いよいよ令和3年の桜、ソメイヨシノも終盤、峠を越えました。
桜は、あっという間に咲き、あっという間に散る。今は、上野公園入り口の枝垂れ桜もその主役を明け渡しました。
夜桜もとてもきれいです。
上野はどうしても、桜の名所という位置づけを頂いているので、テレビでも人出などで取りあげられましたが、
29日(月)の夜7時頃。通常期よりはこの時間の人は多いですが、この程度で、密にもならず、お酒を召し上がっているかたもいらっしゃいません。
さてさて、話は急に変わり、この桜の道を奥に抜ければ、そこは「寛永寺」&「谷中霊園」です。
現在、NHK大河ドラマ「青天を衝け」が、好評放映中であり、個人的にも大変面白いドラマだと毎週楽しみにしております。
現在、劇中で活躍している方々も、出身も信条も功績も身分も皆さん違うでしょうが、御眠りになっている所、お墓という点ではご近所さんです。
ここは、桜が美しい「家綱公勅額門」です。この奥に歴代将軍の墓所があります。(非公開)
13代将軍・徳川家定公・天璋院篤姫の墓所もこの奥です。(谷中霊園・寛永寺裏手)
先週、急逝されてしまった「老中・阿部正弘」の墓所です。(渋沢栄一のお隣さん)
才能溢れる、またイケメンと名高い、そして、色々意見をまとめる苦悩を演じられた、大谷亮平さん
素晴らしかったですね。もう、阿部正弘といえば、この人!というイメージです。
そして、15代将軍・徳川慶喜公の墓所です。こちらは、普段でもお参りできます。(柵の手前までですが)
歴代将軍と違い、一般の墓地の中にあります。
そして、この慶喜公の墓所を向き、慶喜公を拝すように建てられているのが、
渋沢栄一のお墓です。墓所まで、忠義を尽くされるその配置には、お人柄がうかがえます。
いよいよ、次週から青天を衝く活躍が
見られそうですね。大変楽しみです。