虹色仮面 通信

神出鬼没なオッサンが毎日感じたことを取り留めなく書き連ねます

差が広がっています

2022-04-29 06:13:44 | スポーツ
運動個別指導を生業にして、しばらく経ちました。
(運動個別指導フィットネスアカデミー https://blog.goo.ne.jp/fitnessacademy)
ここ2年ほどはコロナ禍にあり、感染状況の推移に翻弄されつつ、現在に至っています。

コロナ禍もついに3年目に入り、中高生競技者のモチベーションが上がらない様子がうかがえます。
当方も中高生競技者の指導に携わっていますが、モチベーションが維持されている選手と、そうじゃない選手がいます。

「試合」や「大会」が普通に行われるのかも定かではなく、現3年生は上級生(先輩たち)が中途半端な形で卒業(引退)していった姿を見てきただけに、そうなるのも無理はないと考えます。

でも、よく考えてみてください。

そのスポーツ(競技)をするのは「大会」や「試合」があるからでしょうか?
「中体連」や「高体連」がないと、それを続ける意義は見いだせないのでしょうか?

確かに、日頃の(練習の)成果を発揮する場として「試合」や「大会」があり、そこへ向けて懸命に準備(練習)するのは何も間違っていません。
でも、私の見解としては、個々の人生を有意義に送るための「手段」として、特定の競技(スポーツ)などをしているのではないでしょうか?
それは「目的」ではなく、あくまでも「通過点」であると思うのです。
平たい言い方をすれば、その人らしく生きるための「ツール」として、そのスポーツや競技があるのではないかと…。
もっといえば、個々の存在を示す「存在証明」に近いのではないかと感じています。

私の感覚では、この2年少々のコロナ禍を経て、モチベーションがあがらない選手たちが7割ほどいると思っています。
反面、どんな状況になろうが、出来うる範囲で実力を積み上げている選手たちもいます。
割合で言えば、2割くらいでしょうか。
それは、受け持っている選手たちの練習(指導)の頻度や取り組み方を見ていれば、わかります。

その2割の選手たちは競技レベルだけじゃなく、人間的にも大きく成長してきています。
甚だ残酷ではありますが、コロナ禍はそれを浮き彫りにさせました。
彼ら、彼女らのいずれもプロなど高いレベルを視野に入れているわけではなく、自己実現のために、そして将来へ向けての無形の財産(自信)を得るために日々頑張っています。
そのモチベーションと付随する取り組みが、大きな差となっているのも確認できています。
時間の経過とともに、どんどん隔たりが大きくなっていると感じます。
将来にも、大きな違いを生み出すでしょう。

スポーツ(競技)を「目的」にするか、「手段」にするのか、各自の考え方次第で、大きな差になるなぁと最近感じているので、あえて書き出してみました。

理念の欠如がもたらした

2022-04-28 05:28:43 | ビジネス
知床遊覧船事故は日が経つにつれて、事故の状況、そして背景にあったものが見えてきました。
ただ、未だに見つかっていない方もいて、何とも心苦しい気分になります。

やはり運航会社の組織的な脆さ、そして経営者の不始末がもたらした人災であったといえます。
お客様の命を預かる意識が甚だ希薄で、商売としての収益を優先した結果、悲惨な事故、いや事件になってしまいました。
改めて事故に遭われた方々、そしてご家族、ご親族の皆さまにお見舞い申し上げます。

いろんな事故や事件を見て、初動の大切さは知っているはずなのに、どうしてこんなに遅れて、社長が会見したのか?
その内容も覚束なく、素人同然であるのも見えてきました。
憤りと呆れが交差した気持ちになりました。

どんな業種においても、事業の性質を踏まえ、本質的なところを第一義とする企業姿勢は不可欠であると再認識しました。
そんな当たり前のことがないがしろにされるのは、現代社会の影響も幾分あるのは間違いないですが、経営者自身の理念やポリシーがなく、収益性だけで事業をしているのが最大の問題だと、しがない自営業者(=私のこと)は感じた次第です。

こんな事業者は残念ながら、たくさんあるのでしょう。
収益面は低空飛行でも、理念だけは高く掲げた事業者で在りたいものです。
この運航会社みたいに、マインドが落ちぶれないよう、肝に銘じながら、日々の業務に勤しもうと思います。

