虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

価格高騰の恐れ

2022-03-31 07:02:43 | グルメ
産経新聞より。

ロシアによるウクライナ侵攻を受け、日本国内で水産物の価格高騰が懸念されている。日本にとってロシアは世界3位の水産物の輸入先で、カニやウニなどはロシア産のシェアが最も多い。輸入が滞れば品不足に陥る可能性が高いからだ。ロシア上空を通る航空便の規制により、既に北欧の一部の国からの水産物輸入に影響が出始めている。

「制裁内容によってロシアがどう動くか分からず、戦々恐々としている」。ロシア産の水産物について、東京・豊洲市場(江東区)の卸会社担当者はこう話す。現時点で入荷の状況に大きな変化はないが、ロシアからの輸入が滞れば価格が高騰する恐れがある。

担当者によると、ロシアによる侵攻後まもなく影響が出たのはノルウェー産のサケだ。ロシアと欧州連合(EU)が航空機の領空通過を互いに禁止した措置で、入荷が一時停止した。今月中旬に再開したが、1キロ当たり400円程度値上がりしているという。世界的な燃料高に加え、迂回(うかい)ルートを通ることで燃料使用量が増えたためだ。

農林水産省のまとめによると、令和3年のロシアからの水産物の輸入金額は1381億円で、中国、チリに次ぐ世界3位だった。カニやウニは品目別輸入金額で5割前後をロシア産が占める。

政府は追加経済制裁として、世界貿易機関(WTO)の規定に基づくロシアへの貿易上の優遇措置「最恵国待遇」の撤回を表明しており、今後、関税率の上昇なども見込まれる。

ロシア産を含む冷凍のカニやサケを扱う大手水産加工会社は「一定の在庫があるが、状況によって対応を検討する必要もある」と気をもむ。めんたいこの原材料であるスケトウダラの卵もロシア産と米国産が多く、めんたいこ製造販売大手「ふくや」(福岡市)の担当者は「初めてのことだ」と先行きを心配する。

警戒感は外食産業にも広がる。回転ずしチェーン「くら寿司」では、ロシア産のイクラやツブ貝を使用しており、担当者は「仕入れ先の変更など対応を議論している」という。同「はま寿司」などを展開する外食大手ゼンショーホールディングスも「これから影響が出る」とみて状況を注視する。

ロシア離れが進めば米国産やカナダ産への切り替えが想定されるが、他国との取り合いになれば仕入れ値の上昇は避けられない。国内の水産業は高齢化などで弱体化しており、「代替するにも限界がある」と資源・食糧問題研究所の柴田明夫代表は指摘する。

カニやイクラは特に正月に向けて需要が増える。卸会社の担当者は「年末までにどうなることか」と長期的な影響を危惧している。<了>

庶民には、高級海産物を口にする機会が減りそうですね。
あとは養殖に期待ですが、どんな感じなのか?
そしてコスト的にリーズナブルな感じになるのは、いつになるのだろうか?

輸入に依存している食材は他にもたくさんあります。
自給できる食材でやり繰りしなくてはならない事態も想定しなくては…。
国際情勢がギスギスしている現代では、こういう問題も頻繁に起きる可能性を含んでいることを改めて認識しなきゃならないですね。

見頃です

2022-03-30 05:35:20 | 文化
春休み期間に入りましたので、運動指導があちこちであります。
その出先や移動途中に撮影したサクラの写真です。

27日、八柱駅前(松戸市)


27日、馬橋駅前(松戸市)


28日、都立中川公園(足立区)


29日、南柏(柏市)


あと3~4日は楽しめるかな?
やはりサクラが咲くと、春だなぁって思いますね。

未就学児に筋トレ?

2022-03-29 07:03:54 | スポーツ
先日、私たちの運動指導を受けているお子様(の親御さん)からのご紹介で、「とある」ご相談を受けました。

その方のお子様は、未就学児(4月から年長)で運動が得意ではないとのこと。
ここまでは、よくありがちな話です。

また自らの身体の保持、バランス系が不得手で、常にユラユラした動きをするため、親御さんは気になって、ご自宅から近い理学療法士のいる病院へ足を運んだそうです。
その病院の理学療法士に「全般的に筋力が足りないので、しっかりと筋力の強化をした方が良い。とくに体幹が足りないので...」と指摘されたとか。

