お茶に関する放射性物質のニュースがたくさん飛びかっています。
政府や東京電力の対応をみるにつけ、「まだ情報を隠しているんじゃないか?」
「うそを言っているのではないか?」と、疑いたくなるような場面も多々ありますが、
お茶の放射性物質の被害は、逆にここまで掘り下げて調査することはないのではないか?と
感じる部分もあります。
昨日、「栃木県のお茶の生葉より基準値を超える放射性物質が検出されたので、出荷を規制する」
という報道がありました。
栃木県の「鹿沼茶」や「黒羽茶」は歴史あるお茶の産地です。
しかし正直なところ、お茶屋さんでもなかなかお目にかかることのないくらいのお茶で、
荒茶生産量は平成21年度で14トン(農林水産省・農林水産統計より)、
全体の比率からすると0,0001%((ちなみに静岡は約40%)
先日、話題となった神奈川県が242トン生産され、ほぼ県内で消費されることを考えると、
推測するに、お膝元の専門店や道の駅、通販などでしか買えない、むしろ幻のお茶なんだろと思います。
逆にどこにどう出荷され、どこで買えるのか?そして飲んでみたくなりました
また別途報道された中にも、茨城県のお茶も生葉の状態では基準値をこえましたが、
急須から淹れた段階では検出されなかったという結果も出ています
静岡県においては16地点でも緊急調査した結果、数値としてはまったく
問題のないということが証明されました。また他の県に関しても同様の結果が現時点では得られています。
それでは、「お茶を飲みたいですか」
と言うと、結果として「飲みたい」という方は、なにも報道されなかった時より増えていることは
ないのかと思いますし、むしろ、今は控えたいという方が増えたのかな、という印象を受けます。
やはり、気持ちの問題もとても大きいですよね
では、何を飲みましょうか?
炭酸飲料?コーヒー?紅茶?はたまた水か、乳製品か、やっぱりビールか
もし、それでもお茶をお飲み頂ければ、下記のような効果も期待できますが・・・
<可能性のある効果>
*血糖値上昇抑制効果
*悪玉コレステロール値改善効果
*ダイエット効果
*がん予防効果
*高血圧予防
*抗菌効果
*抗酸化
*腸内環境改善効果
*抗ウイルス
*美肌効果
*老化予防
*リラックス効果
*アロマテラピー効果
*消臭効果
などなどその他多数
(薬品ではないのでその効果を保証するものではありません。また茶種や浸出方法によって、期待できる効果も変動があります)
普段の生活において現在は、放射性物質のリスクは今まで以上にあるのは事実です。
日々正しい知識と情報と、自己防衛が大きなカギになります。
ですが、話題が変わるようですが、もし極端にリスクを恐れて部屋に閉じこもり活動をしなければ、
また今度は別のリスクが高まります。(運動不足や生活習慣病など)
そんな日々のリスクを和らげてくれるのもお茶が出来ることなのかとも感じております。
情報の取捨選択はとても難しい時期だと言えますが、一日も早く被災地が復興し、
原発問題など様々な問題が収束して、またいろいろなものが「安心・安全」になることを、
被災者の皆様の心が安らげる時間が一刻も早く来ることを心から祈っております。
一杯のお茶が出来ることはまだまだたくさんあると思います。
ぜひとも今後とも、日本のお茶もよろしくお願いいたします。