パワハラ上司

2022-04-27 06:09:00 | ビジネス
文春オンラインより。

4月1日早朝、山梨県甲府市にある寿司チェーン店「無添くら寿司」に勤務する30代の男性店長が、店の駐車場で自殺していたことが「 週刊文春 」の取材でわかった。

~上司から日常的にパワハラを受けていた~

亡くなったのは中村良介さん(仮名・享年39)。中村さんは自身の車を店舗の駐車場に停め、車内に火を放ち、自ら命を絶った。

くら寿司は東証プライムに上場する回転寿司チェーンの最大手企業。「コロナ禍で飲食業界が厳しい中、2021年10月期(連結)の売上高は1476億円と過去最高を更新している」(経済誌記者)。

業績好調のさなかに衝撃的な事件は起きた。

中村さんは神奈川県出身。地元の大学を卒業後、くら寿司に入社。横浜の店舗での勤務を経て、甲府に赴任した。「本当に優しい人でバイトの子にも怒らない。面倒見が良く、従業員に好かれていた」(現役の従業員)という。

そんな中村さんについて、「今年3月に着任した上司のスーパーバイザー(SV)・X氏から日常的にパワハラを受けていた」と複数の従業員、元従業員が証言している。

「Xは店長と同期ですが、上司です。アルバイトや部下など自分より立場が下の人には威圧的な物言いをするタイプ」(元従業員)

~罵声や叱責は特に本人にはしていない~

別の元従業員によると、X氏は着任直後から頻繁に中村さんに激高。「大きな怒声が厨房からフロアにまで響き、客からクレームが入ったこともある」という。

次第に追い詰められていった中村さんは、周囲に対し「店に火をつけてやりたいと思っている。いつも空の灯油用ポリタンクを車に積んでいるんだ」などと漏らしていた。

退勤後のX氏を直撃した。

――罵声を浴びせたり叱責したのか。

「『こういう風にやるんだよ』と指導することはありましたが、そういうこと(罵声や叱責)は特に本人にはしていませんので」

~くら寿司側の回答は~

くら寿司本社にX氏のパワハラや中村さんの死の理由などについて聞くと…
〈当社において中村(※回答では本名・以下同)店長の就労状況について調査を実施しましたが、ご指摘のような中村店長に対するパワハラ行為があったとの事実は確認できておりません。

なお、ご指摘のX(※回答では本名)SVについては、当該店舗に着任して1ヶ月しかなく、その間も中村店長との間では数回程度しか接点もなかったため、そもそも「日常的」な関係性があったとの事実は確認できておりません。

事故については、ご遺族ともお話をさせていただいており、当社における業務に関連しない中村店長の個人的な事情によるものであることが推定されておりますが、プライベートに関わる問題であるため、当社としては回答を差し控えさせていただきます〉と回答した。

4月20日(水)12時配信の「 週刊文春 電子版 」および4月21日(木)発売の「週刊文春」では、中村店長が追い詰められていく様子、従業員や元従業員による詳細なパワハラ証言、そして中村店長の父親の想いについて詳しく報じる。<了>

まずは会社(組織)としては認識していたとは言わないよね。
学校のいじめ問題と似た構図だね。

私みたいな粗暴粗野な人間からすれば、どうして亡くなった店長も言い返さないのだろうと思うけど。
仕事なのだから、立場の上下はあっても、お互いに話し合う(言い合う)場面はあっても良いんじゃない?
時には感情的になる場面もあって良いと思うのだが…。それだけ真剣ってことだから。

ただ、お客様の前でガーガーと怒鳴り散らすのは言語道断。
クレームにもなっていたというから、このSVは懲罰モノじゃないのかな?
そこは配慮して、見えない場所でやり合えばいいのにね。

やはり部下の立場からすれば、自分の身(この場合は雇用や立場)に降りかかるのが怖いから言えないのかなぁ?
でも店長なら、それなりの決裁権や裁量もあるんじゃない?
上司(この場合はSV)の側も、もっと言い方に配慮できればいいのだけど、この記事のようなやり方をする「馬鹿者」も多いみたいですね。
ハッキリ言って、上司としての能力不足だね。

企業としても、本質的な部分から着手しないと第2、第3の(同様な)案件が起きるんじゃないか?
企業イメージの悪化は免れないね。
人のマネジメントをしっかりしないと、あっという間にイメージなんて瓦解するよ!
肝に銘じておくべきだね。

不法占拠

2022-04-26 05:40:36 | 社会
TBSニュースより。

日本の外交方針などを記した2022年版の「外交青書」がまとまりました。

ロシアに対する日本の外交姿勢が大きく変化しています。

きょうの閣議で報告された「外交青書」ではロシアによるウクライナ侵攻について「国際秩序の根幹への挑戦であり決して許されない」と厳しく非難し、「歴史の大転機」と位置づけています。

