない、試合中になかなか修正ができなかった一年でしたが今日も同じ、立ち上がりにあっと言う間に攻略されてしまいました。
その後も先頭打者を出す苦しい展開での3回6安打3失点は予定よりも早く切り上げだった可能性があり、試合中の修正ができなかったにせよ次回までには立て直しができるのか、レベルはさておき激しい先発ローテーションを争う面々で二度続けてボロボロだった投手はいませんから関谷は降格リーチがかかった状況です。
4回1安打零封で腕が振れていたと自己評価の二木もこれまた先頭打者を出しまくってはいましたが前回の炎上からの巻き返しで関谷の斜め前、負けてはいられません。
打線では大嶺翔のスタメン落ちにげんなりですがその活躍にあてられたのか井上のスタンドインが好材料、凱旋とはならずにことごとくチャンスを潰した柴田と伊志嶺の天秤が明日はどちらに傾くのか、また今日に中村がマルチヒットだったからこそ明日は平沢でいきましょう、火を消すにはまだ早いです。
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◆3月8日(水) 阪神−千葉ロッテ1回戦(阪神1勝、13時、甲子園、7,514人)
▽勝 秋山 2試合2勝
▽S 藤川 1試合1S
▽敗 関谷 1試合1敗
▽本塁打 井上1号(島本)
▽バッテリー
千葉ロッテ 関谷、有吉、二木—田村、江村
阪神 秋山、島本、高橋、藤川—梅野、小宮山