「幼児に筋トレ?」
あまりに飛躍した話だなぁって、その親御さんは思ったそうです。

そこでセカンドオピニオンではないけど「うちの子、どうなんですか?」とご紹介の形でお問い合わせを受け、一度様子見をかねて体験指導をすることに。
確かに、ユラユラした動きは見られましたが、この年代の幼児としては、さほど気になるレベルではありませんでした。
また動きのレクチャーをすると、比較的早く動きを習得し、動作の改善が見られました。
何より身体を動かすことが好きで、積極的にチャレンジするお子様だったので、少し継続的にメニューをすれば改善はするだろうと思いました。

今まで数多くのお子様の運動指導に携わってきました。
個人差はありますが、深刻になるレベルのお子様(幼児、児童)はかなり稀だと思っています。
この年代のお子様は、いろいろな運動遊びなどを通じて、運動機能のみならず、全身の筋力や心肺機能に関しても養われていくものです。
現代の子どもたちは、社会的・環境的な要因によって、その部分が少ない(足りない)ように感じています。

でも、幼児に筋トレなんて、個人的には「?」ですし、もっと言えば「言語道断」だと思いますね。
ホントにそのように指摘したのかは不明ですが、もう少し違った言い方ができなかったのでしょうか?
また受け取り側も、情報過多の時代ゆえ、加えて知らない分野だからこその解釈だったとも感じています。

もっと情報の発信には配慮をし、そのお子様にとって何がベターなのかを考えるのが優先ではないでしょうか?
良く知られていない分野だからこそ、そこは丁寧にしなきゃなぁと再認識しました。
本質的な部分を追求し、運動(遊び)を楽しみながら育んでいきたいものです。

運動個別指導フィットネスアカデミー https://blog.goo.ne.jp/fitnessacademy

「山線」の廃止が決定!

2022-03-28 06:56:40 | 乗り物
共同通信より。

2030年度末予定の北海道新幹線の札幌延伸に伴い、JR北海道から経営分離される並行在来線の函館線・小樽~長万部(140.2キロ)の廃線を巡り、沿線9自治体と道は27日、倶知安町で協議を開き、バス転換することで合意した。
同区間の廃線が決まった。

今後は鉄路に代わるバスの利便性向上や運転手確保、ルート選定に加え、交通拠点の整備などが課題になる。複数の自治体はバス転換時期の前倒しを要望した。

道の柏木文彦交通企画監は「交通の確保は何よりも大事。鉄道と同等か、それ以上の利便性を確保するよう協議していきたい」と話した。<了>

沿線人口の減少が止まらず、利用者の増加が見込めないのだから、コストのかかる鉄道路線の廃止はやむを得ないと思います。
加えて、新幹線の開業を8年後に控え、倶知安にも駅ができるようだから、どうしても鉄道を利用したい人は新幹線を利用してくださいってことだよね。
まぁ代替としてバス路線への転換も予定しているようだから、少なくても鉄道よりも利便性は上がるんじゃないかな?

人口が減少する地域における公共交通、特に鉄道路線を維持するのは極めて困難な状況です。
北海道内においては、札幌圏と札幌と主要都市をつなぐ幹線以外は無くなるんじゃないかなぁ?
鉄道ファンとしては寂しいけれど、公共性があるにしてもビジネスなのだから、その判断は妥当だと思います。

俗にいう「山線」に乗れるのもあと7~8年ということですね。
4年半前から首都圏を拠点にしているから、なかなか乗りに行けないけど、機会を設けて乗りたいよねぇ。

安心してしまうのか?

2022-03-27 07:43:22 | スポーツ
大相撲の話。

今日で春場所が終わります。
力を付けて大関になると、昇進前の勢いがなくなり、弱くなる力士を数多く見かける。
中にはカド番を負け越し、大関陥落する力士も...。

モチベーションの問題なのかなぁ?
それとも昇進へ向けて頑張った反動?

