虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

不適切なタイトル

2020-09-30 05:57:36 | メディア
昨日のYahoo!ニュースの記事。
「大坂なおみのマスク」に日本の多くの選手が沈黙。高橋美穂「残念です」
https://news.yahoo.co.jp/articles/a54cdca28d52487f7731dbcc7cea28094971aa01

元ネタは集英社のスポーツ雑誌「スポルティーバ」の記事なんですが、このタイトルはどうなのよ?
タイトルだけを切り取れば、本文の内容(真意)とは違う印象で受け取るんじゃないかなぁ。

タイトル通りに受け取れば、大坂選手の行動に対して、高橋選手を含め日本の関係者は批判的と認識するだろう。
でも中身は異なっている。
ということは、タイトルの付け方として不適切じゃないということだ。
勘繰りすぎかもしれないが、書き手の意図みたいなものすら感じる。
もしそうだとすれば、誠に恐ろしい話である。

最近のメディアは、どうしてこのような(稚拙な)書き方しかできないのか?
また編集の担当者、もしくは責任者は、このままでGOサインを出しているのか?
物書きとして、感覚がおかしいと言わざるを得ない。
もっと言えば、メディア人としての矜持がないんだな。

この記事を読んで、誤解が誤解を生んで、尾ひれがついてしまう可能性もある。
近年、テレビや新聞といったマスメディア(過去の遺物化となりつつあるが…)はどういうわけか取っ散らかっているが、雑誌などの紙媒体もこの状況だと先々が見えてくるよね。

気骨のある人間は、メディアの世界にはいなくなりつつあるんだろうなぁ。
そう思えるほど、最近のメディアがダメなのである。
この記事(タイトル)は、ほんの一例に過ぎない。

何してるの?

2020-09-29 07:40:23 | 社会
数日前のこと。

ある場所での仕事を終え、最寄り駅へ歩いている途中、公園の脇でスクーターの警察官(2名)+スクーターの男性(1名)が何やらゴソゴソと…。
どうやら一時停止無視か何かで交通反則キップを切られていたようだ。

場所は(前述のように)公園の脇。
幼稚園児か小学1年くらいの女の子が、その現場を金網越しに覗いている。
そして、その現場に居合わせた人(3名)に向かって「何してるの?」と質問するではないか。
すると、1人の警察官が「お仕事だよ!」とやさしく回答。
矢継ぎ早に「どんなお仕事?」と次のquestion!

さすがに、幼ない子どもに真実を伝えるわけにもいかず「すぐに終わるからね」とやんわり答える。
その時、反則キップを切られていたスクーター(男性)の所在なさげな表情が可笑しかった。

まもなく、その子のお母さんがその様子に気付き、いそいそとやってきて、関係各位に「どうもすみません」と告げ、その現場から自らの子を離しにかかる。
そして、お母さんに「あの人、何かしたのかなぁ?」と(無意識に)周囲に聞こえる声量で質問。
周囲に、何とも言えない微妙な空気が流れる。
お母さんは恐縮するばかり…。

入れ知恵なのか何なのか知らないが、ちょっとした認識は持っているようだ。
しかしながら、詳細は分からない。
背景(あくまでも想像でしかないが…)や、金網越しのやり取りは、まるで長屋を舞台にした噺(落語)のようでもある。

こちらはその様子を休憩のフリして、公園のオンボロベンチに腰掛けながら観察。
時間にして、2~3分ほどだろうか。
miniコントを見せてもらった気分。

警察官も相手が小さな子どもなので、邪険にするでもなく、無感情で(シンプルに)応答するんだなぁと思った。
もっと無反応なのかと思っていたけど。
こればかりは個人差があるのかもしれないが、市民に対して(相手が子どもであろうが)何らかの教育がされているのかもなぁ。

ある年齢に差し掛かった子どもというのは、何に対しても興味・関心を持つ。
大人じゃないから空気は読まないし、忖度などあるわけない。
だから素直に思ったことを口にする。
ある意味、殺生であり、残酷でもある。
そして、無責任に眺めている者からすれば、ユーモラスで面白いものである。
あれが大人だったりすれば、シッシッと追っ払われるのだろうなぁ。

忘れる前に書き記した次第であります。
あの女の子はどんな成長をするのだろうか?
無責任に空想(妄想)するのも一興である。

カネの使い方、間違ってない?

