季節の「うえの」

上野周辺の四季折々の見所や、地元民ならではの楽しい情報を中心に、日本茶に関する話や明日から使える?発見をお届け致します。

新しくなった、KIRIN「生茶」を飲んでみて。

2018-06-25 15:14:17 | Weblog

どうも、お茶屋です。



6月、だんだん暑くなってきたかと思いきや、涼しくなる。そして暑くなる。そんな不安定な毎日いかがお過ごしでしょうか?



さて、この時期、個人的にはお茶の感覚がだいぶ復活して、いよいよペナントレースと言った感じです。

 

年間を通して、朝昼晩のみならず、日がな一日飲んでおりますが、この時期、というか

新茶が出始める4月上旬より、お茶を真剣に観る「審査」「仕入れ」をする機会があるので、

 

五感をフルに動員して、お茶をみます。ですので、新茶に入る前には、少し感覚を戻すべく、

 

五感を呼び戻す練習をしてから、シーズンを迎え、新茶の時期がひと段落して、

 

今度は、お茶の青年団主催の「闘茶」が始まるので、さらにお茶感覚が敏感になっていくのがこの時期です。

 

前置きが長くなりましたが、今回、KIRINから発売されている「生茶」を飲んでみました。

最近、よくリニューアルしますね、生茶。

 

もっとも、他のメーカーも、時期によって味を変えたりと激戦の市場になっているとは思いますが。

 

 

<私的評価>

【味】 ★★★★☆

【香り】★★★☆☆

【水色】★☆☆☆☆

 

まずは、「水色」(お茶の色)ですが、にごりがありますね。最近の主流のようですが。

ちょっと赤みが強くて、お茶の色だけ見るとあまり美味しそうとは思いませんが、まあ、ペットボトルですので。

 

「香り」は、この水色にも出ていますが、「火香(ひか)」という、強火で仕上げた香りがプーンとします。

ペットボトルで香りを出すには「火香」しかないです。(と思います。新鮮な若々しい香りをだす=火入れが弱い=お茶が傷みやすくなる)

↑これは決して悪い香りではありません。特徴です。

 

最後は「味」。当初の生茶は「生茶葉抽出物」なる、気持ち悪いうま味が強かったですが、最近の生茶はとても飲みやすい。

 

すっきり系の「おーいお茶」とは、また違った味の選択肢としていいと思います。

 

不思議なものですが、急須で淹れたお茶は、もっと味が濃くて深くて、成分も強いですが、常飲したくなります。

 

嗜好品なので中毒かも知れませんがwww

 

でも、ペットボトルのお茶は、決してまずくはないですが、連続で常飲はなかなか出来ないのは不思議です。

 

ちょっとした急須で淹れたお茶のPRは別として、各社しのぎを削る「緑茶ペットボトル」

 

本当に、最近は味が向上したと感心しています。すごいですねー

 

 

 

 


台湾フェスティバル@上野恩賜公園6月21日~24日

2018-06-21 17:14:25 | Weblog

 

 

イベントと言えば、お馴染み上野公園の噴水の広場。

 

ここで今日から24日まで「台湾フェスティバル」が開催されます

 

台湾フェスティバル詳細ホームページ

 

台湾といえば、とても親日的な国でもあり、かつ、私たちも大好きな国であります。

 

また、台湾のグルメは私たちの口にとてもよく合い、美味しいですね!

 

是非とも、この週末は上野へお越しください。

 


台東区検定!

2018-06-15 16:00:40 | Weblog

台東区では、「台東区子ども歴史・文化検定」なる、試験があります。

 

台東区子供歴史・文化検定

 

このテキストは、上野の歴史と言えば!という程の有名な方で、月刊「うえの」でもお馴染みの、

 

寛永寺長臈(「ちょうろう」と読みます=長老)浦井正明 先生です。


その改訂版三版を商店街で拝見させて頂くことが出来ました。(区役所で購入できます)