大関はあくまでも通過点として取り組まないと、その後はパッとすることなく、終わってしまうんだろうね。
やはり大相撲は、横綱や大関がしっかりしないと締まらないよね。
そういう勢いのある力士の登場を望みます。

その点、怪我でかなり下がったが、再び這い上がり、横綱になった照ノ富士は素晴らしいし、魅力的だよね。
今場所は途中休場したけど、しっかり頑張ってると思いますね。

サクラ咲く

2022-03-26 06:21:10 | 文化
東京都内は20日にサクラの開花宣言が出たのですが、今週は寒い日も数日あったため満開に至らず、3月の最終土日を迎えました。

とはいっても、場所によってはなかなかキレイなサクラを鑑賞できます。

25日の浅草寺の模様。


そして同日の東京スカイツリーの模様。


この土日は雨混じりらしいですが、気温も高めとの予報のため、週明けに一気に見頃(満開)を迎えるかもしれません。
と同時に、住まいのある千葉県北西部もサクラの開花となるのではないでしょうか?

学校も春休みになり、運動指導も書き入れ時になりますから、ゆっくりお花見とはならないかな。
行く先々で写真に撮り、適宜アップしようと思います。

的外れ極まれり

2022-03-25 06:39:33 | 社会
時事通信より。

 自民、公明両党幹部が政府に申し入れた年金生活者への5000円程度の支給をめぐり、与党内で疑問の声が噴出している。

 一昨年の10万円給付に比べて少額なことや、自民党では党内手続きを経なかった点が原因だ。速やかな実施のため2021年度予算の予備費を充てる想定だったが、増額論が浮上しているため、与党が策定を求める追加経済対策の中で議論することになった。

 年金は新型コロナウイルス禍で現役世代の賃金が低下したことに伴い、22年度は年額数千円下がる。4、5月分は6月15日が支給日で、その1週間後の22日に参院選の公示が見込まれている。公明党の石井啓一幹事長は18日の記者会見で、昨年以降の給付金の対象から外れた年金生活者がいると指摘し、「ばらまき」との見方に反論した。

 複数の関係者によると、発案したのは自民党の茂木敏充幹事長だという。石井氏を誘って岸田文雄首相に申し入れた15日は、自公が参院選の相互推薦で基本合意した4日後。首相が両党間の「隙間」を認める状況だったことを受け、茂木氏には給付政策を好む公明党に配慮を示す思惑があったとみられる。

 だが、与党では不評だ。自民党の閣僚経験者は「低すぎる。1万円は必要だ」と増額を主張。配慮されたはずの公明党関係者は「5000円だけとは、うちをばかにしているのか」と憤り、同党内からは子育て世帯などに対象を広げるよう求める声が上がる。一方、自民党長老はばらまき批判を念頭に「恥ずかしい政策だ」と嘆いた。

 政策の立案・審査を担う自民党政調会は「首相と茂木氏らだけで決めるやり方は賢くない」(幹部)と強く反発。福田達夫総務会長、森山裕総務会長代行も不満を漏らしているという。

 ただ、野党は正面からの批判に及び腰だ。立憲民主党は17日に発表した文書で「ばらまきと言わざるを得ない」としつつ、年金の最低保障機能強化へ与野党協議を提案。同党幹部は「5000円もらったら誰でもうれしい。選挙を考えたら否定するのはかなり難しい」と語った。

 松野博一官房長官は18日、自民党本部に高市早苗政調会長を訪ね、給付金は追加経済対策と合わせて検討すると伝えた。策定には与党の了承手続きが必要になる方向。参院幹部は「5000円はいったん引っ込め、再検討される」との見方を示し、財務省幹部は「額や対象を増やすのではないか」と身構えた。<了>

どうしても「5000円」という金額(の少なさ)に目が行きますが、そこよりも対象者がおかしいよ!
年齢よりも所得や収入、そしてコロナ禍で影響を受けた方々を対象にすべきだ。
普通に考えれば、非正規労働者など不安定な雇用で生活を送っている人なはず。

年金生活者を対象にしたのは、7月の参議院選を視野に入れた対策(高齢者の投票率がいつも高めで、与党に有利なことを勘案)なのは明らかだ。
なんで、こんなにマヌケなんだろうか?
国民(庶民)の実態を何も知らず(知ろうとせず)に施策をしようとするからこうなるんだよ!