また、ロシアに対する融和姿勢を転換し、北方領土について「日本固有の領土であるが、現在ロシアに不法占拠されている」と日本の原則的立場を明記しました。

「不法占拠」は2003年版以来、「日本固有の領土」は2011年版以来の表現で、ロシアとの北方領土交渉は「展望を語れる状況にはない」としています。<了>

このタイミングだからこそ、このような立場(主張)を明確化したとも言えます。
そもそも、国家としての意思や主張はしっかりすべきです。
日本は控えめな国民性もあり、それができずにいました。
でも、それでは諸外国からの真の信頼は獲得できません。
そのことによる反発もあるでしょうが、国家としての指針ははっきり示さないと、強大な力に屈してしまう可能性もあるのです。

カリスマ創業者の後継問題

2022-04-25 05:08:32 | ビジネス
レスポンスより。

商売がら、カリスマ経営者の“超ワンマン”ぶりには、あきあきしているが、この創業者の“再登板”のニュースを聞いて「まさか」というよりも「やっぱり」という印象を強く感じた。

日本電産が、77歳で創業者の永守重信会長が4月21日付けで最高経営責任者(CEO)に復帰したと発表した。永守氏は昨年6月に日産自動車出身の関潤社長にCEOのポストを譲ったばかりであり、わずか1年足らずで実質的な経営トップに返り咲いたことになる。

きょうの各紙にも「永守氏がCEO復帰、日本電産、社名『ニデック』に」(日経)などと取り上げているが、永守氏はオンラインによる記者会見で、CEOに復帰した理由について「業績も決して満足できるものではない。バトンを渡したのは早すぎた」と関氏への不満をにじませたという。

ただ、この日発表した2022年3月期連結決算は、売上高、最終利益ともに過去最高を更新したものの、世界的な半導体不足もあり、1月に1万4000円近かった株価は足元で9000円を割り込んでいる。

日産自動車出身の関氏は、2018年11月に「ゴーン事件」の発覚後、一時は社長候補としても取り沙汰された人物だが、年下で旧日商岩井から転籍した内田誠氏が社長に昇格した直後、「三顧の礼」で永守氏に招かれて2020年に日本電産に入り、同年4月には社長に抜てきされた。

当面、60歳の関氏は社長職のまま、最高執行責任者(COO)を兼務し、成長分野と位置づける車載部品事業に専念するという。だが、カリスマ創業者が元気な企業で世襲以外にイエローカードを突き付けられた“雇われ社長”がそのまま居残るケースはほとんど見当たらない。<了>

カリスマとはこういうものなのだろうが、これでは将来像は見通せないよなぁ。
この会社は何度も同じような事態に直面しているわけだし…。
人間はそれぞれ、いろんなスタイルがあるわけだし、それを是認しながら前進していくものだと思うけどね。
少なくても業績が悪化しているわけでもないんだから、降格って気の毒な気もします。

そもそもCEO⇒COOは降格なのかな?
役割が微妙に異なる気もしますけど。

ポスト永守体制はどうなるのだろうか?
一抹の不安を抱えたまま時間が過ぎていくんだろうか。
株主たちも気が気でないだろうなぁ。

暴行疑惑

2022-04-24 06:24:20 | スポーツ
FOOTBALL ZONE編集部より。

熊本県の秀岳館高校サッカー部で、男性コーチが部員に暴力を加える映像が拡散しその後、部員が謝罪動画をSNSへアップする事態に発展していたなか、同サッカー部の公式ツイッターは4月23日、その動画を削除すると発表。「学校や監督、コーチに対して迷惑がかかる形になった」と、その理由も公表している。

問題になっているのは、同校サッカー部男性コーチの暴行疑惑。部員に対し殴る、蹴るの乱暴な行為をはたらく様子がSNSで拡散し波紋が広がると、サッカー部の公式ツイッター上で22日、部員が複数並んで謝罪する動画をアップし「学校から帰り、寮の鍵がなかなか開かず、感情的になりコーチを馬鹿にするような発言をしたのが今回の原因です。暴力が日常茶飯事と書いてありましたが、それは違います」などと主張した。

部員による謝罪動画を巡っては、サッカー部の指導者や責任者ではなく、生徒たちが謝罪したことへ非難の声が噴出。すると、サッカー部は23日、ツイッター上で「この件の動画について一旦削除させていただきたいと思います。理由は後ほど文面でお伝えさせていただきます」とし、部員による謝罪動画を削除したことを明かした。