2020-09-28 06:06:25 | 社会
昨年亡くなった中曽根元首相の葬儀に9600万円の費用を計上するとか。
もちろん国民の税金を原資とした国費をたくさん使うのである。
確か、コロナ対策の予備費だったはず。

それだけの費用があれば、コロナ禍で苦しんでいる人たちをどれだけ救済できるだろうか?
またちょうど1年前、千葉県を襲った台風で、8万1000棟を超える住宅に被害が出ました。
被災した街では、飛ばされた屋根にブルーシートが被せられたままの住宅を見ることができます。
また修理されないままの家に、複雑な思いで住み続ける人たちも数多く居られます。
業を煮やして、被災した自宅を壊し、街を離れることにした人たちもたくさんいます。

まずはそれらに費用を計上すべきではないのか?
亡くなった中曽根元首相もそれを願っているのではないか?それよりも自らの葬儀に費やすべきだと考えていれば、見も蓋もないが。

国費の使い方は慎重に判断しないとダメだ。
どうも近年、政権与党はそこを勘違いしているようでホントに嘆かわしい。
いい加減にしてもらいたい。切に願うばかりです。

歴史的な大きな一歩

2020-09-27 06:31:14 | スポーツ
朝日新聞デジタルより。

市街地を駆け抜けたカート 島根で日本初の公道レース


公道を使った日本初のカートレースと銘打った「A1市街地グランプリGOTSU2020」が9月20日、島根県西部にある江津市で開かれた。
商店や住宅が立ち並ぶJR江津駅前の道路を11台のカートが疾走。沿道で大きな歓声が沸いた。

市街地で行われるレースはF1のモナコグランプリなどが有名だが、今回、江津市街地を駆けたのは最高時速60キロほどのカート。
「A1」には「Anyone=誰もが」の意味を込め、競技参加者や観客、支える人すべてが新しいことにチャレンジすることを目的にしている。
駅周辺の783メートルの周回コースは市道や県道、国道がまじり、2車線もあれば中央車線のない狭い道も。
コース両側にはイタリアから取り寄せた高さ約50センチの安全防護帯を設置した。

プロレーサーらが乗る11台による予選と決勝があり、12時40分からの決勝ではコースを20周し順位を競った。
コーナーでは複数台が連なってなめらかなカーブを描いて回り、沿道で声援を送る観客の前をエンジン音をたてて通り過ぎた。<了>

8月29日に(本ブログで)この市街地レースの開催について記した。
1週間前、好天の中で開催され、動画でその模様を拝見しました。

構想から7年の時間を費やし、やっと開催にこぎつけた。
いろいろ大変だったこともあったと思われる。とにかく関係者の熱意には頭が下がるばかりです。

レースが終了してから数時間後には、レースの面影はなく、いつもの江津市街地に戻っていた(Twitterで確認しました)。
市民をはじめ、ボランティアの皆さんの取り組みのたまものであり、市民生活に影響が出ないように取り組んだのも素晴らしい。

これは日本のモータースポーツにとって、また市街地レースを核にした地域活性化の側面でも「大きな一歩」である。
この歩みを止めないように微力ながら応援していきたい。
来年も当地で開催され、コロナ禍が落ち着いていれば、現地で観戦したいと思っています。

やはり「マネー・ファースト」なんだよね

2020-09-26 06:22:30 | スポーツ
デイリースポーツより。

東京五輪・パラリンピック組織委員会は24日、都内で東京五輪に向けた国際オリンピック委員会(IOC)調整委員会をテレビ会議で開催した。25日まで行われる会議を前に、国際オリンピック委員会(IOC)のトーマス・バッハ会長、ジョン・コーツ調整委員長、東京五輪・パラリンピック組織委員会の森喜朗会長、東京都の小池百合子知事、橋本聖子五輪相らがあいさつした。

ローザンヌ(スイス)からリモート参加したバッハ会長は、新型コロナウイルスの影響で来夏に延期された大会に向け「新しい世界にも適応していかなければいけない。この大会をポストコロナの世界に合わせたものにしなければならない」とし、「われわれは同じボートに乗り合わせている立場。したがって同じ方向に向かってこいでいくということ」と、あらためて開催への意欲を示した。

また、世界各地でスポーツイベントが開催されつつある状況にも言及。「スポーツは復活しつつある。着実に、ゆったりと復活している。安全で安心な大会を開催できるということ。たとえワクチンがなくても、ということ」と説明。ワクチンについてはいろいろな専門家らからも話を聞いているといい「みなさんがおっしゃるのは、来年の最初にはワクチンができるだろうと」と語った。

延期に伴う大会のコスト削減の重要性も訴えた。その上で東京大会について「歴史的なものになるでしょう。必ず成功する。ともに成功させましょう」と呼びかけた。<了>

バッハ会長のこの発言は、大会をサポートする支援(スポンサー)企業へのメッセージではないだろうか?
コロナ禍での混乱(社会、経済など)もあり、スポンサー離れが懸念される中、開催へ向けたメッセージを発信することで、その流れを食い止めようとしているように感じます。
また世界中から出てきている「中止すべき」という世論を払拭する意図もあるように思えます。

現状では、有効性が確認されたワクチンはなく、いくら最善の対策(措置)を講じても感染の不安は拭いきれません。
いかにIOCが「マネー・ファースト」なのかを世に示したとも言えます。

もし中止になった場合、最も不利益をこうむるのは出場予定の選手たちです。
その選手たちに対するメッセージがほとんど見当たらないのも気になります。
どこまでいっても「アスリート・ファースト」じゃないオリンピックって一体何なのでしょうか? 