でも「5000円」という金額も凄いけどね。
子どもの小遣いじゃないんだからさ。
無いよりはマシなのかもしれないけど、もっと有益な使い方してよねぇ。 

懸念要素

2022-03-24 07:41:40 | 社会
とにかく大規模停電など大事に至らず良かったです。
しかしながら、こんな風に電力需要が逼迫するのが頻繁に起きては大変です。

といくことで、電力確保や発電自体を考えねばなるまい。
となると、原子力発電の再稼働問題が再燃するのはないか?と懸念しています。

そういう流れに持っていくのは、最近の政治家は得意だし、メディア(マスコミ)連中も善悪を別にして、政府の片棒を積極的に担ぐから質が悪い。
もう少し、内情を分析し、実情に合った施策をしないと。
そもそも安全性の担保は最低要件である。

最終的には政治に委ねられるが、こればかりは有権者である国民の知性が問われる。
7月には参議院選挙もある。
よく政治姿勢を吟味しておかねば...。

季節外れの寒さ、それと...

2022-03-23 06:30:10 | 社会
昨日の関東地方は真冬のような寒さで、昼前からパラパラと雪が降り始めました。

春分の日が過ぎたのに、「暑さ寒さも彼岸まで」はどこへやら。
東京都内では20日(日曜)にサクラが開花しましたが、あまりの寒さでしぼんでしまうのでは?

それと昨日は電力需要が厳しい状態になり、幅広いエリアで節電が呼びかけられました。
幸い、停電はありませんでしたが、真冬のような寒さもあり、昔の小学生みたいに夜9時過ぎに早寝しました。
余談ですが、今の小学生は早寝しないみたいですね。

電力需要が厳しい状態になったのは、この前の地震の影響があるのはわかりますが、やや唐突な感じもします。
現代は、電力(電気)に依存する比率が高いです。
IHもそうですし、スマホの充電も然り。
またEV(電気自動車)もどうなんでしょう?

今回みたいにインフラの影響を受けるときの対策は万全とは言えません。
変なトレンドばかり追わずに、柔軟な対応が必要だと再認識しましたね。

また別な懸念要素も...。
それは明日にでも。

画像/昨日の昼前、千葉県北西部にて。

プロだから結果がすべて

2022-03-22 07:22:03 | スポーツ
スポーツ報知より。

 J1神戸は20日、同日付で三浦淳寛監督(47)との契約を解除したと発表した。今季のJリーグでは初めての監督交代で、J1開幕からわずか1か月での体制変更となった。三浦氏はクラブを通じ「志半ばですがチームを離れる形になり残念。現場、フロント、サポーターと一緒に本気で戦えたことに心から感謝している」などとコメントした。

 現役時代に神戸に3シーズン在籍した三浦氏は、2018年に強化部門のトップにあたる「スポーツダイレクター」に就任。20年9月にフィンク前監督(54)の退任を受けて指揮官に就任すると、同年のアジア・チャンピオンズリーグ(ACL)は初出場で4強入り。昨年はリーグ戦でクラブの歴代最高順位となる3位に入った。

 一転、就任3季目となった今季は開幕から4分け3敗で7戦未勝利。元スペイン代表MFイニエスタや日本代表FW大迫勇也といった豪華タレント陣が攻守にかみ合わず、クラブワースト記録を更新中。元日本代表FW武藤嘉紀ら、前線に負傷者が続出していることも低迷の要因だが、クラブが最大目標に掲げるACL制覇へ、4月の1次リーグを現体制で臨むことは厳しいと判断したとみられる。

 後任は未定だが、関係者の話を総合すると内部昇格を検討しているという。林健太郎ヘッドコーチ(49)、17~19年シーズンに指揮を執った経験があり、今季クラブに強化部スタッフとして復帰した吉田孝行氏(45)、元J3今治監督で、今季からトップチームの若手育成を目的とするヤングプレーヤーデベロップメントコーチに就いたリュイス氏(41)が候補に挙がっている。<了>

プロチームなのだから結果が伴わなきゃ、監督が解任されるのはやむを得ない。
とくにサッカーはそのあたりがハッキリしている。
まぁプロってものは結果でしか評価されないし、結果が悪ければその先の見通しが立たないものだ。

ただ、神戸の場合、頻繁に監督を交代している気がします。
オーナーの意向なのか?それともチームビジョンが(いまだに)定まっていないのか?
おそらく、どちらも(それ以外の要因も)あるんだと思いますね。

首のすげ替えをしているだけでは、本質的な部分の解決にはならない。
そこは楽天が親会社なのだから、とっくにわかっているはずなのだが…。
タレント揃いにもかかわらず、成績が残らないのは現場のみならず、組織として何らかの問題があるんだと思いますね。
さぁどういう舵取りをして行くのでしょうか?