どうも、お茶屋です。
6月、だんだん暑くなってきたかと思いきや、涼しくなる。そして暑くなる。そんな不安定な毎日いかがお過ごしでしょうか?
さて、この時期、個人的にはお茶の感覚がだいぶ復活して、いよいよペナントレースと言った感じです。
年間を通して、朝昼晩のみならず、日がな一日飲んでおりますが、この時期、というか
新茶が出始める4月上旬より、お茶を真剣に観る「審査」「仕入れ」をする機会があるので、
五感をフルに動員して、お茶をみます。ですので、新茶に入る前には、少し感覚を戻すべく、
五感を呼び戻す練習をしてから、シーズンを迎え、新茶の時期がひと段落して、
今度は、お茶の青年団主催の「闘茶」が始まるので、さらにお茶感覚が敏感になっていくのがこの時期です。
前置きが長くなりましたが、今回、KIRINから発売されている「生茶」を飲んでみました。
最近、よくリニューアルしますね、生茶。
もっとも、他のメーカーも、時期によって味を変えたりと激戦の市場になっているとは思いますが。
<私的評価>
【味】 ★★★★☆
【香り】★★★☆☆
【水色】★☆☆☆☆
まずは、「水色」(お茶の色)ですが、にごりがありますね。最近の主流のようですが。
ちょっと赤みが強くて、お茶の色だけ見るとあまり美味しそうとは思いませんが、まあ、ペットボトルですので。
「香り」は、この水色にも出ていますが、「火香(ひか)」という、強火で仕上げた香りがプーンとします。
ペットボトルで香りを出すには「火香」しかないです。(と思います。新鮮な若々しい香りをだす=火入れが弱い=お茶が傷みやすくなる)
↑これは決して悪い香りではありません。特徴です。
最後は「味」。当初の生茶は「生茶葉抽出物」なる、気持ち悪いうま味が強かったですが、最近の生茶はとても飲みやすい。
すっきり系の「おーいお茶」とは、また違った味の選択肢としていいと思います。
不思議なものですが、急須で淹れたお茶は、もっと味が濃くて深くて、成分も強いですが、常飲したくなります。
嗜好品なので中毒かも知れませんがwww
でも、ペットボトルのお茶は、決してまずくはないですが、連続で常飲はなかなか出来ないのは不思議です。
ちょっとした急須で淹れたお茶のPRは別として、各社しのぎを削る「緑茶ペットボトル」
本当に、最近は味が向上したと感心しています。すごいですねー