モノを大事にする文化を大切にしよう!

2020-09-25 07:20:39 | 文化
日本には昔からモノを大事にする習慣や風習があった。
しかし、いつの頃からかそのようなものは薄まり、使い捨ての感覚が一般化してきた。

単価の安い商品ならまだしも、高額な商品であっても、そのような感覚で扱う人たちが増えてきたことに辟易することもある。
私は自慢じゃないが、物持ちは良い。
衣類だと、かれこれ20年以上着続けているものもある。
靴の場合は、そこまで持たないが、10年選手は結構いたりする。
ただ、スニーカーやスポーツシューズの場合、ソール等の素材の加水分解でボロボロになったりするから、平均6~8年といったところだ。
これらは消耗品だから、そんなに持たないのは仕方がないと言える。
でも、大事に使っていきたいと思っています。

それより嗜好品に近いモノとしてクルマ(自家用車)があります。
自家用車には生活のアシとして用いる場合と、趣味的要素を含んだ所有とに分かれます。

今はマイカーは保持していませんが、歴代のクルマたちもそれぞれ大事に乗り続けてきた。
現代のハイテクてんこ盛りのクルマにはない趣があって、個人的に愛着を持てたと言えます。
関東に拠点を移すにあたってマイカーを手放し、早3年と少々。
ときどきかつて所有していたクルマと同型のものを見ると、当時の思い出がオーバーラップします(珍しく懐古的…)。

最近は、昭和レトロ(ブーム)の影響か、旧車を大事に乗る人が増えてきたようです。
旧車は文字通り、昔のクルマゆえ経年変化(劣化)により、故障したりすることは免れない。
そんなことにめげずに愛情をこめて手入れをし、長い期間、自身の身体の一部と化して一緒に過ごすのだ。

しかしながら、我が国の車検制度では、新車登録から13年を超えた車両だと自動車税と自動車重量税が重加算になる仕組みがあります。
この制度は新型(国産)車の販売促進、もっといえば日本の基幹産業である自動車業界の保護のためと言われています。
だが、現状では国内市場は小さくなるばかりで、各メーカーは市場(拡販)見込みがある海外へ視野を向けて積極的に展開しています。

このような状況は(人口減少が加速し、国民の所得が上がらない現状では)ますます進むだろうから、今こそ重加算の制度を見直しすべきだと思っています。
もちろん古いクルマだけに、環境(排ガス等)にやさしいとは言えないので、環境税など少額の負担を強いる(現在の重加算分より少ない額)形にシフトすべきじゃないだろうか。
悪しき制度の影響で、日本の自動車史を飾ってきた名車たちがどんどん海外に流出している。
我が国の自動車文化を築いてきたクルマたちが海を越えて流出するのは、クルマ好きとしては嘆かわしい。

いつまで経っても日本の自動車文化が成熟してこないのは、このような制度が足かせになっているのは一因としてあるはずだ。
もちろん、日本特有の交通事情なども要因としてありますが、文化的な側面で見ると制度の見直しだけでもいくらか改善すると思っています。

自動車を愛好する超党派の議員連盟もあるようだから、積極的に活動し、制度の改正につなげてほしいと願うばかりです。

依存性脱却の難しさ

2020-09-24 07:01:41 | 社会
FNNプライムオンラインより。

元アイドルの山口達也容疑者が、酒気帯び運転の現行犯で逮捕されていたことが分かりました。

山口達也容疑者は、22日午前9時半ごろ、東京・練馬区で、バイクを運転中に、信号待ちをしていた車に追突事故を起こしたということです。
駆けつけた警察官が、山口容疑者の呼気を検査したところ、基準値を大幅に上回るアルコール分が検出されたため、山口容疑者は酒気帯び運転の現行犯で逮捕されました。

当時、山口容疑者は、友人宅にバイクに向かう途中だったということです。
供述内容などは分かっていませんが、警視庁は、飲酒運転の経緯などを調べています。<了>

これでTOKIO復帰の目が無くなったばかりか、社会人として失格の烙印をくっきりと残すことになった。
それも自ら招いたことだから、誰も庇いようもない。

この人は、酒で人生を狂わせちゃったなぁ。
一度、道を誤れば、再び元の道には戻れないというジンクスを分かりやすく証明したよなぁ。

ある意味、薬物に匹敵する危険性を持っているってこと。
表舞台から消えた後、アルコール依存症の治療をしていたとされるが、薬物のそれと同様、完全に依存症を脱するのはものすごく大変なんだよね。
ホントに怖いよねぇ。

主催者側の問題でしょ!