さらに更新された投稿では、「昨日の動画を削除したことについて」として理由を説明。「昨日の自分達が投稿した動画を削除した理由ですが、自分達が伝えたいこと、保護者やサッカー部を応援してくださっている皆様に知ってほしいことを自分達が発信することによって聞いてほしくて出した動画が結果的に学校や監督、コーチに対して迷惑がかかる形になってしまい削除の運びとなりました。あくまでも今回の動画は自分達サッカー部員の有志が考え行動したことになります。また公式Instagram、Twitterはプロフィールに書いてある通り生徒で企画、運営を行っています。ご理解よろしくお願いします」としている。<了>

生徒側の責任もあるのだろうが、大人の側も明らかに関与しているのだから、何らかの対応はすべきじゃないのか?
少なくともコーチの蹴り(暴力)は、現代において無視できないはず。
どうして未成年である生徒たちに「学校や監督、コーチに対して迷惑がかかる形になった」と言わせるの?
それが、この学校の教育方針なのだろうか?
だとすれば、とても恐ろしい教育方針だよね。

大人がロクなもんじゃなければ、そこで教育を受ける生徒たちはおのずとおかしくなっていくんじゃないかな。
それがこのような形で表面化したように思うんだけど。

あくまでも勝手な推測ですが、日常的にこのようなことが起きているのでしょう。
恐ろしい世界ですね。
教育者たる者の姿勢(態度)じゃないと思います。
学校側の真摯な対応が遅れたのは致命傷です。
一日も早く、何らかの対応をすべきですね。

一種の働き方改革

2022-04-23 06:01:26 | ビジネス
時事通信より。

パナソニックホールディングス(HD)の三島茂樹執行役員は18日にオンライン方式で行った働き方についての説明会で、社員が希望すれば週に3日休める「選択型週休3日制」を国内の社員5000人を対象に先行導入すると表明した。
2022年度中の早期実施を目指す。

持ち株会社であるパナソニックHDのほか、人事や経理を手掛けるパナソニックオペレーショナルエクセレンスの計5000人を対象に、週休3日制を試行導入する。<了>

就業(拘束)時間よりも、採算性や生産性を求めるようになったということか?
もしくは、業績面などの点から、多くの社員を従来のまま(の条件で)雇用することができなくなったということか?

おそらく、どちらも該当するのだろう。
ここ2年のコロナ禍で、就業のあり方が大きく変革したのは事実。
オンラインも日常化してきたし、副業を是とする企業も増えてきた。

ただ、そういった流れに対応できない業種や職種もあるから、それをどのように勘案するのだろうか?
不公平感がないように対応してほしいよね。

今やサラリーマンをやっていくのも大変な時代になりました。
あと10年もしたら、日本人の仕事も大きく様変わりするのかな?

真の決別は難しいはず

2022-04-22 06:02:02 | 社会
デイリー新潮より。

「田中前理事長とは永久に決別します」。昨年12月、日本大学の加藤直人理事長は、記者会見でこう宣言した。あれから4カ月。所得税法違反で有罪が確定したばかりの日大前理事長・田中英寿氏(75)が大胆不敵な行動に出た。白昼堂々、大学の同窓会組織である「日大校友会」を訪問したのだ。「復権に向けた田中氏の反撃が始まったのではないか」と関係者は怯えているという。

<会長代理が対応>
「田中さんが相撲部の子分を引き連れ、市ヶ谷にある『日大校友会』本部を訪ねてきた。小幡純・会長代理が応対したらしい」

日大関係者の間で、衝撃的な情報が駆け巡ったのは、4月13日の昼過ぎのことである。折しもその日は田中氏の有罪判決が確定した日だった。3月29日、東京地裁はリベートとして受け取った約1億2000万円の所得を隠し、約5200万円脱税していたとして、懲役1年、執行猶予3年、罰金1300万円の判決を下したが、期限までに検察側、弁護側ともに控訴しなかった。

冒頭の通り、日大は昨年、約13年にわたりトップに君臨し、ガバナンスを歪めてきた田中氏と永久に決別すると宣言した。4月7日には、一連の不祥事の検証と改革の方向性を盛り込んだ報告書を文科省に提出。7月に発足する新体制では、過去の田中氏に権力が集中した構造を一新し、次期理事長を大学外部から選出し、学長や理事を一新させるとした。

田中氏自身も公判のなかで被告人質問に答えるかたちで、「もう大学には関わりません」と答えていた。にもかかわらず、裁判が終わるや否や、白昼堂々、大学施設を訪れたというのだ。