上野の歴史から、その時代の歴史まで、本当に歴史と文化を学べる一冊です。


こうまとまってみると、やっぱり台東区は文化の街だとあらためて気が付くとともに、


東京の中の、江戸の中の台東区の役割みたいなのも知ることが出来て、大変楽しい内容です。


そして、この内容をもとに「台東区」
の検定もあります!
これは区内在住・在学の小学校5年生から中学生までです。)


受験せずとも、機会があれば是非ともご一読してみてください☆


シャンシャン☆祝!一歳お誕生日♪@上野動物園

2018-06-12 18:24:49 | Weblog

6月12日、世界の中心で「米朝首脳会談」が歴史的に開催されている最中、



片隅・上野ではパンダのシャンシャンのお誕生日という、とても微笑ましいニュースで賑わいました。



前回、平日の開園一時間前の列の様子をお伝えしましたが、



本日も、ほぼ同時刻に撮影しました。

 

 

ご覧の通りです。「え!?今日は休日だっけ?」というレベルで、もうすでに混雑しています。


今日からだったか、入場口が東京都美術館側の新しい入場口になっていました。

(今までは写真正面です)


もう何十年とこの門をくぐってきた、動物園好きとしては、一抹の寂しさがありますが・・・

 

と、思っている間に、列は伸び、先頭はその新入場口です。

 

まだ左画面の奥に長く列があります

 

警備員さんが、「今日は、シャンシャンの誕生日でーす、お願いしまーす」と、気の利いたコメントで、

 

列を誘導しておられましたが、「何をお願いされているのかな?」と心でツッコミを入れつつですが、

 

開園を待つ人は、さしずめアイドルのコンサート会場のように、警備員さんの言葉に拍手で湧いていました。

 

本当に、シャンシャンはすごいですね!この1年間でどれだけの人を喜ばせてきたか・・・

 

 

ご覧になった方も、まだご覧になってない方も、ぜひまた、ちょっと大きくなったシャンシャンに会いに、

 

上野へお越しください!この喜びの中にいるだけで、ワクワク出来ると思います。

 

お待ちしております


江戸三大美女と上野の人気もの「シャンシャン」

2018-06-05 14:19:14 | Weblog

日本人は、というより、私は、三大〇〇というのが、いつもとても気になり、好きだと言っても過言ではありません。

 

そんな三大〇〇の中でも「江戸三大美女」とくれば、想像力をかきたてられると申しますか、タイムマシンがあればご尊顔を拝したいとさえ思うわけです。


その中の一人が、「谷中・笠森稲荷のお仙」です。

 

笠森稲荷は、今の谷中の諏訪台通り(すわだいどおり)にある、功徳林寺の境内にあります。

 

そこの参門の茶店で働いていたのが「お仙ちゃん」という訳ですが、

 

当時は、ネットもSNSもない時代に、江戸庶民皆が周知するほどの大フィーバーや、

 


お仙ちゃんのお茶を飲みたいがために、遠くからくる、オタクの元祖みたいなのが湧いて出たというのですから、どれだけすごかったのか想像を絶します。



その、お仙ちゃんから名前を取ったか取らなかったか、というお店が谷中のすぐ隣、上野桜木・寛永寺の門前?言問い通り沿いにありました「おせん」です。

 

 

かつては賑わっていたこの店も、惜しまれつつ今は閉店してしまいました。

 

しかし、閉店後も、たまに店をのぞくと開いている!どなたかいる!?なぜだろう??

 

と思っておりましたが、今は、この地域の町会の所有に変わり、街の「おせんさん達」の

 

憩いの場になっているようです。今の昔も、この地域の中心は女性なんですね!

 

 

 

ちなみに、今日から上野動物園の「シャンシャン観覧」も、整理券方式から

 

並んだ順に変更になりました。

 

連休後から今日まで(土日は除く)、朝8時半ころはこのような感じです。

 

 

 

朝は比較的、並びは空いていますが、やはり開園頃(9時半)になると、

 

人垣は、大きく膨れ上がります。ですので、今の時期、開園1時間前でしたら

 

十分に早い方だと思います。

 

また、是非、大きくなった「シャンシャン」も見に来てください!

 

上野で待ってます