季節の「うえの」

上野周辺の四季折々の見所や、地元民ならではの楽しい情報を中心に、日本茶に関する話や明日から使える?発見をお届け致します。

新茶の時期

2018-04-26 10:48:11 | Weblog

♪夏も近づく 八十八夜

 

今年は、5月2日が「八十八夜」です。

 

八十八夜とは、立春から数えて八十八日目のことをさし、この頃に摘まれたお茶は、味も香りも乗っておいしく、

 

不老長寿、その年の健康で過ごせるという、昔からの言い伝えです。

 

本年は、桜の開花が早かったように、新茶の芽吹きも例年よりも早く展開しております。

 

お茶の取引を始める神事の「市場開き」は、鹿児島でも静岡でも早く執り行われました。

 

当店の、茶師もすでに現地に駐在し、現地の茶師と仕入れに回っております。

 

そして、各茶産地から届く見本を、上野店の番頭茶師が吟味し、連携を取りながら仕入れを始めております。

 

今年は、天候にも恵まれ、静岡でも、良いお茶が出来ております。

 

是非とも、日本茶好きの皆様はお楽しみにお待ちください!!

 

 

 


寛永寺の桜

2018-04-02 15:40:55 | Weblog

寛永寺と言えば、ご存知、東叡山寛永寺(とうえいざん かんえいじ)

 

【所在は、東京都台東区上野桜木。天台宗。僧天海が江戸城の鬼門の位置に幕府の祈願寺を建てることを進言し、元和8年(1622)から9年をかけて上野に造営され、天海に寄進された。天海はそれまで武蔵国川越にある東叡山喜多院の住持であったが、寛永2年(1625)に本坊が完成したのちは、ここに東叡山の名を移し、当時の元号寛永をとって東叡山寛永寺と号した。家光以降に将軍家の菩提寺となり、家光・家綱・綱吉・吉宗・家治・家斉・家定・慶喜およびその夫人の廟所が営まれた。

「中堂」は根本中堂として知られる。5代将軍綱吉によって建立され、東都随一と言われた。このころに寺域36万5000坪・寺領1万1790石・子院36坊を数えた。「御宮」とあるのは東照宮で、藤堂高虎によって建立された。歴代将軍の廟所は、輪王寺宮門跡の「御坊」の奥にある。

明治元年(1868)5月に彰義隊が本寺を拠点に官軍と戦い、堂社の大半を焼失した。現在は、勅学門および付属の水盤舎が国の重要文化財、五重塔が東京都の重要文化財に指定されている】(首都大学東京図書館HPより転載)

 

その根本中堂の脇の桜を先日、おすすめさせて頂きましたが、「せっかく行ったのに、見るものがない!」とがっかりさせてしまっては大変申し訳ございませんので、

 

さらに、一本ご紹介させて頂きます。

 

いま、遅咲きの八重桜が咲き始めてきました。

 

本居宣長が愛した「山桜」のように、葉っぱと花が一緒に出ており、ソメイヨシノ慣れしている私たちには、

 

「もう終わりか・・・」と思ってしまいがちですが(私だけかも知れませんが)、これからです。

 

 

木の幹も盆栽のごとく味があります。(素人目にはですが)

 

 

まだまだ上野でお待ちしております