虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

考えが甘いし、自覚がないんだね。

2020-06-01 05:22:44 | スポーツ
スポーツ報知より。

阪神・藤浪晋太郎投手が29日、前日28日の練習に遅刻したため2軍に降格した。
矢野監督が「練習に遅刻してきたんで、昨日。新たにみんな頑張ろうという中で練習に遅れてくるというのはこっちとしてもすごく残念やし、全体の信頼を失うようなことだった。ここ(1軍)にいてみんな同じ気持ちでやっていくのが難しいという判断。人なんでミスもあるけど、これが初めてじゃないので」と明かした。

開幕ローテ入りは絶望となった。
3月26日に球界初の新型コロナウイルス感染が判明した右腕は約1か月の入院と自宅待機生活を経て4月24日に2軍の自主練習に合流。
5月19日に甲子園練習に参加すると、同24日のシート打撃では打者5人から4つの三振を奪う快投を見せた。
67日ぶりの実戦マウンドでアピールに成功し、矢野監督も「躍動感ある投球だった」などと高く評価していた。

昨季7年目で初の未勝利に終わり、雪辱に燃えていた今季。
6月19日からの開幕に向けて2日からは練習試合が始まる見込みだが、今後は2軍施設の鳴尾浜で再出発となる。
感染から復帰し「(迷惑をかけた分は)野球のプレーで取り返すしかない」と話していた藤浪だったが、痛恨の事態に陥った。<了>

とにかく「甘い」としか言いようがない。
自らに非がない可能性はあるが、コロナウイルス感染で世間を騒がせた身分である。
そして、記事によると、今までにも度重なる遅刻があるとのこと。
プロとしての自覚が足りないし、今の自分の置かれた状況をわかっていないのではないか?

見方によっては、あまり責めるのは良くないとの意見もあるが、彼らはプロフェッショナルなのだ。
プロとして肉体だけではなく、精神もしっかりコンディションを整える必要があるし、何より応援してくれるファンに対しても失礼である。
できないのなら、さっさとやめるべきだ。
そんな甘っちょろいことでは話にならないだろう。
厳しい言い方になってしまうが、プロの世界に甘さは不要だと思っているから、どうしても辛口にならざるを得ない。

タイガース入団当初は、今やMLBでもスターになった大谷翔平投手と並び称される存在だったが、今やその影もかなり薄くなり、残り香も感じられないほどだ。
このまま阪神に居たら、そう遠くないうちに野球人生が終わるかもしれないね。
いっそのこと、トレード(移籍)するなどして野球に取り組む環境を自ら変えないと、この選手の未来はないだろうなぁ。

人間、とりわけ若いうちに甘い環境に慣れてしまうと、ロクなことがないのは歴史が証明している。
それなりの素材があると思われるだけにホントに残念だよね。
もっとも歯がゆい思いを抱かなきゃいけないのは本人なんだけど…。どうもそうじゃないらしいね。

阪神球団もさっさと見切ってもいいのではないだろうか?
変な温情をかけても、誰にとっても良いことは無いと思いますけどね。