<誠に遺憾。あってはならないこと>
デイリー新潮が田中氏の訪問について日大に問い合わせると、広報部は「事実です」と認めた。下記は質問と回答である。

1、4月13日の午前中、田中英寿前理事長が、日大校友会施設を訪問したと伺っております。このような事実はありますか。
回答:事実です。

2、事実ならば、どのような趣旨・目的で田中氏は訪問したのでしょうか。また、どなたがどのように応対したのでしょうか。施設内に入って、小幡純・会長代理と面会したと伺っておりますが、そのような事実はありますか。
回答:これまで接見禁止だったこともあり、会長代理と校友会の業務引継ぎをしたとのことでした。

3、もし大学関係者が田中氏と面会していたならば、昨年12月に加藤直人理事長が宣言された「永久に決別する」という決意表明と齟齬が生じる可能性があります。貴大学のご見解をお聞かせください。
回答:本法人は田中氏とは決別宣言し、また校友会も昨年12月に田中氏を除名しているなかで関係者と会っていた事実は誠に遺憾であり、あってはならないことと考えます。本法人としては,田中氏の桜門会館(編註:校友会本部)を含む施設への立ち入りを禁止するよう内容証明郵便を送付し、関係者にも注意しております。

<復権を恐れる声>
日大関係者が嘆く。
「田中さんはプレゼンスを見せつけたいがために、訪れたのではないか。理事たちには、今も田中さんの息がかかった人物が含まれています。表に出ずとも、ウラから子飼いを操るかたちで、影響力を残すのではないかと危惧する声も多い」

一連の事件の舞台となった田中氏の妻が経営するJR阿佐ケ谷駅前のちゃんこ屋には、今なお日大関係者らしい人物の出入りがあるという。

日大が、田中氏の呪縛から完全に解かれる日は来るのだろうか。<了>

子飼いの人間が中枢部に居るんだよね?
それじゃ何も変わらないんじゃないかな。
院政を敷いて、見えなくなった分、余計に質が悪くなったともいえるのでは。
大きな組織だけに、簡単に変革とは行かないだろう。
腹を決められる(覚悟を持った)人間が統率を取れるか否かじゃなかろうか?
頑張ってくださいな!としか言いようがないね。

1年で退任

2022-04-21 05:58:08 | ビジネス
共同通信より。

日野自動車は18日、下義生会長が6月開催予定の定時株主総会で退任すると発表した。任期満了を理由としているが、昨年6月に会長に就いたばかりで、わずか1年で異例の退任となる。日野自は今年3月にエンジンの排出ガスや燃費性能に関する国の試験データ改ざんの問題が発覚し、業績への影響が懸念されている。

不正があったエンジンの搭載車両は国内販売の3割超を占めており、現在は生産と出荷を停止している。不正は少なくとも2016年以降に行われ、17年から21年6月までは下氏が社長を務めていた。下氏は不正を公表した記者会見で、「経営責任は大変重い」と話していた。<了>

社長だけが悪いわけではなく、会社(組織)全体の問題だよね。
かつての、M社みたいに厳しい状況に置かれるんじゃないかな?
あと経営実権を握っているT社の責任は?
さすがに無関係と言い放つことはできないだろうなぁ。


喩えが下手すぎるし、品がない。

2022-04-20 03:55:50 | ビジネス
毎日新聞より。

吉野家ホールディングスは19日、不適切発言をした子会社吉野家の伊東正明常務を解任したと発表した。伊東氏は外部の社会人向け講座に講師として登壇した際、若年層に吉野家のサービスを促す戦略について「生娘をシャブ漬け戦略」といった趣旨の発言をし、批判を集めていた。

吉野家側は解任理由を「人権・ジェンダー問題の観点から到底許容することのできない職務上、著しく不適切な言動があったため」と説明。「本日以降、当社と同氏との契約関係は一切ない」としている。<了>

この解任された元常務に、発言の善悪の分別はなかったのだろうか?
なかったから、このような残念な発言をしたのだろうけど…。

昔ならある程度は許されたかもしれないが、現代では完全にNGである。
こういう考え・発言をする上役がいる会社・組織はまだたくさんあるんでしょうね。
それが大手企業の重役な訳ですから。そりゃ日本社会も停滞するわけだ!

反面、何でもコンプラ云々と締めつける社会も、いささか窮屈すぎると思いますね。
もう少し、悠然とできる社会が望ましいと(個人的には)思います。