2020-09-23 05:59:20 | 社会
HTB(北海道テレビ)ニュースより。

22日、札幌市南区で、マラソン大会に参加していたランナーと散歩中の高齢女性がぶつかり、女性は重傷を負いました。
22日午前8時半ごろ、札幌市南区真駒内本町7丁目の歩道で、マラソン大会に参加中の男性ランナーが前を歩いていた82歳の女性にぶつかりました。
女性は転倒し手首の骨を折るなどの重傷です。
警察などによりますと、当時現場はランナーで密集していて男性は「避けきれなかった」と話しています。
また主催者によりますと、当時現場では交通規制などは行われず誘導員もいなかったということです。<了>

これは記事を読んだ感じだと、主催者側の落ち度だろう。
大会なのに交通規制もせず、誘導員もいないって…まるで部活(運動部)のランニングではないか。
大会を称してイベントを開くなら、それなりの備えをしなきゃ。

あまりに次元の低い話で呆れるね。
責任者は即刻、断罪(おそらく書類送検)だなぁ。

国鉄185系電車

2020-09-22 05:41:21 | 乗り物
数日前に品川駅で185系電車を撮影しました。



昨年、ある新聞記事で「消える昭和の国鉄車両」というのがありました。
その記事で「185系は2021年に引退」という記述がありました。
公式の情報ではないので何とも言えませんが、2021年を目途に185系は引退が進んでいくと噂されています。

この「国鉄185系電車」は1981年(昭和56年)にデビュー。
なので、来年(2021年)で40年を迎える古参車両。

「昭和」という響きに反応してしまうのは齢を重ねた証拠かな。

この車両に搭載されたMT54のうなりを上げるサウンドもそんなに聞けないと思うと残念でもある。
ということで、品川駅で185系電車に出合ったので、ムービーを回したのです。

勇退前に乗って脳裏に刻まないといけないな。

自己規制を解除

2020-09-21 06:37:37 | 社会
6月20日以降、新型コロナウイルス感染防止のため、東京都内へ足を踏み入れるのを控えていた。

なんだか意図的にそうしていたようにも聞こえるが、7月下旬までは都内へ出向く用事すらなかった。
その後、ちょっとした仕事の依頼などもあったのだが、コロナ禍でもある(第2波と思われる兆候もあった)し、出かけない生活が馴染んでしまい、出かけるのが億劫になってきていたのもあって、打ち合わせ等においてオンライン以外のものは丁重に断っていた。

8月に入り、子どもたちの夏休みが始まり(+梅雨も明け)、連日暑さの中、運動個別指導に明け暮れたため、都内だけではなく私用で出かける時間が割けなかったのもあった。

9月に入り、コロナの状況は好転することもなく、なんとなくダラダラって感じで推移している。
その間、GoToキャンペーンも始まり、コロナに対応しながら新たな生活を構築すべく動き出す状況になってきた。
すなわち「withコロナ」の生活である。
文字通り、コロナに気を付けながら、経済活動を回していかないといい加減に参ってしまう。
それなら、ある程度の節度を保ちながら、やるしかないのでは?と思った次第である。

少なくても、このコロナ禍は落ち着くまで時間を要するだろう。
個人的な見解としては、あと1~2年はこんな感じじゃないかと思っている。

ということで、勝手に設けていた「都内への立ち入りを規制」するルールを9月20日から解除(解禁)することにした。
もちろん、繁華街など人混みの中に行くつもりはない。
また無駄に都内へ行く気もない。
何か用事があれば、状況に応じて出向くのも有りじゃないと。

今まで以上にしっかり備えをして、それでも感染したのなら仕方ない。
そう思うしかない。

9月も中旬を迎え、一気に秋の雰囲気が漂い、朝晩は涼しくなってきた。
個人的には、体調の維持には最適な季節。
ということは、免疫力を高い状態に保ってられるから、どうにかできそうである。

個人的な自主規制だから、公表することでもないのだが、区切りとして…。
縁があり、首都圏に暮らしていながら、東京都内へ行かないのはやっぱり違和感があったんで…。
まぁ3か月自粛してきたから、解除のタイミング的には良いところでしょう。