「季節のうえの」と銘打っておりながら、季節だけが進み、ご無沙汰いたしてしまい、大変失礼致しております。
さて、少し前、8月26日27日と、上野の奥(寛永寺周辺)一部、谷中エリア、また西日暮里、日暮里の一部と
広い地域の氏子を持つ氏神様「諏方神社(すわ)」の大祭が行われました。
諏方神社は、西日暮里駅前にあり、台東区・荒川区をまたがって25町会あります。開成中学・高校も目の前にあり、
受験日には多くのご父兄がお参りしているので、神社自体は【武】の神様ですが、ここは【文】の神様も兼務しているであろうと勝手に思ってます。
氏子地域が広いので、神輿はほぼ車に乗せた移動ですが、前後には鳳輦(ほうれん)が付き、一行は立派です。
一応神輿を担げる場所がありますが、担ぎたい方も多く、わっしょいわっしょい状態です。
しかし路地が狭いので、満員電車が通りますという混雑ぶりです。
しかし、大きなけが滞りもなく、4年ぶりの大祭が円満に終了いたしました。
<子供神輿と寛永寺>
そして9月の第一週末は、みんな大好き『東京藝術大学』の文化祭【藝祭】が開催されました。
芸術と下町の粋の融合ではないですが、毎年恒例の、各科が製作した芸術神輿を大学生が上野公園を担いで練り歩くイベントも開催され、
世界の美術・音楽界においてこれから活躍するであろう、学生の皆さんの、夜明け前の作品・演奏に出合える素晴らしい機会でした。
恒例の「芸術の散歩道」での作品販売は多くの人で賑わっておりました。
9月、食欲の秋、芸術の秋。上野でもたくさんのイベントが予定されております。
そんな情報も事前にお伝えできればと思っております。
今後とも、何卒、よろしくお願い致します。