今、吉沢亮さんのCMでも話題の「ほうじ煎茶」を飲んでみました。
一応、日本茶の有段者ですが、下手な食レポ並みのボキャブラリーしかないのでご了承ください。
商品名「ほうじ煎茶」*****とはなんだろう?
緑茶を大まかに説明すると、新芽が芽吹いて早い時期に摘んだお茶は、うま味も強く、一般的に煎茶と呼ばれます。(玉露や抹茶もありますがいったん、おいといて)
このお茶の葉を大きく成長させてから摘んだのが、番茶と呼ばれ、渋みが特徴です。
ほうじ茶は、だいたいはこの番茶に更に火を入れます(フライパンでも炒れば出来ます)
何で番茶?かというと、まず煎茶だとうま味があるのでモッタイナイ、
また渋みが火を入れることで、ほのかなうま味(理科的な反応で)になります。
火入れの手間はありますが、原料がお安いので、ほうじ茶はお手頃価格です。
で、「ほうじ煎茶」のネーミング。よく高級煎茶を焙じるお店や、ほうじ茶と煎茶をミックスしているお店もありますが、上記の理由からもあまり一般的ではありません。
このお茶はどっちでしょうか???
色合い***********
色(水色)は、完全にほうじ茶寄りですね。濁りもありません。
香り************
香りは、第一印象は懐かしい。昔、遠足で水筒にほうじ茶を入れていったことがよくありますが、まさにあの香り!これ以外、表現できません。
味*************
色合い、香りの割には、飲み口はスッキリしています。
一瞬「ん?ウーロン茶?かな」と瞬間がありますが、このあたりが「煎茶」の形跡かな~とも思いましたが、
煎茶と謳うだけの煎茶感は、私には感じ取れませんでした。
そしてあとから喉の奥あたりに、ほうじ茶の濃い味風味と「生茶」独特の”もわっ”とした、うま味らしき味が結構強めに残ります。
ですので、味は軽いペットボトルほうじ茶の中では、しっかりとした印象になります。
私の中では水筒の懐かしさも手伝って、これからの時期のおにぎりやピクニックなどのお食事にもとても合うと思います。
製法は、公式ウェブサイトでは「生茶葉を凍らせて抽出した・・・」とありますが、ほうじ茶はこの製法だけでは、まったく味が出ないので、
説明はよくわかりませんでした。また、吉沢さんが、CMでもインタビューでも、やたらと「かろやか」と連発していたので、
「かろやか」がキーワードのようです。
ペットボトルのお茶も、マンネリ化してきている気もしますので、これだけがんばって商品開発、宣伝されるのはすごいと思います。
次は、どんなものが登場するのか楽しみです。
ぜひ一度「ほうじ煎茶」を飲んでも、飲まなくても結構です(笑)