季節の「うえの」

上野周辺の四季折々の見所や、地元民ならではの楽しい情報を中心に、日本茶に関する話や明日から使える?発見をお届け致します。

平成もありがとうございました。

2019-04-30 15:03:17 | Weblog

当店も、無事に平成の30年間を過ごさせて頂くことが出来ました。



これもひとえに、ご愛顧頂いてきた皆々様のお陰様だと深く感謝させて頂いております。

 

 

あたらしい『令和』の時代も、一層精進してまいりますので、

 

 

何卒、よろしくお願い致します。

 

 

ちなみに、このブログも開設して今日でちょうど「5100日目」と表示がありました。

 

 

ご覧くださった皆様にも重ねて御礼申し上げます。ありがとうございます。

 

 

引き続き5001日目、令和元年からもよろしくお願い致します。

 

 

私も本日は昨日の流行りにのっかり「明治のRー1」を頂きました。

 

 

台東区から「明治通り」を通って白髭橋を渡ると、「大正通り」があります。

 

 

寛永寺をスタートし、当店の社員「〇〇(苗字)元治」氏にあいさつして、「昭和通り」を通って、三ノ輪の大関横丁の交差点

 

つまり、明治通りと昭和通りの交差点を白髭橋方面に行き、橋を渡って、「大正通り」に入り、折り返してもと来た道を戻りつつ、



昭和通りを通り、入谷近くの「大正小学校」の校門で、平成最後の日に明治の「R-1」を飲みました。

 

 

「寛永・元治・明治・大正・昭和・平成」そしてR-1(令和)

 

 

調べると割と、台東区は元号由来のものがあると新たな発見もありました!

 

 

皆さま方にとって「令和」を素敵な時代になりますように

 

 


イナムラショウゾウ@上野桜木

2019-04-25 11:49:37 | Weblog

 

先日、上野桜木にあり、「上野のれん会」の加盟店でもある、フランス菓子の有名店



「パティシエ イナムラショウゾウ」の店舗が統合される掲示がありました。


何気なく、当店のツイッターにアップしましたが、とても反響が大きく

 

あらためて、色ろな人に愛されていたお店だと感じました。

 

 

写真の案内の通り、7月に、現在の上野桜木の店舗を閉店し、

 

 

谷中店に統合されるそうです。谷中店は、ショコラティエとして

 

 

チョコレートを専門でされていて、焼き菓子は2店舗共通であったと記憶しておりますが、

 

 

今後、ケーキなどはどうなるかはまた、お聞きしてみたいとは思いますが・・・

 

 

お店のテントには、2000年と文字があったので、約20年地元のみならず

 

 

多くの方に愛されてきた店だけにとても寂しい気も致します。

 

 

日頃から混んでおり、決して人気がなくなったわけではなさそうですので、

 

 

原料、輸送費の高騰や人件費、人手不足など色々あるんだろうと邪推しております。

 

 

どちらにしても現店舗では、もうすぐ閉店。お馴染みの方は今一度最後にご賞味されては如何でしょうか?

 

 

ちなみに、定休日以外に、近頃は不定期で(日曜日とかも)休店していることがありますので、

 

 

お越しになる際は、是非確認されることをおすすめいたします。

 


春はあけぼの・・・@上野公園

2019-04-19 11:38:56 | Weblog

かの清少納言は、『枕草子』で<春はあけぼの>と書かれたことはとても有名ですが、

 

 

私は、もっと狭い時間で言うと、上野公園の春は桜の散りきる寸前が、いちばん美しいと感じます。

 

 

いま、公園内は桜の宴の後、祭りの後です。

 

 

(早咲きの桜は、もう桜だったのかもわからないくらいの緑です。)

 

もちろん、花見をしている方もいなければ、お酒を飲んでいる人もいません。

 

 

 

ですが、この時期の景色が、空気感が何とも言えないんです。

 

 

 

都市の公園ですが、どこか高野山の山中にいるような、しかし、深い森ではなく静謐に包まれた、

 

 

 

ここが昔、東叡山寛永寺の境内の中心であったことを、空気が教えてくれるような、そんな感覚です。

 

 

 

きっと、天海僧正の江戸の町の風水設計上もパワースポット的な場所だからでしょうか。

 

 

 

少し、回りくどくなりましたが、実際何がいいかと申しますと、季節の変わり目の花々が本当にきれい。

 

 

 

満開だった桜、ピンク色を残して緑の葉も混ざり始めた桜の木々の色、言葉に出来ない美しさを感じます。

 

 

遅咲きの八重桜も色とりどり、満開です。

 

 

清水観音堂の下の赤い花、写真では撮りきれないほどの赤です。

寛永寺の根本中堂の桜も、見事です。

 

染井吉野の満開の時期は終わりました。

 

が、テレビのCMの言葉を借りれば、

 

「いま、ふたたびの上野へ」

 

 

この瞬間は、まさに一時、一刻値千金です。

 

ぜひ、この週末も上野にお越しください。


「染井吉野」と「奇想の系譜」、見頃です☆彡@上野公園

2019-04-03 15:54:35 | Weblog

この花の一節のうちに百種の言ぞ隠れるおほろかぬすな

今話題の『万葉集』にある桜の花の詩です。

 

意味「この桜の枝にはたくさんの言葉が込められています。だから粗末にしないでください」との意味があるそうです。

 

少し寒い日々が続いていますが、上野公園の桜は、満開の見頃を迎えています。

 

(4月2日午前中たくさんの方々で賑わっています)

 

 

さすがに上野公園は外国人も多く、まっすぐは歩けません・・・

 

もう少し足を延ばした「寛永寺」境内にも大変綺麗に桜が咲いています。

 

 

 

喧騒を離れて、凛と咲く桜も見ものです。



また、昨日は、東京都美術館で開催中の「奇想の系譜展」に行ってきました(2回目)



私の予想に反して、9時台に入場で比較的スムーズに余裕をもって鑑賞出来ました。



10時台にはチケット売り場が少し混雑していましたが、待てない範囲ではありませんでした。

 

 

なぜ、この特別展が空いているのか?ま、たぶん平日の午前中だからでしょうが、

 

鑑賞してあらためて思うのは、本当に素晴らしいと思います。

 

伊藤若冲展は、とてつもなく大混雑でしたが、たぶん、作品の素晴らしさにプラスして

 

メディアなどの「あおり」もあってのことだっかと思います。

 

今回も、伊藤若冲の有名な作品が出品されており、ゆったりとよく見ることが出来、

 

蕭白や白隠など、それこそ日本を代表する作品も比較して間近で見ることが出来ます。

 

大混雑でところてん方式ではわからないことも、間近でゆっくり見るとわかることがあります。

 

正直、どの作品も驚くほど細かい。大きな勢いのある作品も、実は細部まで緻密ですごいんだということが、

私は、はじめて感じることが出来ました。

 

週末は、それでもやはり混雑すると思いますが、これは観ておいて絶対に損はない、そな特別展です。

 

桜の花と共に、「奇想の系譜展」もおすすめいたします!